かい‐こ【蚕】
《「飼い蚕(こ)」の意》 1 カイコガの幼虫。孵化(ふか)したては黒く小さいが、のち白い芋虫となり、体長7センチく...
かい‐こ【回顧】
[名](スル) 1 過ぎ去ったことを思い起こすこと。「学生時代を—する」 2 後ろを振り返ること。「客室内を—し、...
かい‐こ【開口】
「かいこう(開口)2」に同じ。
かい‐こ【解雇】
[名](スル)使用者側から雇用契約を解除すること。首にすること。「不況で従業員を—する」「—手当」
かい‐こ【懐古】
[名](スル)昔のことをなつかしく思うこと。懐旧。「町の歴史を—する」「—趣味」
かい‐こ【買(い)子】
雇われて、品物の買い入れの仕事をする者。
かいこう
日本の海洋科学技術センター(現海洋研究開発機構)が開発した大深度潜水調査のための無人探査機。平成7年(1995)完...
かい‐こう【貝香/甲香】
貝、アカニシのふた。粉末にして練り香の材料とする。へなたり。こうこう。
かい‐こう【回航/廻航】
[名](スル) 1 船を目的の港に向かわせること。「横浜に—する指示」 2 あちこちの港を巡る航海。
かい‐こう【戒功】
仏語。戒めを守ることによって生じる功徳(くどく)。「吾十善の—によって、万乗の宝位を保つ」〈平家・一〉
かい‐こう【戒香】
持戒の人の徳が四方に影響することを、芳香の遠くまで香ることにたとえていう語。「忍辱(にんにく)の衣を著(き)つれば...
かい‐こう【改稿】
[名](スル)一度書き上げた原稿を書きなおすこと。「掲載した論文を—する」
かい‐こう【怪光】
正体のわからない、怪しい光。不思議な光。
かい‐こう【恢弘】
[名](スル)事業や制度などを押し広めること。
かい‐こう【海寇】
海上から侵入する外敵。海賊。
かい‐こう【海港】
海に面している港。また、航海船が外国貿易のために出入りする港。
かい‐こう【海溝】
比較的急な斜面に囲まれた、細長い深海底の凹地。多くが深さ6000メートル以上を示し、長さは数百キロから数千キロに及...
かい‐こう【偕行】
連れ立って行くこと。また、一緒に行うこと。
かい‐こう【開口】
1 口を開くこと。ものを言い始めること。 2 外に向かって開いていること。「—部の多い部屋」 3 ㋐能で、1曲の最...
かい‐こう【開坑】
鉱山で、新しく坑道を切り開くこと。
かい‐こう【開校】
[名](スル)学校を新設して授業を始めること。また、新設された学校の授業が始まること。⇔閉校。
かい‐こう【開港】
[名](スル) 1 新しく港や空港を開くこと。また、新しくできた港や空港の業務が始まること。「来年この町に空港が—...
かい‐こう【開講】
[名](スル)講義や講習を始めること。また、講義が始まること。「夏期講習を—する」「少人数制の塾を—する」⇔閉講。
かい‐こう【開闔】
《「かいごう」とも》 1 開くことと閉じること。「—往来しばらくもやまぬ景色の妙(たえ)なるを賞玩(しょうがん)し...
かい‐こう【邂逅】
[名](スル)思いがけなく出あうこと。偶然の出あい。めぐりあい。「旧友と—する」
かい‐こう【蟹甲】
カニのこうら。
かい‐こう【蟹行】
[名](スル) 1 カニのように横に歩くこと。横ばい。 2 「蟹行文字」の略。「時に—鳥跡に倦みたる眼(まなこ)を...
かいこう【歌意考】
江戸中期の歌論書。1巻。賀茂真淵(かものまぶち)著。明和元年(1764)成立。和歌は正しく万葉集の風姿に帰るべきだ...
かい‐こう【開孔】
[名](スル)穴を開けること。また、開けた穴。「油圧—機」「—部」
かいこう【海紅】
俳誌。大正4年(1915)、河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)の主宰により、塩谷鵜平(えんやうへい)の「壬子(じん...
かいこう‐ななせんツー【かいこう七〇〇〇Ⅱ】
日本の海洋科学技術センター(現海洋研究開発機構)が開発した大深度潜水調査のための無人探査機。平成15年(2003)...
かいこう‐いちばん【開口一番】
1 話し始めるいちばん初め。副詞的にも用いる。口を開くやいなや。「—相手を批判した」 2 寄席や落語会などで、いち...
かいこう‐おん【開口音】
オ列長母音のうち、口の開きが比較的広いものをいう。すなわち、「アウ」「カウ」「アフ」「カフ」および「キャウ」「シャ...
かいこうがた‐じしん【海溝型地震】
海側のプレートと大陸側のプレートとが接する海溝で、大陸側プレートの下に潜り込もうとする海側プレートに引きずられてた...
かいこう‐き【開口器】
口腔内の検査や手術に使用する、口を開けた状態を保つための医療器具。
かいこう‐ごうせいほう【開口合成法】
二つまたはそれ以上のアンテナや望遠鏡を配置し、得られた電磁波の干渉を解析することで、高い分解能の像を得る手法。一般...
かいこう‐しぼり【開口絞り】
望遠鏡や顕微鏡などの光学系における、光束を制限する絞り。光量も制限するため、明るさ絞りともいう。
かいこう‐しゃ【偕行社】
明治10年(1877)に創立された、陸軍将校の親睦(しんぼく)および学術研究を目的とする団体。第二次大戦後に解散し...
かいこう‐しゅうさ【開口収差】
⇒球面収差
かい‐こうしょく【灰黄色】
灰色がかった黄色。
かいこう‐じく【海溝軸】
海溝の最深部。日本海溝においては、大陸側のユーラシアプレートの下に太平洋プレートが沈み込む境界線をさす。
かいこう‐じょう【開港場】
条約や法令によって外国との貿易に使用される港。かいこうば。
かいこう‐すう【開口数】
光学顕微鏡の対物レンズの解像力を示す量の一。光軸上の物体からレンズの有効半径を見る角の正弦と、物体の存在する媒質の...
かいこう‐ず【海紅豆】
アメリカデイゴの別名。
かいこう‐たけし【開高健】
[1930〜1989]小説家。大阪の生まれ。「裸の王様」で芥川賞受賞。ベトナム戦争の取材など、行動派の作家として活...
かいこうのもり【邂逅の森】
熊谷達也の長編小説。またぎの青年の人生を描く。平成16年(2004)刊行。同年、第131回直木賞受賞。
かいこう‐ぶんぴつ【開口分泌】
⇒エキソサイトーシス
かいこう‐ほうしゅつ【開口放出】
⇒エキソサイトーシス
かいこう‐もんじ【蟹行文字】
横書きにするのが習慣になっている文字。欧文のこと。横文字。
カイコウラ
ニュージーランド南島北東部の港町。クライストチャーチの北東約190キロメートルに位置する。19世紀半ばに捕鯨の拠点...