こうろう‐でん【後涼殿】
平安京内裏十七殿の一。清涼殿の西隣にあり、女御などの住む別殿。こうりょうでん。ごりょうでん。
こうろう‐の‐がく【黄老の学】
黄帝と老子を祖とする道家の学問の総称。「老子」の思想に基づき、無為を尊ぶ前漢初期の政治思想をさす。
こう‐ろう‐ほう【公労法】
「公共企業体等労働関係法」の略。
こうろうむ【紅楼夢】
中国の口語体長編小説。120回。前80回は曹雪芹(そうせっきん)作、後40回は高鶚(こうがく)の補作という。清代初...
劫﨟(こうろう)を◦経(へ)る
1 年功を積んで巧みになる。 2 ⇒甲羅(こうら)を経る
こうろ‐かん【鴻臚館】
奈良・平安時代の外国使節接待のための施設。難波(なにわ)・太宰府・京都などに置かれた。
こう‐ろく【厚禄】
手あつい俸禄。高禄。
こう‐ろく【高禄】
高額の俸禄。多額の禄高。「—を食(は)む」
こう‐ろく【鉤勒/勾勒】
中国画で、対象の形態を輪郭線でくくること。また、「鉤勒塡彩(てんさい)」のこと。
こうろく‐けい【光禄卿】
《中国の光禄寺の長官に相当するところから》 1 大膳大夫(だいぜんのだいぶ)の唐名。 2 宮内卿(くないきょう)の唐名。
こうろく‐じ【光禄寺】
《「寺」は役所の意》 1 中国で北斉・唐以後、膳羞(ぜんしゅう)・祭祀(さいし)・朝会などのことをつかさどった役所...
こうろく‐てんさい【鉤勒塡彩】
中国画の技法の一。対象を輪郭線で縁取り、その内側を彩色するもの。特に、花鳥画における黄氏体(こうしたい)の典型的な...
こうろ‐けい【鴻臚卿】
1 中国で、鴻臚寺の長官。 2 玄蕃頭(げんばのかみ)の唐名。
こうろ‐じ【鴻臚寺】
1 中国で、北斉以後、外国使節の接待および朝貢などをつかさどった役所。 2 玄蕃寮(げんばりょう)の唐名。
こうろ‐じだい【紅露時代】
尾崎紅葉と幸田露伴とが主導的立場にあった明治20年代の近代文学史上の一時期。
紅炉上(こうろじょう)一点(いってん)の雪(ゆき)
《「続近思録」から》紅炉の上に置いた雪がたちまちとけてしまうように、私欲や迷いなどがすっかりとけてしまうこと。
こうろ‐スラグ【高炉スラグ】
高炉での銑鉄製錬のときに、鉄鉱石から分離される不純物。鉱滓(こうさい)。
こうろ‐ぜん【黄櫨染】
染め色の名。黄色みがかった茶色。黄櫨(はぜ)の樹皮と蘇芳(すおう)の心材の煎汁に、灰汁(あく)・酢などを混ぜて染め...
こうろぜん‐の‐ごほう【黄櫨染御袍】
袍(ほう)のうち黄櫨染(こうろぜん)のもの。弘仁11年(820)に天皇の御服と定められ、明治以降は即位の礼の際にも...
こうろ‐ちょう【光路長】
光がある媒質中を進むときと同時間内に真空中を進む距離。媒質の屈折率をn、距離をdとすると、それらの積ndで表される...
こうろ‐なん【行路難】
道を行くのに難儀すること。転じて、世渡りの困難なこと。
こうろ‐ひょうしき【航路標識】
船舶が安全に航行するために設けられた標識。光波標識・音波標識・電波標識などがある。
こうろ‐びょうしゃ【行路病者】
飢えや疲れのため、旅の途中で倒れた引き取り手のない人。行き倒れ。
こうろ‐ほう【香炉峰】
中国江西省北端にある廬山(ろざん)の一峰。形が香炉に似る。白居易の「香炉峰の雪は簾(すだれ)をかかげてみる」の詩句...
こう‐ろん【口論】
[名](スル)言い争いをすること。口げんか。「—が絶えない」「ささいなことで—する」
こう‐ろん【公論】
1 世間一般の人々の意見。世論。「万機—に決すべし」 2 公平で偏らない議論。正論。「経済の—に酔て仁恵の私徳を忘...
こう‐ろん【抗論】
[名](スル)対抗して自分の意見を述べること。抗弁。反論。「むきになって—する」
こう‐ろん【高論】
1 すぐれた議論。りっぱな意見。「—卓説」 2 他人を敬って、その意見や議論をいう語。「御—を承る」
こう‐ろん【硬論】
強硬な意見・議論。
こう‐ろん【講論】
物事の道理を説き明かし論じること。講義や議論。「都会の学校に入て読書—の様子を見れば」〈福沢・学問のすゝめ〉
こうろん‐おつばく【甲論乙駁】
[名](スル)甲が論じると乙がそれに反対するというように、たがいにあれこれと論じ合うばかりで、議論の決着がつかないこと。
こうわ【弘和】
南北朝時代、南朝の長慶天皇・後亀山天皇の時の年号。1381年2月10日〜1384年4月28日。
こう‐わ【高話】
他人を敬って、その話をいう語。「御—を拝聴する」
こうわ【康和】
平安後期、堀河天皇の時の年号。1099年8月28日〜1104年2月10日。
こう‐わ【講和/媾和】
[名](スル)交戦国が、互いに協定を結んで戦争をやめ、平和を回復すること。「—を結ぶ」
こう‐わ【講話】
[名](スル)ある題目について、大勢の人にわかりやすく講義をすること。また、その話。「憲法について—する」
こうわか【幸若】
「幸若舞」の略。
こうわ‐かいぎ【講和会議】
講和条約を協議・締結するため、当事国の代表が集まって行う会議。
こうわか‐まい【幸若舞】
室町時代に流行した、曲舞(くせまい)系統の簡単な舞を伴う語り物。南北朝時代の武将桃井直常(もものいなおつね)の孫、...
こうわ‐きん【汞和金】
⇒アマルガム1
こう‐わく【惶惑】
[名](スル)おそれ、うろたえること。
こうわ‐じょうやく【講和条約】
交戦国の間で結ばれる講和のための条約。戦争の終結と平和の回復を宣言し、講和の条件として領土の割譲や賠償金などを定め...
こうわ‐ほう【口話法】
聴覚障害者に対して音声言語に基づいて言語を教える方法。補聴器を活用する聴能、話し手の口の動きや表情を読み取る読話、...
こう‐わん【港湾】
自然の地形または人工構造物により、外海と隔てられた水域。船舶の発着や停泊、貨客の積み降ろしなどの設備がある。みなと。
こうわん‐うんそう【港湾運送】
港湾で、荷主や船舶事業者の委託を受けて行われる、船荷の積み下ろし・運搬・荷さばき・数量計算などの業務。港湾運送事業...
こうわんうんそう‐じぎょう【港湾運送事業】
営利目的の有無を問わず、港湾運送を行う事業をいう。港湾運送事業法に規定。港運業。
こうわんうんそうじぎょう‐ほう【港湾運送事業法】
港湾運送に関する秩序を確立し、港湾運送事業の健全な発達を図ることを目的とする法律。昭和26年(1951)制定。
こうわん‐キャルス【港湾CALS】
⇒キャルスイーシー(CALS/EC)
こうわんくうこうぎじゅつ‐けんきゅうじょ【港湾空港技術研究所】
港湾・空港等の整備に関する調査研究・技術開発を行う、国土交通省所管の国立研究開発法人。昭和21年(1946)運輸省...
こうわん‐ちょうさ【港湾調査】
港湾統計を作成するために、国土交通省が行う基幹統計調査。一定以上の入港・貨物取扱実績がある全国のすべての港湾を対象...