1. 漢文文体の名。序の類で短いもの。はしがき。

  1. 俳諧で、本文を導き出すための句。

  1. 楽府 (がふ) の一体

  1. 個人団体官職のしるしとして文書に押し、その責任権威証明するもの。木・竹・石・角・金属などに、文字や記章を彫ったもの。印形 (いんぎょう) 。判。はんこ。

  1. (梵)mudrāの訳。封印標識の意》仏教で、手指をもってつくる種々の形。その形によって菩薩 (ぼさつ) の悟りや誓願内容などを象徴的に表す。密教では特に重んじられ、刀剣蓮華などの持物 (じぶつ) をもいう。印契 (いんげい) 。印相 (いんぞう) 。「—を結ぶ」

  1. 忍術使いが術を行うときの指の組み方。

  1. インド(印度)」の略。「日—会談

  1. 物事原因。もと。「失敗の—をなす」

  1. 仏語。直接原因。⇔

  1. 古代インドの論理学で、論証しようとする命題(宗)の理由を述べる部分

  1. 人や物の数。

  1. (名詞に付き、接尾語的に用いる)ある組織に加わっている人、組織の中で何かの役や係を持つ人の意を表す。「銀行—」「評議—」「係—」

中国古代の王朝名。自称は商。「史記」殷本紀などによれば、成湯王が夏 (か) 桀 (けつ) 王を滅ぼして創始し、第30代の紂 (ちゅう) 王のときによって滅ぼされた。前16世紀ごろから、前11世紀ごろとされる。→殷墟 (いんきょ) 

[名]
  1. 大学院」の略。「—卒」

  1. 上皇法皇女院 (にょいん) の御所。転じて、上皇法皇女院尊称。「—の御所」

  1. 貴人の邸宅別荘

    1. 「その—の桜ことにおもしろし」〈伊勢・八二〉

[接尾]名詞に付く。
  1. 寺の名に添える。「回向—」「寂光—

  1. 国家機関や公共施設・団体などの名に添える。「国土地理—」「少年—

  1. 上皇法皇女院諡号 (しごう) などに添える。「後白河—」「建礼門—

  1. 戒名に添える。中世近世では、将軍など身分のある人の戒名に限られた。「安国—(=徳川家康)」「台徳—(=徳川秀忠)」

  1. 性欲色欲。また、みだらであること。「—にふける」

  1. 精液

    1. 「不浄の—付きて染みたり」〈今昔・一七・四五〉

  1. 易学で、陽に対置されて、消極的・受動的であるとされるもの。地・月・夜・女・静・偶数など。⇔

  1. 人目につかないこと。表面に現れない部分。⇔。→陰に

  1. 飲むこと。また、飲むもの。飲料。「一瓢 (いっぴょう) の—」

  1. 酒を飲むこと。酒宴。「一夜の—を共にする」

  1. 漢字の表す1音節のうち、頭子音を除いた部分声調の違いによって、平 (ひょう) ・上 (じょう) ・去 (きょ) ・入 (にゅう) の四声分類した区別。これをさらに分けて、古くは206韻としていたが、のちに整理されて106または107韻となった。

  1. 詩歌で、同一または類似の音を、一定の位置に繰り返し用いること。

  1. スポーツ用語

    1. ㋐テニス・卓球などで、ボールが規定線内に落ちること。⇔アウト

    2. ㋑ゴルフで、18ホールで構成されているコースの後半9ホール。インコース。⇔アウト

  1. 他の外来語の上に付いて、内側の、中へ、中で、などの意を表す。「—コーナー」「—プレー」

小規模のホテルや旅館。宿屋現在ではかなり大型のホテルについてもいうことがある。

おん

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