えびづる‐むし【葡萄蔓虫/蘡薁虫】
スカシバガ科の昆虫、ブドウスカシバの幼虫。体長3センチくらいで白っぽく、頭部は赤茶色。ブドウ・エビヅルの茎の内部に...
海老(えび)で鯛(たい)を釣(つ)る
少しの元手または労力で大きな利益を得ることのたとえ。えびたい。
えびで‐の‐にんじん【海老手の人参】
朝鮮半島の白頭山に産するチョウセンニンジン。根は飴色をし、曲がっていてエビに似る。
エビデンス
1 証拠。証言。 2 医学で、臨床結果などの科学的根拠。その治療法がよいとされる証拠。→エビデンスベーストメディシン
エビデンスベースト‐メディシン
《「科学的根拠に基づく医療」の意》医師の個人的な経験や慣習などに依存した治療法を排除し、科学的に検証された最新の研...
えびな【海老名】
神奈川県中部の市。もと相模(さがみ)国の中心地。交通の要地で、大工場が進出。住宅地化も著しい。人口12.8万(20...
えびな‐し【海老名市】
⇒海老名
えびな‐だんじょう【海老名弾正】
[1856〜1937]宗教家・教育家。福岡の人。東京、本郷教会の牧師。のち、同志社大学総長。著「基督(キリスト)教...
えび‐ね【海老根/蝦根】
ラン科エビネ属の多年草。山林や竹林に生え、高さ30〜40センチ。根茎は太くて節が多く、横にはい、エビに似る。葉は長...
えびの
宮崎県南西部の市。米作や畜産が盛ん。南部に、えびの高原がある。人口2.2万(2010)。
えびの‐こうげん【えびの高原】
宮崎県南西部にある高原。標高約1200メートル。韓国(からくに)岳・白鳥(しらとり)山・甑(こしき)岳に囲まれ、六...
えびの‐し【えびの市】
⇒えびの
えび‐の‐しっぽ【海老の尻尾】
霧氷の一。高山などで、セ氏零度以下に過冷却した霧や雲の粒が岩石・樹木などに吹きつけられて着氷したもの。風上側に伸び...
えびの‐じしん【えびの地震】
昭和43年(1968)2月21日、鹿児島県薩摩地方を震源としたマグニチュード6.1の地震。最大震度6。大きな余震が...
海老(えび)の鯛(たい)交(ま)じり
つまらないものが、すぐれたものの中に交じっていること。雑魚(ざこ)の魚(とと)交じり。
えび‐の‐はたふね【蝦の鰭槽】
大嘗祭(だいじょうさい)や新嘗祭(しんじょうさい)で、天皇が手を洗う器。土器で、両端にエビの尾に似た取っ手がついて...
えびはら‐きのすけ【海老原喜之助】
[1904〜1970]洋画家。鹿児島の生まれ。川端画学校で学んだのち、渡仏して藤田嗣治に師事。帰国後、独立美術協会...
えび‐フライ【海老フライ】
からをむいたエビに小麦粉・とき卵・パン粉をつけて、油で揚げた料理。
えび‐マヨ【海老マヨ】
《「海老のマヨネーズ和え」の略》殻をむいたエビに片栗粉をまぶして炒め(揚げ)、マヨネーズだれで和えた料理。
えび‐も【海老藻/蝦藻】
ヒルムシロ科の多年草。池や流水中に群生。全体に緑褐色で、葉は細長く、縁が波状に縮れる。初夏、水中で、淡黄褐色の小花...
えびら【箙】
1 矢を入れる武具。矢を差す方立(ほうだて)とよぶ箱と、矢をよせかける端手(はたて)とよぶ枠からなる。この左右の端...
えびら【箙】
謡曲。二番目物。世阿弥作。「箙の梅」の故事に基づく。生田川を通った旅僧に、梶原景季(かじわらかげすえ)の霊が修羅道...
えびら‐がたな【箙刀】
箙の中に矢とともに収めてある短刀。「—、首掻き刀」〈幸若・信太〉
えびら‐の‐うめ【箙の梅】
1 寿永3年(1184)の源平生田の森の合戦で、梶原景季(かじわらかげすえ)が梅の枝を箙に差して戦った故事。神戸の...
エビル‐ツイン
⇒ワイフィッシング
エビングハウス
[1850〜1909]ドイツの心理学者。記憶を数量的に測定して、忘却曲線を考案、実験心理学の創始者の一人となった。...
エビングハウス‐さくし【エビングハウス錯視】
《Ebbinghaus illusion》錯視の一つ。同じ大きさの二つの円の周囲を、それぞれ大きな円で囲んだ場合と...
エピオルニス
マダガスカル島に生息していた巨大な走鳥類。頭までの高さ約3メートル、重さ約500キロと推定されている。卵の化石は長...
エピ‐カーブ
⇒流行曲線
エピキュリアン
快楽主義者。享楽主義者。 [補説]本来はエピクロスの教説を奉じる哲学者たちの意。
エピキュリアン‐マリウス【エピキュリアン・マリウス】
《原題Marius the Epicurean》ペーターの長編小説。1885年刊。全2巻。マルクス‐アウレリウス帝...
エピクテトス
[55ころ〜135ころ]ストア学派の哲学者。奴隷であったが、のちに解放された。理性的な意志の力によって不動の心境(...
エピクロス
[前341ころ〜前270ころ]古代ギリシャの哲学者。エピクロス学派の祖。人生の目的は精神的快楽にあるとし、心境の平...
エピクロス‐しゅぎ【エピクロス主義】
1 エピクロスの教説を奉じる立場。 2 快楽主義。享楽主義。
エピグラフ
1 碑銘。碑文。 2 書物の巻頭などに引用されている銘句。題辞。
エピグラム
機知・風刺に富んだ短い文や詩。警句。寸鉄詩。
エピゲノム
DNAの塩基配列は変化せず、DNAやヒストンへの化学修飾が規定する遺伝情報。後天的な環境要因によって遺伝子発現が制...
エピゴーネン
思想・文学・芸術などの、追随者。独創性のない模倣者。亜流。 [補説]語源はギリシャ語のepigonosで、後に生ま...
エピサイクロイド
⇒サイクロイド
エピジェネシス
⇒後成説
エピジェネティクス
遺伝情報であるDNAの塩基配列の変化を伴わず、DNAやヒストンへの後天的な化学修飾によって遺伝子が制御される現象、...
エピスコパリアン‐は【エピスコパリアン派】
《Episcopalian》プロテスタント教会のうち主教制度を有する教会。英国国教会および各国の聖公会、北欧諸国や...
エピステーメー
1 知識。ドクサ(臆見(おっけん)。根拠のない主観的信念)に対して、学問的に得られる知識。 2 フランスの哲学者フ...
エピセラトーダス
オーストラリアに分布する肺魚の一。オーストラリア北部の川にすみ、全長約1.8メートルになる。ネオケラトドゥス。
エピセリウム‐さいぼう【エピセリウム細胞】
マツ科植物などで樹脂を分泌する柔細胞。樹脂が流れる樹脂道を筒状に取り囲むように存在する。
エピソード
1 小説・劇などで本筋の間にはさむ、本筋とは直接関係のない、短くて興味ある話。挿話。 2 ある人について、あまり知...
エピソード‐きおく【エピソード記憶】
長期記憶のうち、個人的経験に基づくもの。個人が体験した日々の出来事の記憶であり、時間や場所、および感情を伴ったもの...
エピゾーム
染色体に組み込まれて増殖する状態と、細胞内で染色体と離れて独立に増殖する状態の両方をとる遺伝単位(遺伝的因子)。プ...
エピタキシャルけっしょう‐せいちょう【エピタキシャル結晶成長】
⇒エピタキシャル成長
エピタキシャル‐せいちょう【エピタキシャル成長】
《epitaxial growth》基板となる結晶の上に、新しく結晶を成長させること。集積回路製作のために用いられ...