サンダルウッド‐とう【サンダルウッド島】
《Sandelhouteiland》インドネシア南部、小スンダ列島中部のスンバ島の旧称。
さん‐だわら【桟俵】
米俵の両端に当てる円いわらのふた。さんだらぼうし。さんだらぼっち。
さん‐だん【三段】
1 三つの段・段階。また、第3の段・段階。 2 歌舞伎の大道具の一。高足の二重舞台に設置する三段の階段。これに赤毛...
さん‐だん【三壇】
1 三つの祭壇。 2 密教で、中央と左右に分けた壇。
さん‐だん【散弾/霰弾】
発射すると、薬莢(やっきょう)に込められた多数の細かい鉛のたまが銃口から散らばって出るように作られた銃弾。ばらだま。
さん‐だん【算段】
[名](スル) 1 苦心してよい方法や手段を考え出すこと。「居候を追い出す—をする」 2 あれこれと工夫して、金銭...
さん‐だん【讃談】
1 仏の功徳(くどく)をほめたたえ、語ること。また、その話。 2 事の是非を論じ合うこと。批評すること。「貴人、上...
さんだん‐かざり【三段飾り】
上段に内裏雛、中段に三人官女、下段に道具類を飾った雛飾り。
さんだん‐がまえ【三段構え】
支障の起こった場合を想定して、三段階の対策をたてて備えること。
さんだん‐きょう【三段峡】
広島県北西部、柴木(しわき)川の峡谷。三段の滝など、滝が多い。紅葉の名所。
さんだん‐ぎれ【三段切れ】
連歌・俳諧で、1句が五・七・五のそれぞれの末で三段に切れる発句(ほっく)。のちには、各句が物の名で切れるものをいう...
さんだん‐じゅう【散弾銃】
散弾を発射するための銃。狩猟やクレー射撃に用いられる。ショットガン。
サンダンスキ
ブルガリア南西部の町。ピリン山脈南端に位置する。古代ローマの剣奴スパルタクスの生地。古くから温泉保養地として知られ...
さんだん‐とび【三段跳び】
陸上競技の跳躍種目の一。助走から踏切板で第1歩を跳び(ホップ)、踏み切ったのと同じ足で第2歩を跳び(ステップ)、反...
さんだん‐ぬき【三段抜き】
新聞の紙面で、記事を大きく扱うために、三段分を使って見出しを組むこと。
さんだん‐の‐みしゅほう【三壇の御修法】
天皇のからだの護持のため宮中で修する三壇の秘法。如意輪法を延暦寺、不動法を三井寺、延命法を東寺の僧が務めた。
さんだん‐ばら【三段腹】
肥満して、段がつくような形で突き出た腹。段腹。
さんだん‐め【三段目】
1 浄瑠璃の3番目の段。五段からなる1曲を通じて最も重要な部分とされる。 2 《番付の三段目に書かれることから》相...
さんだん‐ろんぽう【三段論法】
論理学で、大前提・小前提および結論からなる間接推理による推論式。例えば、「人間は死ぬ」(大前提)、「ソクラテスは人...
サンダー
雷。雷鳴。
サンダーストーム
(一時的な)激しい雷雨。雷鳴を伴う暴風雨。T-storm。
サンダーバード
1 アメリカ先住民の間で、雷を起こすとされる巨大な鷲(わし)に似た鳥。 2 (Thunderbird)⇒モジラサン...
サンダー‐ベイ
カナダ、オンタリオ州南西部の都市。スペリオル湖北西岸に位置する。1970年にフォートウイリアムスとポートアーサーが...
サンダーボルト
1 雷電。稲妻。 2 (Thunderbolt)パソコンと周辺機器を結ぶインターフェース規格の一。米国インテル社と...
さん‐ち【三知】
《「論語」季氏から》道を知るのに三つの段階があること。生まれながらにして知る生知、学んでのち知る学知、苦しんでのち...
さん‐ち【三智】
仏語。3種類の智慧(ちえ)。智度論では、声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)の智である一切智、菩薩(ぼさつ)の智で...
さん‐ち【三遅】
1 昔、酒宴に遅れた者に科した罰杯。三段階に分かれ、杯が5回まわった後なら3杯、7回なら5杯、10回以上なら7杯の...
さん‐ち【山地】
1 山の多い地。周囲一帯が山である地域。 2 山が集まり連なり、大きな起伏をなしている地域。丘陵・台地に比べて規模...
さん‐ち【参知】
[名](スル)あることに参加して知ること。また、関係をもつこと。「政事に—する」
さん‐ち【産地】
1 ある物品を産出する土地。生産地。「織物の—」「—直送」 2 俗に、人の出生地。
サンチ
《(フランス)centimètreの略》センチメートル。主に大砲の口径寸法に用いる。 [補説]「糎」「珊」とも書く。
サンチアゴ
⇒サンティアゴ
さんち‐たい【山地帯】
植物の垂直分布帯の一。低地帯と亜高山帯との間に位置し、ナラ・クリ・ケヤキ・ミズナラ・カエデなどの落葉広葉樹林が優占...
サンチマン
感情。感傷。
さん‐ちゃ【山茶】
1 山野に自生する茶の木。 2 ツバキの漢名。
さん‐ちゃ【散茶】
1 茶の葉をひいて粉にしたもの。ひき茶。抹茶。 2 煎じたての香りのいい茶。煮端(にばな)。出ばな。 3 「散茶造...
さん‐ちゃく【参着】
[名](スル) 1 到着すること。「略同数の二番手は後にここへ—して」〈鴎外・大塩平八郎〉 2 「参着払い」の略。
さんちゃく‐ばらい【参着払い】
⇒一覧払い
サンチャゴ‐とりで【サンチャゴ砦】
《Porta de Santiago》マレーシア、マレー半島南西岸の都市マラッカの市街中心部にある砦。16世紀初め...
サンチャゴ‐ようさい【サンチャゴ要塞】
《Fort Santiago》フィリピンの首都マニラ中心部にある要塞。スペイン統治時代の16世紀末に建造。イントラ...
サンティアゴ‐デ‐キューバ
キューバ南東部、サンティアゴ‐デ‐キューバ州の都市。同州の州都。カリブ海のマエストラ湾に面し、背後にマエストラ山脈...
サンティアゴ‐とう【サンティアゴ島】
《Ilha de Santiago》アフリカ西岸のベルデ岬西方沖にある、カーボベルデ最大の島。首都プライアや最古の...
さんちゃ‐じょろう【散茶女郎】
江戸時代、江戸吉原の遊女の階級の一。太夫・格子女郎の次で、埋め茶女郎の上位。安永(1772〜1781)ごろ、太夫・...
さんちゃ‐づくり【散茶造(り)】
元禄(1688〜1704)ごろから見られる、江戸の遊郭新吉原の店の構え方。局店(つぼねみせ)を広く構え、大格子をつ...
さんちゃん‐のうぎょう【三ちゃん農業】
《「三ちゃん」は、じいちゃん・ばあちゃん・かあちゃん》主な働き手である男性が出かせぎや勤めに出て、他の家族により行...
サンチュ
《(朝鮮語)》チシャの栽培品種。葉は長楕円形で結球しない。朝鮮料理で焼肉などを包んで食べることから、包み菜ともいう。
さん‐ちゅう【山中】
山の中。山間。やまあい。
さんちゅうじんじょうぜつ【山中人饒舌】
江戸後期の画論書。田能村竹田著。上下2巻。文化10年(1813)に書き上げられ、天保6年(1835)刊行された。東...
山中(さんちゅう)の賊(ぞく)を破(やぶ)るは易(やす)く心中(しんちゅう)の賊(ぞく)を破(やぶ)るは難(かた)し
《王陽明「与楊仕徳薛尚誠書」から》山中に立てこもっている賊を討伐するのはやさしいが、心の中の邪念に打ち勝つことはむ...
さんちゅうほうろう【山中放浪】
今日出海(こんひでみ)による従軍記。昭和24年(1949)刊行。第二次大戦中、報道班員としてフィリピン戦線へ赴いた...