りき【力】
⇒りょく
りき【力】
1 体力。腕力。また、精力。ちから。「—がある」「栄養のある物を食べて—をつける」 2 人数を表す語の下に付けて、...
り‐き【利器】
1 鋭利な刃物。鋭い武器。 2 便利な機械・器具。「文明の—」 3 すぐれた才能。「多々益々弁ずるの—ならんや」〈...
り‐き【理気】
中国思想でいう理と気。理はもと玉の筋目の意から、道理・真理、さらに形而上的な本体、普遍性の意をもつ語。気はもと雲気...
りき‐えい【力泳】
[名](スル)力いっぱい泳ぐこと。
りき‐えき【力役】
1 体力を要する仕事。力仕事。肉体労働。りょくえき。「総ての—に争うて従事し」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉 2 ⇒り...
りき‐えん【力演】
[名](スル)力いっぱい演じること。熱演。「若手が初役を—する」
りき‐かく【力覚】
物に触れたとき、物から受ける抗力についての感覚。
りきかく‐フィードバック【力覚フィードバック】
⇒フォースフィードバック
りき‐かん【力感】
力強い感じ。力がこもっている感じ。「—がみなぎる彫像」
りき‐がく【力学】
1 物体間に働く力と運動との関係を研究する物理学の一分野。ガリレイとニュートンによって古典力学が完成。熱学や電磁気...
りきがく【力学】
《(ラテン)Mechanica》スイスの数学者、オイラーの著作。1736年刊。全2巻。第1巻では自由運動、第2巻で...
りきがくてき‐エネルギー【力学的エネルギー】
力学系における、運動エネルギーと位置エネルギーとの総称。また、それらの和。外力の作用のない系では、一定に保たれる。...
りき‐こう【力行】
⇒りっこう(力行)
りき‐さく【力作】
力をこめてつくった作品。
りき‐し【力士】
《古くは「りきじ」とも》 1 相撲取り。 2 「金剛(こんごう)力士」の略。 3 力の強い人。力持ち。「数万の—鬼...
りきし‐だち【力士立ち】
《「りきじだち」とも》金剛力士のような勇ましい立ち姿。仁王立ち。「思ひの外に金剛兵衛が—」〈浄・栬狩剣本地〉
りきし‐まい【力士舞】
《「りきじまい」とも》上代、伎楽(ぎがく)の舞の一。金剛(こんごう)力士の仮装をして舞う。まら振り舞。「池神の—か...
りき‐しゃ【力車】
1 荷物をのせて人力で引く車。ちからぐるま。 2 「人力車」の略。
りき‐しゃ【力者】
1 平安末期以後、髪をそった姿をし、院・門跡・寺院・公家・武家などに仕えて力仕事に携わった従者。輿(こし)を担ぎ、...
りきしゃ‐ほうし【力者法師】
「力者(りきしゃ)1」に同じ。
りき‐しょっかく【力触覚】
物を触ったり手にしたりしたときの手ごたえとしての感覚。物から受ける応力により、硬さや軟らかさ、弾力性、動きなどを把...
りき‐しょっき【力織機】
動力で動かす織機。1785年、英国のカートライトが発明した。
りき‐じん【力人】
力者。力士。相撲取り。「五人の—をして山を掘り牛を引くに」〈十訓抄・七〉
りき‐せき【力積】
力と、それが作用していた時間との積。力が時間により変化する場合には、力をそれが作用した時間で積分した値。力積は力を...
りき‐せつ【理気説】
中国、宋代の儒学説で、宇宙の本体を理とし、そこから生じる陰陽の気の運行が物を生じるとする思想。
りき‐せつ【力説】
[名](スル)相手を納得させようとして、力を込めて述べること。「有利な点を—する」
りき‐せん【力戦】
[名](スル)力いっぱい戦うこと。力闘。「—したが及ばなかった」「—奮闘」
りき‐せん【力線】
力の場を表す曲線群。曲線の各点での接線の方向は、その場における力の方向と一致する。電気力線・磁力線など。
りき‐そう【力走】
[名](スル)力いっぱい走ること。
りき‐そう【力漕】
[名](スル)ボートなどを力いっぱいこぐこと。「クルーが一体となって—する」
リキッド
1 液体。流体。 2 液体整髪料。ヘアリキッド。
リキッド‐バイオプシー
血液・尿・唾液など、わずかな体液サンプルを採取して診断する検査法。がんや腫瘍(しゅよう)に特徴的なバイオマーカーを...
リキッド‐レイアウト
《liquidは液体の意》ウェブページのデザインにおける画面構成の手法の一。ブラウザーの幅に応じてテキストや画像の...
りき‐つい【力対】
⇒偶力
りき‐てん【力点】
1 てこの原理を応用した道具で物を動かすときに力を加える所。→支点 →作用点 2 重視する所。主眼。「機能に—を置...
りき‐とう【力投】
[名](スル)野球で、投手が力をふりしぼって投球すること。「エースが—する」
りき‐とう【力闘】
[名](スル)力いっぱい戦うこと。力戦。
りきどうざん【力道山】
[1924〜1963]プロレスラー。朝鮮の生まれ。本名、百田光浩(みつひろ)。相撲界に入り、関脇の時にプロレスに転...
りきどう‐せつ【力動説】
⇒力本説
りきどう‐ふう【力動風】
世阿弥が説いた、能における鬼の演じ方の一。形も心も鬼で、からだに力をこめて強く荒々しく演じる。→砕動風(さいどうふう)
りき‐へん【力編】
小説・映画などで、精力をこめてつくり上げられた作品。力作。
りきほん‐せつ【力本説】
哲学で、一切の存在の根源にあるものは力であって、それによって生成・運動・状態などが成立するとする立場。ライプニッツ...
りきみ【力み】
1 からだに力を入れること。また、力が入ること。 2 つよがり。負けん気。 3 気負い。「—のない素直な文章」
りきみ‐かえ・る【力み返る】
[動ラ五(四)]はなはだしくりきむ。「負けてたまるかと—・る」
りき・む【力む】
[動マ五(四)]《名詞「りき(力)」の動詞化》 1 からだに力を入れる。息をつめて力をこめる。いきむ。「バーベルを...
りき‐やく【力役】
国家から課される労役。律令制では、庸と雑徭。りきえき。
りきゅう【利休】
⇒千利休(せんのりきゅう) 「利休形(がた)」「利休下駄(げた)」などの略。 [補説]書名別項。→利休
り‐きゅう【離宮】
皇居・王宮とは別に設けられた宮殿。「修学院—」
りきゅう【利休】
星川清司による千利休の伝記小説。平成6年(1994)刊行。