こうぞう‐こ【構造湖】
断層や褶曲(しゅうきょく)などの地殻変動によって生じたくぼみに、水がたまってできた湖。
こうぞう‐こく【構造谷】
断層や褶曲(しゅうきょく)によって生じた谷。
こうぞう‐ざい【構造材】
建築物を構成する部材のうち、建物を支える骨組みとなるもの。木造建築では柱・梁・桁・土台などがこれにあたる。構造部材...
こうぞう‐しき【構造式】
分子内での原子の結合状態を図示した化学式。水のH-O-H、酸素のO=Oなど。
こうぞう‐しゅぎ【構造主義】
《(フランス)structuralisme》人間の社会的、文化的諸事象を可能ならしめている基底的な構造を研究しよう...
こうぞう‐しょく【構造色】
光の波長またはそれ以下の三次元的な微細構造によって生じる発色。シャボン玉、コンパクトディスクの記録面、タマムシやモ...
こうぞう‐じ【高蔵寺】
宮城県角田市にある真言宗智山派の寺。山号は高倉山。開創は弘仁10年(819)、開山は空海と伝えられる。阿弥陀堂は重文。
こうぞう‐じしん【構造地震】
急激な断層運動によって生じる地震。多くの地震はこれに属する。断層地震。
こうぞう‐すい【構造水】
結晶中に、水としてではなく、水酸化物イオンなどとして含まれているが、加熱すると水として失われるもの。
こうぞう‐せいぶつがく【構造生物学】
たんぱく質などの生体高分子の立体構造を調べることにより、その役割や機能を理解する生物学の一分野。X線回折・NMR・...
こうぞう‐せん【構造線】
地質構造上、2地区に区分できるような大規模な断層。中央構造線など。
こうぞうたいしん‐しひょう【構造耐震指標】
建築物の耐震性能を示す指標。数値が高いほど耐震性が高く、0.6以上であれば大規模地震による倒壊・崩壊の危険性が低い...
こうぞう‐ちしつがく【構造地質学】
地層や岩体の配列状態や相互関係、変形や地殻の運動、その原動力などを調べる地質学の一分野。
こうぞうてき‐しつぎょう【構造的失業】
経済構造やその変化に起因する慢性的な失業。摩擦的失業と合わせてミスマッチ失業という。
こうぞうてき‐ぼうりょく【構造的暴力】
貧困・飢餓・差別・抑圧などの不公正な状況を生み出す社会構造によってもたらされる、行為主体が明確ではない暴力。ノルウ...
こうぞう‐ど【構造土】
地表面に見られる対称的または幾何学的な模様の微地形。周氷河地形の一種で、その模様によって亀甲土・多角形土・円形土・...
こうぞう‐ふきょう【構造不況】
不況の原因が景気循環によるものではなく、産業構造・需要構造・経済環境などの構造変動にあるとされる不況。
こうぞう‐ぶざい【構造部材】
⇒構造材
こうぞう‐へいや【構造平野】
古い地質時代に堆積(たいせき)した水平層からなる平坦(へいたん)な低地。北アメリカ大陸の内陸低地など。
こうぞう‐りきがく【構造力学】
機械や建造物などを構成する各部材に生ずる応力や変形を計算し、適切な材質や形状、寸法の決定法を研究する学問。
こうぞ‐がみ【楮紙】
コウゾの靭皮(じんぴ)の繊維を原料として漉(す)いた紙。最も代表的な和紙で、檀紙(だんし)・奉書・杉原紙など種類も...
こう‐ぞく【公族】
明治43年(1910)の韓国併合後、前韓国の李王家に与えられた皇族に準ずる称号。第二次大戦後に廃止。
こう‐ぞく【後続】
[名](スル)あとに続くこと。また、そのもの。「—を断つ」「—する電車」
こう‐ぞく【皇族】
天皇の一族。天皇を除く、皇后・太皇太后・皇太后・親王・親王妃・内親王・王・王妃・女王の総称。
こう‐ぞく【航続】
航空機や船舶が新たに燃料を補給することなしに航行を続けること。
こうぞく‐かいぎ【皇族会議】
皇族に関する重要事項を審議・決定した旧皇室典範の機関。天皇と成年の皇族男子で構成された。第二次大戦後、皇室会議と改...
こうぞく‐きょり【航続距離】
1 船舶や航空機が、搭載した1回の燃料によって航行を続けることのできる距離。航行速度・風向・重量、また航空機の場合...
こうぞく‐ひ【皇族費】
皇室費の一。皇族としての品位保持の資に充てるために国庫から毎年支出される費用のほか、皇族が初めて独立の生計を営むと...
こうぞく‐ふ【皇族譜】
皇統譜の一。皇族の身分に関する主要事項を登録する簿冊。親王・親王妃・内親王・王・王妃・女王の、名・父母・生年月日・...
こう‐ぞめ【香染(め)】
丁子(ちょうじ)を濃く煎(せん)じた汁で染めたもの。黄色味を帯びた薄茶色。→丁子染め
こう‐ぞり【髪剃り】
《「かみそり」の音変化》 1 剃刀(かみそり)。「—脇にはさみて持(も)たり」〈落窪・二〉 2 仏門に入る式で、戒...
こうぞり‐な【髪剃菜】
キク科の越年草。山野に生える。高さ60〜90センチ。葉はへら形で束生し、中心から茎を直立する。全体に褐色の硬い毛が...
こ‐うた【小唄】
1 「小歌(こうた)3」に同じ。 2 三味線音楽の一種。端唄(はうた)から変化した、三味線のつま弾きを伴奏とする短...
こ‐うた【小歌】
1 平安時代、公的な儀式歌謡の大歌に対して、民間で流行した歌謡。また、五節の舞の伴奏歌曲である男声の大歌に対して、...
こ‐うたい【小謡】
謡曲中の短い一節を、謡うために特に抜き出したもの。祝賀・送別・追善・宴席の余興など、場に応じたものを謡う。
こう‐たい【交代/交替】
[名](スル)《古くは「こうだい」》役割や位置などを互いに入れかえること。また、互いに入れかわること。「—で休暇を...
こう‐たい【光体】
光る物体。
こう‐たい【抗体】
生体内に抗原が侵入したとき、それに対応して生成され、その抗原に対してのみ反応するたんぱく質。実際に抗体として働くの...
こう‐たい【更代】
改め代えること。また、入れ代わること。
こう‐たい【後退】
[名](スル) 1 後ろへさがること。「車を—させる」⇔前進。 2 勢いが衰えたり程度が低くなったりすること。「景...
こう‐たい【荒怠】
なげやりで、なすべきことを怠ること。「—暴恣(ぼうし)の心状」〈中島敦・弟子〉
こう‐たい【構体】
鉄道・自動車・人工衛星などの外形全体。力学的な強度を担い、内外の機器・部品を固定し、外部から内部を保護する役割をも...
こう‐たいいき【広帯域】
⇒ブロードバンド
こうたいいき‐アイエスディーエヌ【広帯域ISDN】
⇒ビー‐アイ‐エス‐ディー‐エヌ(B-ISDN)
こうたいいき‐じしんけい【広帯域地震計】
微弱な地震動を検知でき、測定可能な周波数の範囲が広い地震計。地球の深部構造の解析や震源メカニズムの研究などに利用される。
こうたいいそんせい‐かんせんぞうきょう【抗体依存性感染増強】
「ADE」に同じ。抗体依存性免疫増強。
こうたい‐いやく【抗体医薬】
抗体(免疫グロブリン)が病原体や異物などの抗原を認識するしくみを利用した薬剤。抗癌剤(こうがんざい)のように正常な...
こうたい‐おう【好太王】
⇒広開土王(こうかいどおう)
こうたい‐かく【後退角】
航空機の主翼を、胴体に対して直角より後方へ傾けて取り付けた場合の、翼の角度。
こうたいカクテル‐りょうほう【抗体カクテル療法】
2種類の抗体を同時に投与する治療法。