かん‐け【官家】
1 《天子の意から》朝廷・国家のこと。 2 官位の高い家。貴人の家。 3 ⇒屯倉(みやけ)2
かん‐け【菅家】
菅原氏の家系。また、特に菅原道真(すがわらのみちざね)のこと。
かん‐げ【勧化】
[名](スル)《「かんけ」とも》 1 仏の教えを説き、信心を勧めること。「衆生を—する」 2 僧が仏寺・仏像を造営...
かん‐けい【奸計/姦計】
悪いはかりごと。悪だくみ。「—をめぐらす」「敵の—に陥る」
かん‐けい【寒閨】
独り寝の寂しい寝所。空閨(くうけい)。
かん‐けい【換刑】
罰金または科料を納めることのできない者を、一定期間、労役場に留置すること。
かん‐けい【寛刑】
寛大な刑罰。⇔厳刑。
かん‐けい【関係】
[名](スル) 1 二つ以上の物事が互いにかかわり合うこと。また、そのかかわり合い。「前後の—から判断する」「事件...
かん‐けい【関契】
律令制で、非常の場合に軍隊が三関を通過するときに使用された割符(わりふ)。
かん‐けい【還啓】
[名](スル)皇太子・三后などが出先から帰ること。
かん‐けい【簡勁】
[名・形動]言葉・文章などが、簡潔で力強いこと。また、そのさま。「—な筆遣い」
かんけい‐えんざんし【関係演算子】
二つの値の大小を比較する演算子。多くのプログラミング言語で、「AはBより大きい」場合はA>B、「AはBより小さい」...
かんけいかい【菅家遺誡】
教訓書。2巻。著者未詳。室町時代の成立といわれる。公家で守るべきことを菅原道真に仮託して33条にまとめたもの。神事...
かんけい‐かくりょうかいぎ【関係閣僚会議】
内閣で、重要な案件の検討のために随時設置される協議機関。その問題に関係の深い省庁の大臣によって構成される。「経済対...
かんけい‐がく【関係学】
ドイツの社会学者ウィーゼの理論で、社会学の対象を絶えず生起する社会関係に限定しようとする主張。ジンメルなどと共に形...
かんけい‐しき【関係式】
二つ以上の量または文字の間の相互関係を表す式。
かんけい‐しゃ【関係者】
ある事柄に関係がある人。「—以外立ち入り禁止」 [補説]新聞放送関係で、情報源を公表しないときや、情報の信頼度が高...
かんけい‐しゅうだん【関係集団】
⇒準拠(じゅんきょ)集団
かんけい‐じんこう【関係人口】
その地域と何らかの関わりがある人の数。以前住んでいた、ふるさと納税制度を通じて寄付をしたなど、さまざまな形でその地...
かんけい‐すじ【関係筋】
ある方面の事情に詳しい人々や、関与している機関。
かんけい‐せい【関係性】
人と人や、二つ以上の物事が互いにかかわり合い、影響をおよぼし合う性質。
かんけい‐だいめいし【関係代名詞】
ヨーロッパ諸語などの文法で、接続詞と代名詞の機能をもつ代名詞。英語のwho, that ドイツ語のder, wel...
かんけい‐づ・ける【関係付ける】
[動カ下一]いくつかの物事に何らかの関係をもたせる。「非行問題を家庭環境と—・けて考える」
かんけい‐データベース【関係データベース】
《relational database》⇒リレーショナルデータベース
かんけいデータベース‐かんりシステム【関係データベース管理システム】
⇒アール‐ディー‐ビー‐エム‐エス(RDBMS)
かんけい‐どうぶつ【環形動物】
動物界の一門。体形はひも状で多数の環節に分かれる。貧毛類(ミミズ)・多毛類(ゴカイ)・ヒル類などに分けられる。環節...
かんけい‐ほうこう【環形彷徨】
⇒リングワンデルンク
かんけい‐もうそう【関係妄想】
自分に無関係な周囲の人々の会話や動作などを、自分に関係づける妄想。
かんけこうしゅう【菅家後集】
平安中期の漢詩集。1巻。菅原道真著。延喜3年(903)までに成立。正式の書名は「西府新詩」。大宰府へ流されてから作...
かん‐けつ【奸譎/姦譎】
[名・形動]よこしまで、心にいつわりが多いこと。また、そのさま。かんきつ。「この残酷にして—なる神の悪戯に堪(た)...
かん‐けつ【汗血】
1 汗と血。また、血のような汗を流すこと。非常に苦労することのたとえ。 2 「汗血の馬」に同じ。
かん‐けつ【完結】
[名](スル)続いていた物事などがすっかり終わること。また、終わってまとまること。「連続ドラマが—する」「—編」「...
かん‐けつ【陥欠】
不備な部分。欠点。「どんな社会だって—のない社会はあるまい」〈漱石・三四郎〉
かん‐けつ【間欠/間歇】
一定の時間を置いて、物事が起こったりやんだりすること。
かん‐けつ【簡潔】
[形動][文][ナリ]簡単で要領を得ているさま。手みじかではっきりしているさま。「—な表現」「—に要旨を述べる」 ...
かんけつ‐うんてん【間欠運転】
機械を連続して稼働するのではなく、一定の時間をおいて稼働と停止を繰り返すこと。
かんけつ‐さっきん【間欠殺菌】
⇒間欠滅菌
かんけつせい‐はこう【間欠性跛行/間歇性跛行】
歩いているうちに下肢が痛んで正常に歩けなくなり、休息すると痛みがとれて歩けるようになる状態。動脈硬化などで下肢の血...
かんけつ‐せん【間欠泉】
一定の時間を隔てて周期的に噴き出す温泉。宮城県の鬼首(おにこうべ)温泉などでみられる。
かんけつ‐てき【間欠的】
[形動]一定の時間を置いて起こったりやんだりするさま。「—に痛みが走る」
かんけつ‐ねつ【間欠熱】
高熱と平熱とが数時間から2日おきぐらいに繰り返される発熱の型。マラリア・回帰熱などでみられる。
かんけつ‐の‐うま【汗血の馬】
漢の武帝のとき、西域地方から獲得したという名馬。血のような汗を流して、1日に千里を走るという。汗血馬(かんけつば)。
かんけつ‐はこう【間欠跛行/間歇跛行】
「間欠性跛行」に同じ。
かんけつ‐ば【汗血馬】
⇒汗血の馬
かんけつ‐めっきん【間欠滅菌】
煮沸したあと室温で放置し、再び煮沸する作業を3回以上繰り返す滅菌方法。芽胞を形成する一部の細菌に有効。間欠殺菌。
かんけぶんそう【菅家文草】
平安中期の漢詩文集。12巻。菅原道真著。昌泰3年(900)成立。前半に詩468編、後半に賦・奏状・願文などを収める。
かんけまんようしゅう【菅家万葉集】
「新撰万葉集」の異称。
かん‐けり【缶蹴り】
空き缶を使ったかくれんぼう。定めた所に置いた缶を蹴り、それを鬼がもとに戻す間に隠れる。鬼は見つけるたびに缶を踏みに...
かん‐けん【官権】
政府の持つ権力。また、官庁や官吏の権限。
かん‐けん【官憲】
1 官庁・役所。また、官吏・役人。特に警察関係にいう。「—の手を逃れる」 2 政府・官庁の規則。