[名](スル)
  1. 船を目的の港に向かわせること。「横浜に―する指示」

  1. あちこちの港を巡る航海。

仏語。戒めを守ることによって生じる功徳 (くどく) 。

「吾十善の―によって、万乗の宝位を保つ」〈平家・一〉

持戒の人の徳が四方に影響することを、芳香の遠くまで香ることにたとえていう語。

「忍辱 (にんにく) の衣を著 (き) つれば、―匂ひにしみ薫 (かほ) りて」〈栄花・玉の台〉

[名](スル)一度書き上げた原稿を書きなおすこと。「掲載した論文を改稿する」

貝、アカニシのふた。粉末にして練り香の材料とする。へなたり。こうこう。

正体のわからない、怪しい光。不思議な光。

[名](スル)事業や制度などを押し広めること。

海上から侵入する外敵。海賊。

海に面している港。また、航海船が外国貿易のために出入りする港。

比較的急な斜面に囲まれた、細長い深海底の凹地。多くが深さ6000メートル以上を示し、長さは数百キロから数千キロに及ぶ。海洋プレートが沈み込む境界と考えられ、陸側は地震活動が活発。トレンチ(trench)。→トラフ

連れ立って行くこと。また、一緒に行うこと。

  1. 口を開くこと。ものを言い始めること。

  1. 外に向かって開いていること。「開口部の多い部屋」

    1. ㋐能で、1曲の最初の謡いだしの部分。かいこ。

    2. ㋑中世の猿楽で、最初に登場して祝賀の意を含めたこっけいな文句を述べること。能の形成に伴い、まじめなものとなった。開口猿楽。

    3. ㋒中世の延年などの一芸で、こっけいな地口 (じぐち) やしゃれを唱えたりする話芸的なもの。㋑を取り入れたものらしい。

    4. ㋓近世、幕府の大礼能や本願寺の礼能などの儀式的な演能で、脇能の初めにワキの役が新作の祝賀の文句を謡うこと。また、その謡 (うたい) 。

鉱山で、新しく坑道を切り開くこと。

[名](スル)学校を新設して授業を始めること。また、新設された学校の授業が始まること。⇔閉校
[名](スル)
  1. 新しく港や空港を開くこと。また、新しくできた港や空港の業務が始まること。「来年この町に空港が開港する」

  1. 条約法令によって外国との貿易のために港を開くこと。「横浜は安政六年に開港された」⇔鎖港

[名](スル)講義や講習を始めること。また、講義が始まること。「夏期講習を開講する」「少人数制の塾を開講する」⇔閉講

《「かいごう」とも》

  1. 開くことと閉じること。

    1. 「―往来しばらくもやまぬ景色の妙 (たえ) なるを賞玩 (しょうがん) した」〈蘆花思出の記

  1. 平安時代の朝廷の記録所・御書所和歌所・文殿などの職名。書物の出納や雑務に従事。

  1. 鎌倉室町時代引付 (ひきつけ) 侍所 (さむらいどころ) などの職名。訴訟事務の進行などにあたった。

江戸中期の歌論書。1巻。賀茂真淵 (かものまぶち) 著。明和元年(1764)成立。和歌は正しく万葉集の風姿に帰るべきだと主張した、近世歌学史上重要なもの。

[名](スル)思いがけなく出あうこと。偶然の出あい。めぐりあい。「旧友と邂逅する」

カニのこうら。

[名](スル)
  1. カニのように横に歩くこと。横ばい。

  1. 蟹行文字」の略。

    1. 「時に―鳥跡に倦みたる眼 (まなこ) を移して」〈蘆花自然と人生

[名](スル)穴を開けること。また、開けた穴。「油圧開孔機」「開孔部」

日本の海洋科学技術センター(現海洋研究開発機構)が開発した大深度潜水調査のための無人探査機。平成7年(1995)完成。最大潜航深度1万メートル以上。深海調査研究船「かいれい」を母船とする。母船に曳航 (えいこう) されるランチャー(親機)とテレビカメラやロボットハンドを搭載するビークル(子機)で構成される。世界で最も深いマリアナ海溝チャレンジャー海淵におけるバクテリア採取に成功。平成15年(2003)、室戸岬沖でランチャーとビークルを結ぶ2次ケーブルが切断し、行方不明となった。

俳誌。大正4年(1915)、河東碧梧桐 (かわひがしへきごとう) の主宰により、塩谷鵜平 (えんやうへい) の「壬子 (じんし) 集」を合併する形で創刊。