ふか‐ひ【不可避】
[名・形動]避けようがないこと。また、そのさま。「国交断絶は—だ」
ふか‐ひれ【鱶鰭】
サメのひれの外皮を取り去って干した食品。中国料理の材料となる。鱶潤目(ふかうるめ)。ふかのひれ。
フカ‐フォールズ
⇒フカ滝
ふか‐ふか
[副](スル) 1 柔らかくふっくらしているさま。「—(と)した布団」 2 よく考えないで物事をするさま。うかうか...
ふか‐ぶか【深深】
[副]いかにも深く感じられるさま。「—と山の空気を吸う」「—とおじぎをする」
ふか‐ぶん【不可分】
[名・形動]密接に結びついていて、分けたり切り離したりできないこと。また、そのさま。「両者は—な(の)関係にある」
ふか‐ぶんさん【負荷分散】
⇒ロードバランシング
ふかぶんさん‐そうち【負荷分散装置】
⇒ロードバランサー
ふかぶん‐ぶつ【不可分物】
性質や価値を損なうことなしには分割できない物。家屋1棟・自動車1台など。
ふか‐プリズム【付加プリズム】
⇒付加体
ふか‐べり【深縁】
畳・ござなどのへりを広くすること。また、そのへり。
ふか‐ぼり【深掘り】
[名](スル) 1 深く掘ること。深く掘れること。「—技術」「川底の—が生じる」 2 深く調べたり考えたりすること...
ふか‐ま【深間】
[名・形動] 1 水などの深い所。深み。「谷の—に落ち込む」 2 男女が、別れられないほど深い仲になること。また、...
ふか‐まさ・る【深増さる】
[動ラ五(四)]いっそう深くなる。「情欲の執着は—・って行った」〈里見弴・多情仏心〉
ふか‐ま・る【深まる】
[動ラ五(四)]ある状態や程度がしだいに深くなっていく。「秋が—・る」「愛が—・る」
ふか‐み【深み】
1 深さの度合い。深いという感じ。「樹木の緑の—がます」 2 川などの深い所。深間。「—にはまる」⇔浅み。 3 表...
ふかみ‐ぐさ【深見草】
1 牡丹(ぼたん)の別名。 2 ヤブコウジの別名。
ふか‐みず【深水】
切り花を長持ちさせる方法の一。花が水につからないよう紙でくるむなどして、茎をたっぷりの水に1時間ほどつけるもの。水...
ふか‐みどり【深緑】
濃い緑色。濃緑色。しんりょく。「—の淵」
ふか‐みる【深海松】
海底深く生えている海藻。「いくりにそ—生ふる」〈万・一三五〉
ふかみる‐の【深海松の】
[枕]同音の「深む」または「見る」にかかる。「なびき寝し児(こ)を—深めて思へど」〈万・一三五〉 「—見まく欲しけ...
ふか・む【深む】
[動マ五(四)]深くなる。深まる。「—・みゆく夜の闇」 [動マ下二]「ふかめる」の文語形。
ふか‐むし【深蒸(し)】
⇒深蒸し茶
ふかむし‐ちゃ【深蒸(し)茶】
チャの葉を蒸す工程で、普通より長時間蒸した緑茶。濃い色と味わいが特徴。
ふか‐むらさき【深紫】
濃い紫色。濃紫(こむらさき)。
ふか‐め【深め】
[名・形動]いくぶん深いと感じられること。また、そのさま。「—な(の)皿」
ふか・める【深める】
[動マ下一][文]ふか・む[マ下二] 1 物事の程度を深くする。「親睦(しんぼく)を—・める」「改めて認識を—・め...
ふかや【深谷】
埼玉県北部の市。もと中山道の宿場町。深谷ネギを特産する。平成18年(2006)1月、岡部町・川本町・花園町と合併。...
ふかや‐し【深谷市】
⇒深谷
ふか‐よみ【深読み】
[名](スル)他人の言動や文章、物事の事情などを、必要以上に読み取ること。うがちすぎること。「そこまで考えるなんて...
ふ‐かん【不堪】
《我慢できないこと、もちこたえられないことの意》 1 技芸が未熟なこと。その道の心得のないこと。「—両三に過ぎば、...
ふ‐かん【付款/附款】
条件や期限のように、法律行為から生じる効果を制限するために、表意者が特に付加する制限。行政行為についても付されるこ...
ふ‐かん【俯瞰】
[名](スル) 1 高い所から見下ろし眺めること。鳥瞰。「ビルの屋上から市内を—する」 2 (比喩的に)広い視野で...
ふ‐かん【浮桿/浮竿】
木の棒の下端におもりをつけ、流水中に入れて流速を測る器具。棒浮き。
ふ‐かん【不感】
1 感じないこと。感じることができないこと。「—症」 2 地理的な要因などによって、無線電波が届かないこと。「—地帯」
ふかん‐さつえい【俯瞰撮影】
被写体を上から見下ろした角度で撮る撮影。
ふかんざぜんぎ【普勧坐禅儀】
鎌倉時代の仏教書。1巻。道元著。安貞元年(1227)作。座禅こそ仏道の正門であると、その実践を強調したもの。道元が...
ふかん‐しへい【不換紙幣】
正貨と引き換える保証のない紙幣。⇔兌換(だかん)紙幣。
ふ‐かんしょう【不干渉】
干渉しないこと。かかわりあいをもたないこと。「内政—」
ふかん‐しょう【不感症】
1 性交の際、女性が快感を感じない状態。 2 感受性が鈍くなったり、そのことに慣れたりして、普通なら感じるはずの物...
ふかん‐じかん【不感時間】
検出器などで、ある事象を検出したあとに、次の事象を検出できるようになるまでの時間。一般に放射線測定器などでは、放射...
ふかん‐じょうさん【不感蒸散】
⇒不感蒸泄
ふかん‐じょうせつ【不感蒸泄】
無自覚のまま皮膚や気道から蒸散する水分。発汗を含めず、また皮膚のみからの蒸散をさすこともある。成人で安静時の場合、...
ふかん‐ず【俯瞰図】
⇒鳥瞰図(ちょうかんず)
ふかんせい‐ゆ【不乾性油】
空気中に放置しておいても酸化せず、固化したり乾燥したりしない油。オリーブ油・椿(つばき)油・ひまし油・落花生油など...
ふ‐かんぜん【不完全】
[名・形動]欠けたり十分でないところがあったりして、完全でないこと。また、そのさま。「—な書類」
ふかんぜん‐か【不完全花】
一つの花で、萼(がく)・花びら・雄しべ・雌しべのどれかを欠く花。不完備花。→完全花
ふかんぜん‐きたい【不完全気体】
実在気体のように分子間に相互作用がある気体。ボイルシャルルの法則に完全に従う理想気体に対していう。
ふかんぜん‐きんるい【不完全菌類】
真菌類の一群。有性生殖が知られておらず、子嚢菌(しのうきん)類とも担子菌類とも決定できない菌類の総称。
ふかんぜん‐けっしょう【不完全結晶】
格子欠陥や不純物を含む結晶。結晶格子に配列の乱れがない完全結晶は事実上存在しないため、結晶構造の乱れに大きく依存す...