かんえい‐つうほう【寛永通宝】
江戸時代の代表的な銭貨。円形方孔で、表に「寛永通宝」の4字がある。寛永13〜万延元年(1636〜1860)鋳造。銅...
かんえい‐もはんこうじょう【官営模範工場】
殖産興業を推進する明治政府が設立した、民間の模範となる産業の工場や鉱山。富岡製糸場など。
かん‐えき【寒駅】
人気のない寒々とした宿駅、また、停車場。「—の酌婦は関所破りの博徒に旅費を恵むことを辞さなかった」〈荷風・濹東綺譚〉
かん‐えつ【感悦】
非常に感動してうれしく思うこと。「誠に天下の重宝なりと—して」〈太平記・二八〉
かん‐えつ【簡閲】
[名](スル)選んで数え調べること。
かん‐えつ【観閲】
[名](スル)調べ見ること。特に、軍隊などの状況を高官が査閲すること。「—式」
かんえつ‐しき【観閲式】
自衛隊で行われる儀式の一つ。旧陸軍や諸外国の観兵式に相当するもので、栄誉礼、巡閲、部隊による行進などが行われる。 ...
かんえつ‐じどうしゃどう【関越自動車道】
東京都練馬区から埼玉県川越市・群馬県高崎市・新潟県長岡市を経て新潟市に至る新潟線と、藤岡で分岐し長野市を経由して上...
かんえつ‐てんこ【簡閲点呼】
もと陸海軍で、予備役・後備役の下士官・兵や補充兵を召集して行った点呼。
かんえつ‐どう【関越道】
関越自動車道の略称。
かん‐えん【肝炎】
肝臓の炎症性疾患の総称。ウイルス性が多いが、薬物・毒素の中毒や細菌などによるものもある。食欲不振・倦怠感・吐き気・...
かん‐えん【寒煙】
寂しく立ちのぼる煙やもや。
かんえん【寛延】
江戸中期、桃園天皇の時の年号。1748年7月12日〜1751年10月27日。
かんえん‐ウイルス【肝炎ウイルス】
肝細胞内で増殖して肝炎を起こすウイルス。A型からE型まで5種類が確認されている。 [補説]A型・E型は感染者の糞便...
かんえんたいさく‐きほんほう【肝炎対策基本法】
肝炎を国内最大の感染症として認識し、肝炎対策の基本指針・基本的施策などについて定めた法律。居住地域にかかわらず適切...
かんえん‐ぴ【乾塩皮】
なまの獣皮を、保存と輸送の便のために、塩漬けにして乾かしたもの。
かんえん‐めいり【寒煙迷離】
訪れる人のない古跡などに、煙やもやが寂しく立ちさまよっていること。
かん‐おう【感応】
[名](スル)⇒かんのう(感応)
かんおう【観応】
⇒かんのう(観応)
かん‐おう【観桜】
桜の花を観賞すること。花見。《季 春》
かんおう‐かい【観桜会】
桜の花を観賞するために催される会。花見の会。
かん‐おけ【棺桶】
遺体を入れる桶。ひつぎ。
棺桶(かんおけ)に片足(かたあし)を突(つ)っ込(こ)・む
年をとって老い先の短いことのたとえ。
かん‐おん【桓温】
[312〜373]中国、東晋(とうしん)の武将。安徽(あんき)の人。字(あざな)は元子(げんし)。荊州(けいしゅう...
かん‐おん【幹音】
音楽で、嬰(えい)記号や変記号などによる半音の変化を受けていない音。ハ調長音階の各音で、ピアノなどの白鍵(はっけん...
かん‐おん【感恩】
[名](スル)人の好意や恩義に感謝すること。「その女児の眼眶(がんきょう)に—の涙浮めるを見しとて」〈中村訳・西国...
かん‐おん【漢音】
日本における漢字音の一。平安時代の初めごろまでに、遣唐使・留学僧などにより伝えられた、唐の首都長安の北方標準音に基...
かんおん‐しきそ【感温色素】
⇒感熱色素
かんおんじ【観音寺】
香川県南西端、燧灘(ひうちなだ)に面する市。水産加工業が盛ん。真言宗の観音寺の建つ琴弾(ことひき)山と、「寛永通宝...
かんおんじ‐し【観音寺市】
⇒観音寺
かんおん‐なんちょう【感音難聴】
内耳や聴神経に異常があるために起こる難聴。治療が困難な場合が多い。大きな音はよく聞こえるが、小さな音がほとんど聞こ...
かん‐か【干戈】
《「干(たて)」と「戈(ほこ)」の意》 1 武器。また、武力。「—に訴える」 2 戦争。「十に余る大国は…相闘って...
かん‐か【函架】
書物をしまう箱や棚。「—目録」
かん‐か【坩堝】
るつぼ。
かん‐か【官家】
⇒かんけ(官家)
かん‐か【柑果】
蜜柑状果(みかんじょうか)の旧称。
かん‐か【看過】
[名](スル)あることを目にしていながら、そのままほうっておくこと。見逃すこと。「—することのできない問題だ」
かん‐か【乾果】
成熟すると果皮が木質や革質になって硬くなる果実。のちに果皮が裂開する裂開果と、裂開しない閉果とに分けられる。乾燥果...
かん‐か【患家】
医者の立場から、患者のいる家。
かん‐か【換価】
[名](スル)物の値段を見積もること。値踏み。
かん‐か【閑暇/間暇】
することが何もないこと。ひま。「—を得る」
かん‐か【寛仮】
[名](スル)人の罪や欠点などを寛大に扱って、とがめだてをしないこと。「先生を愚弄する様な軽薄な生徒を—しては」〈...
かん‐か【感化】
[名](スル)考え方や行動に影響を与えて、自然にそれを変えさせること。「兄の—を受ける」「映画に—される」
かん‐か【感果】
仏語。過去または現在の行為の報いとしての結果を感じること。
かん‐か【漢家】
漢方医。「これまで—の行われたうちは」〈魯文・安愚楽鍋〉 中国の漢の帝室。 中国。「—本朝これや初めならん」〈平...
かん‐か【管下】
官庁などが管轄している範囲内にあること。管内。管轄下。「県警—」
かん‐か【瞰下】
[名](スル)見おろすこと。また、見おろす先。「近隣を—する高楼」
かん‐か【轗軻/坎坷/坎軻】
《車が思うように進まない意》世間に認められないこと。志を得ないこと。「—不遇」「妾等、何ぞ独り—臲(げっこつ)、浮...
かん‐か【鰥寡】
妻を失った男と、夫を失った女。
かん‐かい【官海】
官吏の社会を広い海にたとえた語。「—の風波穏かならず」〈紅葉・二人女房〉