いくじ‐のう【育児嚢】
カンガルーなどの有袋(ゆうたい)類の雌の下腹部にある育児のための袋。単孔類のハリモグラの雌や、魚類のタツノオトシゴ...
いく‐じゅ【育樹】
[名](スル)植えた樹木の手入れをすること。「—活動」
イクス
《International Council for Science》国際科学会議。各国科学アカデミーが加盟する国...
いく‐すう【育雛】
[名](スル)卵からかえったひな鳥を育てること。特に、鶏についていう。
いく‐せ【幾瀬】
1 いくつかの瀬。また、たくさんの瀬。「大井川かがりさしゆく鵜飼舟—に夏の夜を明かすらむ」〈新古今・夏〉 2 多く...
いく‐せい【育成】
[名](スル)育て上げること。育ててりっぱにすること。「後継者を—する」
いくせい‐せんしゅ【育成選手】
日本のプロ野球で、育成を目的として登録された選手。支配下登録選手に含まれず、一軍の公式戦には出場できない。
いく‐せいそう【幾星霜】
苦労を経た上での、長い年月。いくとしつき。「敗戦から—を経て今日に至る」
いく‐そ【幾そ】
《「そ」は「十(そ)」か》 1 多くの数量。どれほどたくさん。「—の羊の歩みを過ぐし来ぬらむ」〈栄花・初花〉 2 ...
いくそ‐たび【幾そ度】
1 どのくらいの回数。何回。「葦辺(あしべ)こぐ棚なし小舟—行きかへるらむ知る人もなみ」〈伊勢・九二〉 2 多くの...
いくそ‐ばく【幾そ許】
1 どれほど。どのくらい。「花ごとにあかず散らしし風なれば—わが憂しとかは思ふ」〈古今・物名〉 2 どれほど多く。...
イクソラ
アカネ科イクソラ属(サンタンカ属)の植物の総称。サンタンカ・ジャワサンタンカなどがある。
いくた【生田】
兵庫県神戸市中央区の地名。生田神社がある。 神戸市の旧区名。現在は中央区の一部。 神奈川県川崎市多摩区の地名。近辺...
いくた【生田】
姓氏の一。 [補説]「生田」姓の人物生田検校(いくたけんぎょう)生田春月(いくたしゅんげつ)生田長江(いくたちょう...
いく‐た【幾多】
数量の多いこと。あまた。数多く。「—の困難を切り抜ける」
いくた‐がわ【生田川】
神戸市を流れる川。摩耶(まや)山に源を発し、布引滝(ぬのびきのたき)となって神戸港に注ぐ。菟原処女(うないおとめ)...
いくた‐く【生田区】
⇒生田
いくた‐けんぎょう【生田検校】
[1656〜1715]江戸中期の箏曲(そうきょく)家。八橋検校の門人の北島検校門下で、生田流を創始。それまで別々に...
いくた‐しゅんげつ【生田春月】
[1892〜1930]詩人・翻訳家。鳥取の生まれ。本名、清平。浪漫的、虚無的な詩風で知られる。瀬戸内海に投身自殺し...
いくた‐じんじゃ【生田神社】
神戸市中央区にある神社。旧官幣中社。祭神は稚日女尊(わかひるめのみこと)。社地は源平合戦などの古戦場。
いくた‐ちょうこう【生田長江】
[1882〜1936]評論家・小説家・戯曲家。鳥取の生まれ。東大卒。本名、弘治。翻訳「ニイチェ全集」、評論集「最近...
いく‐たつふ【郁達夫】
[1896〜1945]中国の小説家。浙江(せっこう)省富陽の生まれ。東大留学中に郭沫若(かくまつじゃく)らと創造社...
いく‐たて
物事のなりゆき。いきさつ。「何かそこにもっと深い—でもあるのか」〈里見弴・多情仏心〉
いくた‐の‐もり【生田の森】
生田神社境内にある森。源平合戦や新田・足利氏の古戦場。
いく‐たび【幾度】
「いくど」に同じ。「—しかられたことか」「失敗したことは—もある」
いくたましんじゅう【生玉心中】
浄瑠璃。世話物。三段。近松門左衛門作。正徳5年(1715)大坂竹本座初演。遊女おさがと茶碗屋嘉平次の生玉神社での情...
いくたま‐じんじゃ【生玉神社】
生国魂神社(いくくにたまじんじゃ)の通称。
いくた‐よろず【生田万】
[1801〜1837]江戸後期の国学者。上野(こうずけ)館林の人。平田篤胤(ひらたあつたね)の門下で、越後の柏崎に...
いく‐たり【幾人】
「いくにん」に同じ。「お見えになるのは—ですか」「すでに—か集まっている」
いくた‐りゅう【生田流】
箏曲(そうきょく)の流派。生田検校の創始。主に関西で流行し、関東の山田流と近代箏曲界を二分する。
いくた‐りょくち【生田緑地】
神奈川県川崎市多摩区にある公園。枡形山(ますかたやま)を中心に自然林が残るほか、岡本太郎美術館・日本民家園・青少年...
いく‐だ【幾許】
[副](下に打消しの語を伴って用いる)いくら。どれほど。「さ寝そめて—もあらねば白妙の帯乞ふべしや恋も過ぎねば」〈...
い‐ぐち【猪口】
イグチ目のキノコの総称。アワタケ・ヌメリイグチ・ハナイグチなどがあり、傘は肉質のまんじゅう形で、裏面にひだはなく、...
い‐ぐち【鋳口】
溶かした金属を流し込むための、鋳型の上部にあけた口。
イクチオサウルス
⇒魚竜(ぎょりゅう)
イクチオステガ
古生代デボン紀後期に出現した最古の両生類。化石の頭骨は強固で長さ約15センチ、全長約90センチ。デンマークの探険隊...
イクチオトキシン
《「イクシオトキシン」とも》ウナギやアナゴの血液中に含まれるたんぱく質性の神経毒。広義には魚が産生する有毒物質の総称。
イクチオロジー
魚類学。
いくち‐しま【生口島】
《「いのくちしま」とも》広島県南東部、瀬戸内海の芸予諸島中の島。瀬戸内しまなみ海道のほぼ中央、尾道市瀬戸田町にある...
イクチノス
《「イクティノス」とも》古代ギリシャの建築家。前5世紀後半、アテナイで活躍。パルテノンなどの神殿を設計した。
いく‐つ【幾つ】
1 個数・年齢の不定・不明なときにいう語。何個。何歳。「—でもいいから、あるだけください」「来年—になりますか」 ...
イクティノス
⇒イクチノス
行(ゆ)くとして可(か)ならざるは無(な)し
何をやっても、みな十分の成果をあげることができる。
いく‐とせ【幾年】
1 どれくらいの年数。いくねん。「卒業して—が過ぎたろうか」 2 (「いくとせか」の形で)比較的少ない年数。いくね...
いく‐ど【幾度】
1 どのくらいの回数。何度。いくたび。「—読んでもおもしろい」「—となく注意する」 2 (「いくどか」の形で)若干...
いく‐どうおん【異口同音】
多くの人が口をそろえて同じことを言うこと。多くの人の意見が一致すること。「—に賛成する」
イクナートン
エジプト第18王朝第10代の王アメンホテプ4世の別名。在位、前1377〜前1358。多神教と神官の専横を嫌い、アモ...
行(ゆ)くに径(こみち)に由(よ)らず
《「論語」雍也(ようや)から》裏道や小道などを通らない。常に正道を歩いて公明正大であることのたとえ。
いく‐にち【幾日】
1 どれほどの日数。何日。「完成まで—かかるかわからない」 2 いつの日。何日。「注文した品は—にできるか」 3 ...
いく‐にん【幾人】
1 どれほどの人数。何人。「お客は—かね」 2 (「いくにんか」の形で)比較的少ない人数。何人。「あの会社には—か...