かんな【鉋】
材木の表面を削ってなめらかにする大工道具。用途により平(ひら)鉋・丸鉋・溝鉋などがある。古く用いられた、柄の先に刃...
かん‐な【仮名】
《「かりな」の音変化》「かな(仮名)」に同じ。「真名(まんな)のすすみたる程に、—は、しどけなき文字こそまじるめれ...
かんな【寛和】
平安中期、花山天皇・一条天皇の時の年号。985年4月27日〜987年4月5日。かんわ。
かん‐な【漢和】
《「かんわ」の連声(れんじょう)》「漢和聯句(かんなれんく)」の略。
カンナ
カンナ科の多年草。高さ1〜2メートル。葉は広楕円形で、下部は鞘(さや)になる。夏から秋にかけて紅・黄・白色などの大...
かん‐ない【管内】
その役所が管轄する区域の内。⇔管外。
かん‐ない【館内】
図書館・博物館など、館と呼ばれる建物の内部。
かんない‐たんかんがん【肝内胆管癌】
⇒胆管細胞癌
かん‐なおと【菅直人】
[1946〜 ]政治家。山口の生まれ。市川房枝のもとでの市民運動家としての活動を経て、昭和55年(1980)社会民...
かんな‐かけ【鉋掛(け)】
鉋で材木を削ること。
かん‐ながら【随神/惟神】
[副]《古くは「かむながら」と表記。「な」は格助詞「の」に同じ、「から」は素性・性質の意》 1 神であるままに。神...
かんながら‐の‐みち【随神の道】
神代から伝わってきて、神の御心のままで人為の加わらないまことの道。神道(しんとう)。
かんな‐がわ【神流川】
群馬県南西部を流れる川。三国山北方に源を発し、利根川支流の烏川(からすがわ)に注ぐ。長さ約77キロ。中流に下久保ダ...
かん‐なぎ【巫/覡】
《「神和(かんな)ぎ」の意。「かむなぎ」とも表記》神に仕えて、神楽を奏して神意を慰め、また、神降ろしなどをする人。...
かんな‐くず【鉋屑】
鉋で材木を削るときにできる薄い木くず。
かんな‐ぜん【看話禅】
《「かんわぜん」の連声(れんじょう)。話は古則・公案のこと》公案を考え、理解していくことによって、大悟(だいご)に...
かんな‐づき【神無月】
《「かむなづき」とも表記》陰暦10月の異称。かみなしづき。かみさりづき。《季 冬》「—ふくら雀ぞ先づ寒き/其角」→...
かんなな‐どおり【環七通り】
⇒環状七号線
かんなひふみのつたえ【神字日文伝】
⇒神字日文伝(しんじひふみでん)
かん‐なび【神奈備】
⇒かむなび
カンナビジオール
大麻草に含まれるカンナビノイドの一種。鎮痛・抗痙攣(けいれん)・抗炎症・食欲増進・抗不安・免疫抑制などの薬理作用を...
カンナビノイド
大麻草に含まれる生理活性物質の総称。炭素数21の化合物で、140種以上が知られる。主要なものとして、テトラヒドロカ...
かんなび‐やま【甘南備山】
京都府南部、京田辺市にある山。標高221メートル。
かんなび‐やま【神奈備山】
《神の鎮座する山の意。「かむなびやま」とも》 奈良県高市郡明日香村にある三諸山(みもろやま)の異称。[歌枕]「三諸...
かんなべ【神辺】
広島県福山市の地名。旧町名。戦国時代は城下町。山陽道の宿駅として発展。備後絣(びんごがすり)の産地。現在は縫製工業...
かん‐なべ【燗鍋】
酒を温めるための鍋。多くは銅製で、つるやつぎ口がついている。
かんなべ‐こうげん【神鍋高原】
兵庫県北部、豊岡市の神鍋山(標高469メートル)山腹にある高原。東西4キロメートル、南北3キロメートル。標高200...
かんなみ【観阿弥】
⇒かんあみ(観阿弥)
かん‐なめ【神嘗】
「神嘗祭(かんなめさい)」の略。かむなめ。
かんなめ‐さい【神嘗祭】
毎年秋、天皇が新穀でつくった神酒と神饌(しんせん)を伊勢神宮に奉る祭儀。古くは、陰暦9月17日、明治12年(187...
かん‐なり【雷鳴】
1 「かみなり」の音変化。 2 「雷鳴(かんなり)の壺(つぼ)」の略。
かんなり‐の‐じん【雷鳴の陣】
「かみなりのじん」に同じ。「—の舎人(とねり)」〈枕・二五八〉
かんなり‐の‐つぼ【雷鳴の壺】
「かみなりのつぼ」に同じ。「—に人々集まりて」〈古今・秋上・詞書〉
かんな‐れんく【漢和聯句】
鎌倉時代以後行われた連歌・聯句の一形式。発句を五言の漢詩句で始め、以下、和語の句と交互に詠み進めるもの。かんわれん...
カンナレージョ
イタリア北東部、ベネト州の都市ベネチアの一地区。ベネチア本島北部、大運河(カナルグランデ)の北側の一帯をさす。サン...
かんなわ‐おんせん【鉄輪温泉】
大分県、別府温泉郷の温泉の一。地獄巡りの中心。泉質は単純温泉・塩化物泉・含鉄泉など。
かんなわこうづまつだ‐だんそうたい【神縄国府津松田断層帯】
神奈川県西部の丹沢山地南縁から、小田原市の相模湾岸まで約25キロメートルにわたって、東西および北西・南東方向に走る...
かん‐なん【患難】
悩みや苦しみ。難儀。患苦。「甚しき—に逢いたれども」〈中村訳・西国立志編〉
かん‐なん【艱難】
[名・形動](スル)困難に出あって苦しみ悩むこと。また、そのさま。「—をしのぐ」「現状に屏息(へいそく)せず—して...
カンナン【広南】
1592年、安南の阮(グエン)氏がベトナム南部に建てた国。約200年の間、ハノイの鄭氏と抗争したが、1775年、鄭...
かん‐なんきょくかいりゅう【環南極海流】
⇒南極環流
かんなん‐しんく【艱難辛苦】
人生でぶつかる困難や苦労。「—を乗り越えて成功する」
かんなん‐じけん【皖南事件】
1941年、中国安徽省(皖水の南)で起こった共産党の新四軍と国民党軍の武力衝突事件。国共合作に伴う中共軍の再編をめ...
かんなん‐じだい【患難時代】
キリスト教の終末論で、最後の審判の前にあるとされる時代。天変地異や疫病・戦争・飢饉など非常な困難が人類に降りかかる...
艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉(たま)にす
人間は苦労・困難を乗り越えることによってりっぱな人物になる。