カンゲルルススアーク
《グリーンランド語で大フィヨルドの意》デンマーク領グリーンランド南西内陸部の町。第二次大戦中に米国によって建設され...
かん‐げん【甘言】
人の気に入るような口先だけのうまい言葉。甘辞。「—につられる」「—を弄(ろう)する」
かん‐げん【乾舷】
船の中央部で、満載喫水線(きっすいせん)から上甲板の舷側までの高さ。これが十分にないと浮力が不足し、安全性が損なわれる。
かん‐げん【換言】
[名](スル)別の言葉で言い表すこと。言いかえること。「以上のことを—すれば」
かん‐げん【閑言】
1 静かにする話。 2 むだばなし。閑話。
かんげん【寛元】
鎌倉中期、後嵯峨天皇・後深草天皇の時の年号。1243年2月26日〜1247年2月28日。
かん‐げん【寛厳】
寛大なことと厳格なこと。「—よろしきを得る」
かん‐げん【管弦/管絃】
1 管楽器と弦楽器。横笛などの笛類と、琵琶(びわ)・琴などの弦(いと)類。また、楽器の総称。糸竹(いとたけ・しちく...
かん‐げん【諫言】
[名](スル)目上の人の過失などを指摘して忠告すること。また、その言葉。「誠意をもって主君に—する」
かん‐げん【還元】
[名](スル) 1 物事をもとの形・性質・状態などに戻すこと。「利益の一部を社会に—する」「濃縮果汁を—する」 2...
かんげん‐えん【還元炎/還元焔】
ガスバーナーの炎で、酸素の供給が少ない、温度の低い部分。一酸化炭素や水素を含み還元性がある。
かんげん‐かじゅう【還元果汁】
濃縮果汁を水で薄めたもの。→濃縮還元
かんげん‐がく【管弦楽】
洋楽で、種々の管楽器・弦楽器・打楽器の組み合わせによる大規模な合奏。また、その楽曲。オーケストラ。
かんげんがくくみきょく【管弦楽組曲】
《原題、(ドイツ)Ouvertüre》バッハの管弦楽曲。全4曲。1717年から1723年にかけての作。→G線上のアリア
かんげん‐がくだん【管弦楽団】
管弦楽を演奏する団体。オーケストラ。
かんげんがくのためのいつつのしょうひん【管弦楽のための五つの小品】
《原題、(ドイツ)5 Orchesterstücke》⇒五つの管弦楽曲
かんげんがくのためのきょうそうきょく【管弦楽のための協奏曲】
《原題Concerto for Orchestra》バルトークの管弦楽曲。全5楽章。1943年作曲。ボストン交響楽...
かんげんがくのためのパッサカリア【管弦楽のためのパッサカリア】
《原題、(ドイツ)Passacaglia für Orchester》⇒パッサカリア
かんげんがくのためのへんそうきょく【管弦楽のための変奏曲】
《原題、(ドイツ)Variationen für Orchester》シェーンベルクの管弦楽曲。1926年から19...
かんげんがくのためのみっつのしょうひん【管弦楽のための三つの小品】
《原題、(ドイツ)3 Orchesterstücke》ベルクの管弦楽曲。全3曲。1914年から1915年にかけて作...
かんげんがくのためのむっつのしょうひん【管弦楽のための六つの小品】
《原題、(ドイツ)6 Stücke für Orchester》ウェーベルンの管弦楽曲。全6曲。1909年作曲。シ...
かんげんがく‐ほう【管弦楽法】
各楽器の特徴やそれらの組み合わせ方を考察し、ある楽想や楽曲を管弦楽曲として効果的に作曲あるいは編曲する技法。
かんげん‐こう【管絃講】
仏前で読経とともに管絃を演奏して、仏徳をたたえる法会。また、管絃を奏して死者を弔う法要。かげんこう。
かんげん‐さい【管絃祭】
1 広島県の厳島神社で、陰暦6月17日の夜に行う祭礼。神輿(みこし)を船に安置して、海上で管絃を吹奏する。 2 京...
かんげんさい【管絃祭】
竹西寛子の長編小説。広島での被爆体験を主題とした作品。昭和53年(1978)刊行。同年、第17回女流文学賞受賞。
かんげん‐ざい【還元剤】
酸化還元反応で他の物質を還元し、自身は酸化される物質。水素・硫化水素・アルカリ金属など。
かんげん‐だて【還元建て】
そのままでは水に溶けない染料を、ハイドロサルファイトなどで還元し、水に溶けるようにする操作。
かんげん‐ち【還元地】
一度開墾された耕地が、再びもとの荒れ地にもどった土地。
かんげん‐てきてい【還元滴定】
⇒酸化還元滴定
かんげん‐てつ【還元鉄】
酸化鉄や鉄塩を水素などで還元して作った灰黒色の粉末状の鉄。きわめて酸化されやすく、触媒や貧血症の薬に用いる。
かんげん‐とう【還元糖】
分子内に遊離性のアルデヒド基やケトン基をもち、還元性を示す糖類。ぶどう糖・果糖・麦芽糖など。→非還元糖
かんげん‐にゅう【還元乳】
粉乳や無塩バターに水を加えて均質化し、牛乳の状態に戻したもの。
かんげん‐ひょうはくざい【還元漂白剤】
還元作用によって物質を漂白する薬剤。亜硫酸ガス・亜硫酸ナトリウムなど。
かんげん‐ぶがく【管弦舞楽】
舞楽で、演奏に管楽器と打楽器のほか、琵琶・箏(そう)などの弦楽器を加えた演出様式。
かんげん‐ぶんれつ【還元分裂】
⇒減数分裂(げんすうぶんれつ)
かんげん‐ヘモグロビン【還元ヘモグロビン】
⇒デオキシヘモグロビン
かんげん‐まい【還元米】
政府の命令で自家用米を供出した農家に、米の不足する時期、政府から配給される米。
かんげん‐りまわり【還元利回り】
不動産投資で、投資額に対する年間の賃料収入の割合。これに対して、賃料収入から管理費・税金などの経費を除いた純収入を...
かん‐こ【官戸】
1 唐代の中国で、官に所属していた賤民の一。 2 宋代以降の中国で、科挙に及第して官僚となった者の家。 3 日本の...
かん‐こ【官庫】
1 官有の倉庫。 2 国庫。
かん‐こ【乾枯】
人の言説などが味わいに欠けること。「理屈っぽくて—に過ぎる」
かん‐こ【喚呼】
[名](スル)大声で呼ぶこと。また、その声。「信号を—して確認する」
かん‐こ【歓呼】
[名](スル)喜んで、大きな声を上げること。「—の声」「—して迎える」
かん‐こ【諫鼓】
中国の伝説上の聖天子が、君主に諫言をしようとする者に打ち鳴らさせるために、朝廷の門前に設けたという鼓。いさめのつづみ。
かん‐こ【簡古】
[名・形動]簡素で古色を帯びていること。また、そのさま。「—な筆致」
かん‐こ【鹹湖】
⇒塩湖(えんこ) [補説]書名別項。→鹹湖
かん‐こ【乾湖】
湖水が蒸発または流出して干上がった地域。雨期のみ浅い湖となるものもある。
かんこ【鹹湖】
会田綱雄の詩集。昭和32年(1957)刊行。翌昭和33年(1958)、第1回高村光太郎賞受賞。
かん‐こう【刊行】
[名](スル)書籍などを印刷して世に出すこと。出版。
かん‐こう【甘汞】
塩化水銀(Ⅰ)の通称。