えん‐しゃ【園舎】
幼稚園・保育園などの建物。
えん‐しゃ【遠写】
写真・映画などで、遠くから場面を写すこと。ロングショット。
えん‐じゃ【演者】
《「えんしゃ」とも》 1 テレビ・舞台などに出て、芸や劇を演じる人。出演者。 2 演説をする人。
えん‐しゃくざん【閻錫山】
[1883〜1960]中国の軍人・政治家。辛亥(しんがい)革命を機に、山西省の軍および政権を握った。対日戦中は蒋介...
えん‐しゃっかん【円借款】
開発途上国の経済援助のために、日本政府が政府間の合意に基づいて行う円建ての低金利融資。→政府開発援助
えん‐しゅ【園主】
庭園・幼稚園など園という名称がつく施設の所有者、または代表者。
えん‐しゅう【円周】
1 円を形づくる線。円のまわり。 2 円を描くようにして動くこと。「互ひに手を取り—して踊る」〈航米日録・三〉
えん‐しゅう【円宗】
天台宗の異称。円頓(えんどん)宗。
えん‐しゅう【怨讐】
うらんでかたきとすること。うらみのあるかたき。おんしゅう。
えん‐しゅう【遠州】
遠江(とおとうみ)国の異称。 ⇒小堀遠州(こぼりえんしゅう) 「遠州流」の略。
えん‐しゅう【演習】
[名](スル) 1 慣れるために繰り返し習うこと。練習。「—問題」 2 実戦や非常時を想定して行う訓練。「実弾—」...
えんしゅう‐あんどん【遠州行灯】
小堀遠州が考案したと伝えられる円筒形の行灯。丸行灯。
えんしゅう‐おりもの【遠州織物】
静岡県浜松市付近で産する織物の総称。縞(しま)・絣(かすり)・織り色木綿など。
えんしゅう‐かく【円周角】
円周上の一点から他の二点に引いた二つの弦のつくる角。
えんしゅう‐ぎょがんレンズ【円周魚眼レンズ】
⇒全周魚眼レンズ
えんしゅう‐しがらき【遠州信楽】
小堀遠州の好みで作られた信楽焼の茶道具。「花橘(はなたちばな)」茶碗が代表的。
えんしゅう‐じま【遠州縞】
浜松市付近で産する木綿の縞織物。
えんしゅう‐たかとり【遠州高取】
小堀遠州の好みで作られた高取焼の茶道具。「染川」「横岳」「秋の夜」などの茶入れが代表的。
えんしゅう‐だいさきゅう【遠州大砂丘】
静岡県南部、御前崎付近から天竜川河口西方にかけての砂丘群。遠州灘(えんしゅうなだ)の沿岸流で堆積した。長さ50キロ...
えんしゅう‐なだ【遠州灘】
静岡県の御前崎(おまえざき)から愛知県の伊良湖(いらご)岬に至る太平洋の海域。
えんしゅう‐なながま【遠州七窯】
江戸前期、小堀遠州の好みの茶器を焼いた七つの窯。遠江(とおとうみ)の志戸呂(しとろ)焼、近江(おうみ)の膳所(ぜぜ...
えんしゅう‐ピッチ【円周ピッチ】
⇒サーキュラーピッチ
えんしゅう‐りつ【円周率】
円周の、直径に対する比。記号はπ(パイ)で表し、値は3.14159…で、ふつう3.14として計算する。
えんしゅう‐りゅう【遠州流】
1 茶道の流派の一。小堀遠州を開祖とし、江戸初期に成立した。 2 生け花の流派の一。宝暦・明和(1751〜1772...
えんしゅう‐りん【演習林】
林学を専攻する学生の実地研究のための森林。
えん‐しゅつ【演出】
[名](スル) 1 演劇・映画・テレビなどで、台本をもとに、演技・装置・照明・音響などの表現に統一と調和を与える作...
えん‐しゅつ【燕出】
天子のお忍びの外出。微行。
えんしゅつ‐か【演出家】
「演出1」を専門の業とする人。演出者。
えん‐しょ【炎暑】
《古くは「えんじょ」とも》真夏の焼けつくような暑さ。酷暑。《季 夏》「うまや路の—にたかき槙(まき)一樹/蛇笏」
えん‐しょ【艶書】
《古くは「えんじょ」とも》恋心を書き送る手紙。恋文。懸想文(けそうぶみ)。艶状。「袂(たもと)の中へいつの間にか入...
えんしょ‐あわせ【艶書合(わ)せ】
歌合わせの一。左右の組に分かれ、恋文や恋歌を作り合って優劣を競う遊び。懸想文(けそうぶみ)合わせ。
えん‐しょう【延焼】
[名](スル)火事が火元から他に燃え広がること。「—を免れる」「風にあおられて山火事が—する」
えん‐しょう【炎症】
生体が微生物の侵入や物理的・化学的刺激などを受けて、発熱・発赤・はれ・痛みなどの症状を呈すること。
えん‐しょう【袁紹】
[?〜202]中国、後漢末の群雄の一人。汝南汝陽の人。霊帝の没後、宮廷の宦官(かんがん)勢力を一掃。献帝を擁した董...
えん‐しょう【煙硝/焔硝】
1 硝酸カリウムのこと。 2 火薬。
えん‐しょう【煙嶂/烟嶂】
霞(かすみ)や雲などのかかっている峰。「石を集めては—の色を仮(か)り」〈太平記・二四〉
えん‐しょう【遠称】
文法で、指示代名詞のうち、話し手・聞き手のいずれからも離れた事物・場所・方向を示すもの。口語の「あれ」「あそこ」「...
えん‐しょう【塩商】
中国で、専売制となっていた塩を販売していた商人。独占的地位を占めて経済界を支配した。→塩法
えん‐しょう【厭勝】
まじない。また、まじないによって、他人を屈服させること。
えん‐しょう【縁生】
仏語。 1 すべての存在が因縁によって生まれること。因縁生。縁起。 2 因縁によって生じた結果。縁已生(えんいしょう)。
えん‐しょう【艶笑】
1 あでやかに笑うこと。 2 おかしみが含まれた性風俗の描写。「—譚(たん)」
えん‐じょう【炎上】
[名](スル) 1 《古くは「えんしょう」》火が燃え上がること。特に、大きな建造物が火事で焼けること。「タンカーが...
えんしょう‐かれい【炎症加齢】
⇒インフラメージング
えんしょう‐ざい【延焼罪】
自宅その他の自己所有物に放火し、予期せず他人の家などに燃え広がらせる罪。刑法第111条が禁じる。他人の家などの建物...
えんしょうせい‐サイトカイン【炎症性サイトカイン】
生体内で炎症反応を促進させるサイトカイン。免疫に関与し、体内に侵入した細菌やウイルスを撃退する。マクロファージやリ...
えんしょうせい‐ちょうしっかん【炎症性腸疾患】
腸管に繰り返し炎症を起こす難病の総称。長期間にわたって下痢や血便が続く。潰瘍性大腸炎・クローン病・腸管ベーチェット...
えんしょう‐せん【厭勝銭】
縁起のよい語句や図を鋳出し、災難よけや幸運を願った、まじない用の銭の形をしたお守り。中国では漢から六朝時代にかけて...
えんしょ‐うた【艶書歌】
艶書合わせのために詠んだ歌。
えんしょう‐はんのう【炎症反応】
体内に細菌やウイルスなどの異物が入ったときに生じる、生体の防御反応。免疫応答によって異物を排除し、侵襲を受けた細胞...
えんしょう‐び【煙硝火】
歌舞伎の小道具。幽霊や化け物などの出る場面で、また、銃砲を撃つ場面で、火薬を発火させて見せる火。