はつのり‐うんちん【初乗り運賃】
⇒初乗り3
はつ‐はつ【発発】
「発動発電機」の略。
はつ‐はつ【端端】
[副]ちらっと。かすか。「—に人を相見ていかにあらむいづれの日にかまた外(よそ)に見む」〈万・七〇一〉
はつ‐はな【初花】
1 その季節に初めて咲く花。 2 その草木に初めて咲く花。 3 その春に初めて咲く花。多く桜にいう。《季 春》「—...
はつはな‐いわい【初花祝(い)】
女子が初潮を迎えた祝い。初他火(ういたび)。
はつはな‐ぞめ【初花染め】
ベニバナの初花で染めること。また、その染めたもの。「くれなゐの—の色深く思ひし心我忘れめや」〈古今・恋四〉
はつ‐はる【初春】
春の初め。新春。新年。《季 新年》「—や思ふ事なき懐手/紅葉」
はつはる‐きょうげん【初春狂言】
歌舞伎で、正月に上演する狂言。また、その興行。古くは正月2日を初日としたが、のち15日などになり、江戸では曽我(そ...
はつはる‐づき【初春月】
陰暦1月の異称。
はつ‐ば【発馬】
[名](スル)競馬などで、馬が走り出すこと。「いっせいに—する」
はつ‐ばい【発売】
[名](スル)商品を売り出すこと。「新製品を—する」「本日—」
はつばい‐きんし【発売禁止】
違法な出版物や禁制品などの発売を法的に差し止めること。発禁。
はつ‐ばしょ【初場所】
正月に行われる大相撲の本場所。東京で行われる。一月場所。《季 新年》「—の土俵はやくも荒るるかな/万太郎」
はつ‐ひ【初日】
元旦の朝日。初日の出。《季 新年》「空近くあまりまばゆき—かな/子規」
はつ‐ひかげ【初日影】
元日の朝日の光。《季 新年》「夕方になれば汚るる—/虚子」
はつ‐ひので【初日の出】
元日の日の出。はつひ。《季 新年》「馳け上る松の小山や—/漱石」
はつびさんぽう【発微算法】
江戸前期の和算書。数学者、関孝和の著。延宝2年(1674)刊。沢口一之の著作「古今算法記」の中にある、天元術では解...
はつ‐びな【初雛】
女児の初節句に飾る雛人形。また、その祝い。《季 春》
はつ‐びょう【発病】
[名](スル)病気が起こること。病気になること。「過労がもとで—する」「—率」
はつ‐ふじ【初富士】
元旦に富士山を眺めること。また、その富士山。《季 新年》「—にかくすべき身もなかりけり/汀女」
はつ‐ふどう【初不動】
その年最初の不動尊の縁日。1月28日。《季 新年》「正月の末の寒さや—/万太郎」
はつ‐ふゆ【初冬】
冬の初め。しょとう。また、陰暦10月の異称。《季 冬》「—や日和になりし京はづれ/蕪村」
はつ‐ぶたい【初舞台】
1 俳優として初めて舞台に出て演技すること。また、その舞台。「—を踏む」 2 初めて公式の場で物事を行うこと。また...
は‐つぶり【半首/半頭】
顔面を防御する武具の一。前額部から両ほおにかけて覆う鉄製の面具。平安末期から鎌倉時代に用いられた。はつむり。
はつ‐ほ【初穂】
1 その年最初に実った稲の穂。 2 その年最初に収穫した穀物・野菜・果実など。 3 その年最初に収穫し、神仏・朝廷...
はつほ‐りょう【初穂料】
神道で、儀式のときに神前にささげる供物の金品。→初穂3
はつ‐ぼく【発墨】
硯(すずり)ですったときの、墨汁の濃淡や光沢のぐあい。墨のすれぐあい。
はつ‐ぼく【溌墨】
水墨画の技法の一。画面に墨をそそいで一気に着衣の人物像や山・石・樹木などの形を描くと同時に、その濃淡で立体感を表す...
はつ‐ぼし【初星】
相撲で、初めての白星。初白星。
はつ‐ぼん【初盆】
「新盆(にいぼん)」に同じ。
はつ‐まいり【初参り】
[名](スル)「初詣(はつもう)で」に同じ。《季 新年》「大雪に賽銭(さいせん)減りぬ—/三允」
はつ‐まくら【初枕】
「新枕(にいまくら)」に同じ。
はつ‐まご【初孫】
初めての孫。ういまご。
はつ‐まゆ【初繭】
その年に初めてとれた繭。
はつ‐み【初巳】
正月の最初の巳の日。この日弁財天に参詣する習慣がある。《季 新年》
はつみ‐ぐさ【初見草】
春の松、夏の卯(う)の花、秋の萩(はぎ)、寒菊または雪のこと。
はつ‐みせ【初店/初見世】
遊女が初めて店に出て客をとること。
はつみ‐づき【初見月】
陰暦正月の異称。
はつ‐みみ【初耳】
初めて耳にすること。初めて聞くこと。また、その話。「君が同郷だったとは—だ」
はつ‐みやまいり【初宮参り】
「宮参り2」に同じ。
はつ‐む【撥無】
[名](スル)払いのけて信じないこと。否定して排除すること。「憎愛の二極を—して」〈有島・惜みなく愛は奪ふ〉
はつ‐むかし【初昔】
1 茶摘みの最初の日に摘んだ葉茶で製した抹茶の銘。本来、小堀遠州が従来の白みを帯びた色の茶を名付けたもの。「昔」を...
はつ‐むこいり【初婿入り】
婿が初めて嫁方に行き、正式に嫁方の両親と親子の杯を交わすこと。
は‐つむり【半首/半頭】
「はつぶり」に同じ。
はつ‐めい【発明】
[名](スル) 1 今までなかったものを新たに考え出すこと。特に、新しい器具・機械・装置、また技術・方法などを考案...
はつめい‐おう【発明王】
すぐれた発明を数多く生み出す人。多くエジソンをさしていう。
はつめい‐けん【発明権】
発明者が、その発明を独占することができる権利。→特許権
はつ‐めいげつ【初名月】
陰暦8月15日夜の月。9月13日の後(のち)の月に対していう。中秋(ちゅうしゅう)の名月。
はつめいしゃ‐しゅぎ【発明者主義】
特許を受ける権利や特許権は、発明が完成した時点で、発明者に帰属するという考え方。 [補説]「特許を受ける権利」とは...
はつめい‐ほうしゅう【発明報酬】
職務発明を行った従業者に対して、企業が支払う報酬。