さんか‐やしょう【山歌野唱】
田舎で歌われる歌。ひなうた。
さんか‐よう【山荷葉】
メギ科の多年草。深山の林下に生え、高さ約50センチ。葉は盾形で二つに深く裂ける。夏、白い6弁花を数個開く。実は黒紫色。
さん‐からど【桟唐戸】
框(かまち)を組み立て、その間に薄い鏡板などをはめた扉。禅宗様建築とともに日本に伝来。
サン‐カルロス
フィリピン中央部、ビサヤ諸島南西部のネグロス島の港町。同島東岸に面する。タノン海峡を隔ててセブ島のトレドと相対し、...
サン‐カルロス‐デ‐バリローチェ
⇒バリローチェ
サンカルロ‐ひろば【サンカルロ広場】
《Piazza San Carlo》イタリア北西部、ピエモンテ州の都市トリノ中心部にある広場。南側にはサンカルロ教...
さんか‐ろうこう【産科瘻孔】
閉塞性分娩などに対して適切な医療処置が行われない場合、胎児の頭が母体の骨盤を長時間圧迫することにより、母体の膀胱・...
さん‐かん【三冠】
三つの栄冠。同一分野の三つの部門で最高位を手に入れることにいう。
さん‐かん【三竿】
《竹ざおを3本つないだほどの高さの意から》日や月が空高く昇ること。「旭日—時正さに八時ならんとす」〈織田訳・花柳春話〉
さん‐かん【三管】
雅楽で、唐楽に用いられる3種の管楽器。笙(しょう)・竜笛(りゅうてき)・篳篥(ひちりき)。 「三管領(さんかんれい...
さん‐かん【三関】
古代、都の防備のために設けられた三つの関所。平城京の時は、伊勢の鈴鹿(すずか)、美濃の不破(ふわ)、越前の愛発(あ...
さん‐かん【三澣/三浣】
《中国の漢・唐代、官吏が毎月の10日・20日・30日に沐浴の休暇をもらったところから》1か月を10日間ずつ三つに分...
さん‐かん【三韓】
古代朝鮮の南半部にあった韓族の馬韓・辰韓・弁韓のこと。 新羅(しらぎ)・百済(くだら)・高句麗(こうくり)のこと。
さん‐かん【山間】
山と山のあいだ。山の中。やまあい。「—の小村」「—部」
さん‐かん【参看】
[名](スル)参考として見比べること。参照。「諸資料を—する」
さん‐かん【参観】
[名](スル)その場所に行って、見ること。「授業を—する」
さん‐かん【散官】
1 律令制で、位階があって、それに相当する職務のない官。⇔職事官(しきじかん)。 2 たいした役目のない、暇な官職。
さん‐かん【算勘】
1 占いをして考えること。「陰陽道の輩を召さるるの上、参河守教隆、—に及ぶ」〈吾妻鏡・三六〉 2 数を数えること。...
さんかん‐おう【三冠王】
野球で、1シーズンに首位打者・打点王・本塁打王の三つのタイトルを獲得した選手。スキー競技などで、3部門で首位を独占...
さんかん‐がく【三韓楽】
上代に朝鮮半島から伝来した、新羅(しらぎ)・百済(くだら)・高句麗(こうくり)の楽舞。平安初期に高麗楽(こまがく)...
さん‐かん‐がく【産官学】
⇒産学官
さんかん‐こく【三関国】
三関のある国々。特に、鈴鹿(すずか)・不破(ふわ)・愛発(あらち)の三関があった伊勢・美濃・越前の三国。
さんかん‐しおん【三寒四温】
晩秋から初春にかけて、3日間くらい寒い日が続いたのちに4日間くらい暖かい日が続き、これを繰り返すこと。中国北東部や...
サンカントネール‐こうえん【サンカントネール公園】
《Parc du Cinquantenaire》ベルギーの首都、ブリュッセルの中心部にある公園。1880年、同国の...
さんかん‐ば【三冠馬】
日本の競馬で、3歳クラシックレースのうち、皐月(さつき)賞・日本ダービー・菊花賞のいずれにも優勝した馬。
さんかん‐ぶ【山間部】
山と山のあいだの地域。
さん‐かんれい【三管領】
室町幕府の管領職を世襲した、斯波(しば)・細川・畠山(はたけやま)の三家。三管。三職。さんかんりょう。
さん‐が【参賀】
[名](スル)参内して祝賀の意を表すること。特に、新年に皇居に行って祝賀の意を表すること。《季 新年》→一般参賀
さん‐が【蚕蛾】
蚕(かいこ)の羽化した成虫。かいこが。《季 夏》「—はや雌雄となるをかなしめり/節子」
さん‐が【算賀】
長寿の祝い。賀の祝い。40歳を老いの始めとして、以後10年単位で祝う。
サンガ
⇒京都サンガF.C.
さん‐がい【三界】
[名]仏語。 1 一切衆生(しゅじょう)が、生まれ、また死んで往来する世界。欲界・色界・無色界の三つの世界。 2 ...
さん‐がい【三蓋】
3層に重なっていること。みつがさね。
さん‐がい【三繋/三懸/三掛】
馬具の面繋(おもがい)・胸繋(むながい)・尻繋(しりがい)のこと。押し掛け。
さん‐がい【惨害】
いたましい被害。むごたらしい災害。「台風は各地に—をもたらした」
ざん‐がい【残害】
[名](スル)《「さんがい」とも》傷つけ、損なうこと。また、傷つけ、殺すこと。
さんがい‐いっしん【三界一心】
「三界唯心」に同じ。
さんがい‐かたく【三界火宅】
《「法華経」譬喩品(ひゆぼん)の「三界安きこと無し、猶(なお)火宅の如(ごと)し」から》迷いと苦しみに満ちた世界を...
さんがい‐がさ【三蓋笠】
《「三階笠」とも書く》馬標(うまじるし)や紋所の名。3層に重なった笠を側面から見た形を図案化したもの。
サンガイ‐こくりつこうえん【サンガイ国立公園】
《Parque Nacional Sangay》エクアドル中央部にある国立公園。1975年制定。アンデス山脈のサン...
さんがい‐しょてん【三界諸天】
仏語。三界に属する諸種の天。欲界に六欲天、色界に四禅天、無色界に四天がある。
三界(さんがい)に家(いえ)無(な)し
広い世界のどこにも、身を落ち着ける場所がない。→女(おんな)は三界に家無し
さんがいのいえ【三界の家】
林京子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は昭和59年(1984)の第11回川端康成文学賞を受賞。同年...
三界(さんがい)の首枷(くびかせ)
1 過去・現在・未来にわたり自由を束縛するもの。また、現世の苦悩のもととなるもの。恩愛の情の類。 2 《「子は三界...
さんがい‐びし【三蓋菱】
《「三階菱」とも書く》紋所の名。3層に重ねたひし形を図案化したもの。
さんがい‐ぶし【三階節/三界節】
新潟県柏崎地方の民謡。盆踊り歌。のち「米山(よねやま)さんから雲が出た」の歌い出しで、座敷歌として流行。曲名は、同...
さんがい‐ぼう【三界坊】
世の中をさまよい歩く者。放浪者。乞食(こじき)坊主。「我はこれより—」〈浄・女夫池〉
さんがい‐まつ【三蓋松】
1 枝葉が3層に重なった松。 2 《「三階松」とも書く》紋所の名。1を側面から見た形を図案化したもの。
さんがい‐むあん【三界無安】
《「法華経」譬喩品(ひゆぼん)の「三界安きこと無し、猶(なお)火宅の如(ごと)し」から》現世は苦痛に満ちていて、少...
さんがい‐ゆいしん【三界唯心】
仏語。三界のすべては心から変現したものであって、心を離れては存在しないということ。華厳経から出た語。三界一心。三界...