しし‐ざる【獅子猿】
ライオンタマリンの別名。
ししし【子思子】
中国の思想書。 もと23編であったが散逸。戦国時代の子思著。「中庸」はその残存部分といわれる。 1巻。宋の汪晫(お...
しししん‐おう【獅子心王】
イングランド王リチャード1世の異称。
獅子(しし)身中(しんちゅう)の虫(むし)
《獅子の体内に寄生して、ついには獅子を死に至らせる虫の意》 1 仏徒でありながら、仏法に害をなす者。 2 組織など...
しし‐じもの【猪じもの/鹿じもの】
《「じもの」は接尾語》(副詞的に用いて)猪(いのしし)や鹿(しか)のように。「—い這(は)ひ伏しつつぬばたまの夕(...
志士(しし)仁人(じんじん)は生(せい)を求(もと)めて以(もっ)て仁(じん)を害(がい)するなし
《「論語」衛霊公から》志士や仁者は、自分が生存するために、人の道に背くようなことはしない。
しし‐そうしょう【師資相承】
《「ししそうじょう」とも》師から弟子へと法・道を伝えていくこと。
しし‐そんそん【子子孫孫】
子孫の末の末。子孫の続く限り。「—に至るまでの家訓とする」
しし‐たけ【猪茸】
コウタケの別名。
しし‐だ【猪田/鹿田】
猪(いのしし)・鹿(しか)などが出て荒らす田。「魂(たま)合へば相寝るものを小山田の—守(も)るごと母し守らすも」...
ししち‐ほん【四七品】
「妙法蓮華経」の異称。28品からなるのでいう。
ししっ‐ぱな【獅子っ鼻】
「獅子鼻(ししばな)1」に同じ。
し‐しつ【私室】
公共の建物で、特定の個人が使用する部屋。
し‐しつ【屍室】
病院などで、遺体を一時安置しておく部屋。霊安室。
し‐しつ【紙質】
紙の品質・性質。「発色のよい—」
し‐しつ【脂質】
生体の構成成分の一つ。脂肪・ろうなどの単純脂質、燐脂質(りんししつ)・糖脂質などの複合脂質、およびステロイド・カロ...
し‐しつ【歯質】
歯の象牙質(ぞうげしつ)のこと。
し‐しつ【資質】
生まれつきの性質や才能。資性。天性。「両親の—を受け継ぐ」「—に恵まれる」
ししついじょう‐しょう【脂質異常症】
血液中のコレステロールや中性脂肪など脂質の値に異常がある状態。以前は「高脂血症」とよばれていた。この状態を放置する...
しし‐つき【肉付き】
にくづき。ししおき。「—の豊な、ふっくりとした膚(はだえ)」〈鏡花・高野聖〉
ししつ‐こうかやく【脂質降下薬】
コレステロールや中性脂肪など、血液中の脂質の量を減らす薬の総称。脂質異常症の治療薬であり、スタチン系薬剤が広く使用...
ししつたいしゃいじょう‐しょう【脂質代謝異常症】
⇒脂質異常症
ししつ‐ナノりゅうし【脂質ナノ粒子】
直径10ナノメートルから1000ナノメートル程度の脂質を主成分とする粒子。この粒子に、生体内で分解されやすい薬剤や...
ししつ‐にじゅうそう【脂質二重層】
細胞膜の基本構造を成す、リン脂質を主とする膜。隙間なく並んだリン脂質が疎水性部分を内側に、親水性部分を外側に向けて...
ししつ‐にぶんしまく【脂質二分子膜】
⇒脂質二重層
死(し)して後(のち)已(や)・む
《「論語」泰伯から》死ぬまで努力しつづける。
しし‐とう【獅子唐】
「獅子唐辛子」の略。
しし‐とうがらし【獅子唐辛子】
トウガラシの栽培品種。果実は楕円形で先が平たく、縦に溝がある。古くから日本で栽培されたピーマン。また、小形のピーマ...
しし‐なべ【猪鍋】
「牡丹(ぼたん)鍋」に同じ。《季 冬》
獅子(しし)に鰭(ひれ)
強いものが有利な条件を得て、ますます強くなることのたとえ。鬼に金棒(かなぼう)。
獅子(しし)に牡丹(ぼたん)
堂々たる獅子の姿に、華麗な牡丹の花を配した図柄。取り合わせのよいもののたとえ。
死屍(しし)に鞭(むち)打(う)つ
《伍子胥(ごししょ)が、楚(そ)の平王の死体を鞭打って父兄の恨みを晴らしたという、「史記」伍子胥伝の故事から》死ん...
しし‐の‐おもてがわ【獅子の面革】
白革に藍と赤を用いて獅子の顔の文様を型染めにした革。
獅子(しし)の子(こ)落(お)とし
《獅子は、子を生むとその子を深い谷に投げ落とし、よじ登って来た強い子だけを育てるという言い伝えから》自分の子に苦難...
しし‐の‐ざ【獅子の座】
《獅子は百獣の王であるように、仏は人中で最も尊いものであるところから》仏の座る所。また、高徳の僧などの座する所。獅子座。
しし‐の‐つの【鹿の角】
鹿(しか)の角。また、特に、鹿の角を材料とするところから、ばくち用のさいころ。「鹿の角を揉(も)む」の形で、ばくち...
鹿(しし)の角(つの)を蜂(はち)が刺(さ)す
「鹿(しか)の角を蜂が刺す」に同じ。
獅子(しし)の歯噛(はが)み
獅子が恐ろしい形相で怒ること。ひどく怒ることのたとえ。
しし‐の‐まる【獅子の丸】
獅子を円形に文様化したもの。織物・染め物・刺繍(ししゅう)のほか、染め革文様として馬具や武具に用いられた。
しし‐の‐もん【獅子の門】
《Lion's Gate》⇒聖ステパノ門
獅子(しし)の分(わ)け前(まえ)
《「イソップ物語」から》強者が、弱者を働かせて得た利益を独占すること。
しし‐ば【獅子葉】
葉の先が細かく分かれたもの。シダなどにみられ、ウイルスによる奇形とされる。
しし‐ばな【獅子鼻】
1 獅子頭の鼻のように平たくて、小鼻の開いた鼻。ししっぱな。 2 獅子の頭部の彫刻を施した木鼻(きばな)。
しし‐ばば【尿糞】
小便と大便。糞尿(ふんにょう)。
しし‐びしお【肉醤/醢】
1 魚や鳥の肉で作ったひしお。また、干し肉を刻み、麹(こうじ)と塩に漬け込んだもの。 2 古代中国で行われた極刑。...
シジフォスのしんわ【シジフォスの神話】
《原題、(フランス)Le Mythe de Sisyphe》カミュによる哲学的エッセー。ギリシャ神話のシジフォス(...
しし‐ふしゅせつ【止止不須説】
法華経の方便品にある、法華一乗の法を説くように請う舎利弗(しゃりほつ)に対して、釈迦が説くまいと答えた言葉。「止み...
しし‐ふせぎ【猪防ぎ/鹿防ぎ】
猪(いのしし)・鹿(しか)などが田畑を荒らすのを防ぐこと。また、そのための設備。
しし‐ふんじん【獅子奮迅】
獅子がふるい立って暴れまわるように、激しい勢いで物事に対処すること。「—の働きをする」
しし‐ぶえ【鹿笛】
「しかぶえ」に同じ。《季 秋》