1. 仏道修行を積んだしるし。特に修験者の行う加持祈祷 (かじきとう) のききめ。

  1. ある事を行ったことによるききめ。効果

    1. 「こんな姑息手段で断えず額を冷やして見たが、一向はかばかしい—もないので」〈漱石

  1. 縁起前兆。「—が悪い」「—をかつぐ」

  1. 数学で、

    1. 方程式未知数の数。「二—方程式」

    2. 集合をつくっている一つ一つのもの。要素

  1. yuan中華人民共和国の通貨単位。1元は10角 (かく) 。人民元。ユアン。記号¥。

中国王朝の一。モンゴル帝国第5代の皇帝フビライが1271年に建国首都大都北京)。のち南宋を滅ぼして中国統一高麗 (こうらい) 安南・タイ・ビルマなどをも従えて、大帝国を築いたが、1368年、太祖朱元璋 (しゅげんしょう) に滅ぼされた。

  1. 赤または黄を含む黒色

  1. 老荘思想で説く哲理空間時間を超越し、天地万象の根源となるもの。

  1. 微妙で奥深いこと。深遠なおもむき。

    1. 「—を談じ理を折 (ひら) く」〈太平記・一〉

  1. 《玄のつく名が多いところから》江戸時代の遊里で、医者のこと。また、医者を装ったところから、僧侶の客をいう。玄様。

    1. 浅草あたりの—、色里にうかれゆきけるに」〈浮・常々草〉

  1. ものを言うこと。言った言葉。「本人の—を信じる」

  1. パロール

  1. 弓づる。

  1. (「絃」とも書く)楽器に張り、はじいたりこすったりして音を出す糸。また、それを張った楽器。琴・三味線・バイオリンなどの弦楽器。

  1. 弓を張った形の月。半円形の月。弓張り月。弦月

  1. 枡 (ます) の上縁につけた四角形の鉄のさん。

  1. 数学で、円周または曲線上の二点を結ぶ線分。また、直角三角形の斜辺

(連体詞的に用いる)もとの。もともとの。「—判決」「—著者

  1. (連体詞的に用いて)現在の。今の。「—政府」「—段階」「—チャンピオン」

  1. 現世 (げんせ) 」の略。「過—未」

    1. 「あまねく—には千幸万福に楽しみて」〈盛衰記・三九〉

  1. 現に

弦 (げん) 2」に同じ。

船の両側面。ふなべり。ふなばた。

  1. 減ること。減らすこと。「前月比10パーセントの—」⇔増 (ぞう) 

  1. 律令制刑法で、罪を軽くすること。減刑すること。

  1. 奈良時代、離宮の置かれた、畿内の特別行政区。芳野監・和泉監の二監があった。

  1. 大宰府の第三等官。

古代中国で用いられた蒸し器。鬲 (れき) の上に甑 (そう) を結合したもの。土器・青銅器ともにある。

遺伝子。

[ト・タル][文][形動タリ]
  1. 態度処置などがきびしいさま。「—として慎むべきだ」「—たる態度で臨む」

  1. おかしがたく、おごそかなさま。「今も—として存在する」「—たる事実

[形動ナリ]に同じ。→厳 (げん) に
    1. 「然るに封鎖—にして此の目的を達し得ざる時は」〈独歩・愛弟通信〉

〈研〉⇒けん

〈拳〉⇒けん

〈嫌〉⇒けん

〈験〉⇒けん

かん

がん

出典:青空文庫

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