はんべえ【半兵衛】
《「知らぬ顔の半兵衛」の略》わざと知らないふりをすること。また、その人。「—をきめ込む」
はんべい‐かいぎ【汎米会議】
米国の提唱により、南北アメリカ大陸諸国で構成する会議。汎アメリカ主義を原則として、1889年ワシントンで第1回会議...
はんべい‐しゅぎ【汎米主義】
⇒汎アメリカ主義
はん‐べそ【半べそ】
今にも泣き出しそうな顔になること。また、その顔。
はん‐べつ【判別】
[名](スル)はっきり見分けること。区別すること。「品種を—する」「善悪を—する」
はんべつ‐しき【判別式】
二次方程式ax2+bx+c=0について、その根の種類を判別するためのD=b2−4acという式。Dが正ならば二つの実...
はんべ・り【侍り】
[動ラ変]「はべり」の音変化。「ともかくも覚えたるかた—・らず」〈苔の衣・一〉 「これに過ぎたることは、よもあらじ...
はん‐ぺい【藩屏】
1 垣根。垣。防備のための囲い。藩籬(はんり)。 2 守護するもの。特に、王家を守護するもの。藩翰(はんかん)。藩...
はん‐ぺら【半ぺら】
1枚の紙の半分。
はんぺん【半平/半片】
《「はんぺい(半平)」の音変化。「半平」は創製者の名とも、その形からの称ともいう》魚肉をすりつぶし、ヤマノイモなど...
はん‐ほり【版彫(り)】
印形や版木を彫刻すること。また、その職業の人。
はんほり‐こがたな【版彫(り)小刀】
版彫り用の小刀。
はん‐ぼ【半簠】
底の浅い飯びつ。
はん‐ぼいん【半母音】
音声学の用語。調音のしかたは母音に近いが、単独では音節を作らず、子音的な性質をもつ音。現代東京語におけるヤ・ユ・ヨ...
はん‐ぼう【半紡】
縦糸に生糸、横糸に紡績絹糸を用いた絹織物。また、縦糸に紡績綿糸、横糸に手紡綿糸を用いた綿織物。
はん‐ぼう【繁忙/煩忙】
[名・形動]仕事が多くて忙しいこと。また、そのさま。「—を極めた生活」「日々の—から逃れる」「—な時期」
はん‐ぼお【半頰】
《「はんぽお」とも》武具の一。鉄面(かなめん)の一種で、目から下の顔面を保護するもの。
はん‐ぽ【反哺】
親に恩を返すこと。→烏(からす)に反哺(はんぽ)の孝あり
はん‐ぽ【半歩】
1歩の半分。また、わずかな状況の展開。「交渉が—前進する」
はん‐ぽう【藩法】
江戸時代、大名が藩を支配するために定めた法令。
はん‐ぽん【版本/板本】
1 版木に彫って印刷した本。木版本。刻本。 2 「刊本2」に同じ。
はん‐ぽん【翻本】
翻刻(ほんこく)した書物。
はん‐ま【半間】
[名・形動] 1 全部そろっていないこと。中途半端なこと。また、そのさま。はんぱ。「—な全集」 2 気のきかないこ...
はん‐まい【飯米】
飯に炊く米。食用の米。
はんまい‐のうか【飯米農家】
自家用の米と種籾(たねもみ)だけを作っている小規模な農家。
はん‐まがき【半籬】
江戸時代の遊里で、大籬(おおまがき)に次ぐ遊女屋。
はん‐まく【半幕】
能で、揚げ幕の裾を巻き上げて、幕の内にいるシテの下半身あるいは床几(しょうぎ)に腰掛けた全身を見せること。特殊な能...
ハンマメット
⇒ハマメット
ハンマー
1 槌(つち)。大型の金槌(かなづち)。 2 形や機能が1に似たもの。ピアノなどの鍵盤(けんばん)楽器の弦をたたく...
ハンマークラビア
19世紀初頭におけるピアノの呼称。 [補説]作品名別項。→ハンマークラビア
ハンマークラビア
ベートーベンのピアノソナタ第29番の通称。変ロ長調。1818年から1819年にかけて作曲、ルドルフ大公に献呈された...
ハンマー‐スロー
⇒ハンマー投げ
ハンマー‐ダルシマー
⇒ダルシマー
ハンマートー
ハンマー状のつま先。きつい靴をはいたために足指の関節が曲がったままの状態に変形したもの。
ハンマー‐なげ【ハンマー投げ】
陸上競技で、投擲(とうてき)種目の一。直径2.135メートルのサークル内から、ハンマー3を、からだを回転させながら...
ハンマー‐ミル
多数のハンマーを外周に取り付けた円筒を回転させて、衝撃や摩擦により原料を粉砕する機械。
ハンマー‐ゆび【ハンマー指】
⇒槌指
はん‐み【半身】
1 相手に対して、からだを斜めに向けること。また、その姿勢。「—の構え」 2 魚を二枚あるいは三枚におろしたときの...
はん‐みち【半道】
1 1里の半分。約2キロ。半里。「碓氷の絶頂より—あまりは、紅葉已に散り」〈蘆花・自然と人生〉 2 全行程の半分。
ハン‐ミュンデン
⇒ミュンデン
はん‐ミューオン【反ミューオン】
⇒反μ粒子
はんミュー‐ニュートリノ【反μニュートリノ/反ミューニュートリノ】
反ニュートリノの一。μニュートリノに対して存在する。→反ニュートリノ
はんミュー‐りゅうし【反μ粒子/反ミュー粒子】
素粒子の一。μ粒子の反粒子で質量はμ粒子と同じく、電荷は正で、スピン半整数。崩壊して電子ニュートリノと反μニュート...
はん‐みょう【斑猫/斑蝥】
1 ハンミョウ科の昆虫。体長2センチくらい。体は光沢があり、緑・紫・赤・青などの斑紋をもつ。日当たりのよい砂地や山...
はん‐む【煩務/繁務】
わずらわしくて忙しい勤務。
ハンムラビ
⇒ハムラビ
ハンムラビほうてん【ハンムラビ法典】
⇒ハムラビ法典
はんむら‐りょう【半村良】
[1933〜2002]小説家。東京の生まれ。本名、清野平太郎。SFの手法を取り入れた伝奇的な時代小説で人気を得る。...
はん‐め【半目】
1 片目であること。 2 2個のさいころを振って出た目の合計が、奇数であること。→半3 3 ⇒半眼
はん‐めい【反命】
[名](スル)使者が任務を終えて戻り、その結果を報告すること。復命。