ふゆ‐の【冬野】
荒涼として、物寂しい冬枯れの野。《季 冬》「土までも枯れてかなしき—かな/几董」
ふゆのかたみに【冬のかたみに】
立原正秋の自伝的長編小説。昭和48年(1973)から昭和50年(1975)にかけて「新潮」誌に断続的に発表。単行本...
ふゆ‐の‐きゅうでん【冬の宮殿】
《Zimniy dvorets/Зимний дворец》⇒冬宮(とうきゅう)
ふゆ‐の‐じだい【冬の時代】
文化や産業などが低迷している状態。特に、一度隆盛をみたものが衰え、低調になるさま。「業界に—が訪れる」
ふゆのたび【冬の旅】
《原題、(ドイツ)Winterreise》シューベルトの歌曲集。1827年の作。W=ミュラーの詩に基づく。24曲か...
ふゆ‐の‐だいさんかく【冬の大三角】
《「冬の大三角形」とも》オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結んでできる三角形。...
ふゆ‐の‐ダイヤモンド【冬のダイヤモンド】
おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン、オリ...
ふゆ‐の‐だいろっかく【冬の大六角】
⇒冬のダイヤモンド
ふゆのはえ【冬の蠅】
梶井基次郎の短編小説。昭和3年(1928)「創作月刊」誌に発表。
ふゆ‐の‐はなわらび【冬の花蕨】
ハナヤスリ科の多年草。林内などで秋・冬にみられるシダ。根茎から1本の茎が伸び、栄養葉と胞子葉に分かれる。栄養葉は羽...
ふゆのひ【冬の日】
江戸前期の連句集。1冊。山本荷兮(やまもとかけい)編。貞享2年(1685)刊。芭蕉の指導のもとに尾張の蕉門が催した...
ふゆのほん【冬の本】
松浦寿輝の詩集。昭和62年(1987)刊。第18回高見順賞受賞。
ふゆのやど【冬の宿】
阿部知二の長編小説。昭和11年(1936)刊。昭和13年(1938)、豊田四郎監督により映画化。
ふゆのライオン【冬のライオン】
《原題、The Lion in Winter》 ジェームズ=ゴールドマンの戯曲。ヘンリー2世一族の複雑な人間関係を...