ふるかわ【古河】
姓氏の一。 [補説]「古河」姓の人物古河市兵衛(ふるかわいちべえ)古河黙阿弥(ふるかわもくあみ)
ふるかわ‐いちべえ【古河市兵衛】
[1832〜1903]実業家。京都の生まれ。本姓は木村。小野組古河太郎左衛門の養子。足尾など多くの鉱山を経営。古河...
ふるかわ‐かおる【古川薫】
[1925〜2018]小説家。山口の生まれ。出身地である長州の幕末・維新期を、綿密に集めた史料に基づいて描いた硬派...
ふるかわ‐こしょうけん【古川古松軒】
[1726〜1807]江戸中期の地理学者・蘭医。備中の人。名は正辰。諸国を旅行し、交通・風俗・物産・史跡などを調査...
ふるかわ‐し【古川市】
⇒古川
ふるかわ‐たしろう【古川太四郎】
[1845〜1907]日本近代盲聾(もうろう)教育の創始者。京都の人。盲聾教育を志し、明治11年(1878)日本最...
古川(ふるかわ)に水(みず)絶(た)えず
代々栄えた家は、おちぶれてもなんとか続いていく。基礎のしっかりしているものは容易に滅びないことのたとえ。
ふるかわ‐まこと【古川真人】
[1988〜 ]小説家。福岡の生まれ。平成28年(2016)「縫わんばならん」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。「...
ふるかわ‐もくあみ【古河黙阿弥】
⇒河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)
ふるかわ‐ろっぱ【古川緑波】
[1903〜1961]喜劇俳優。東京の生まれ。本名、郁郎。舞台・映画に活躍し、レビュー喜劇の発展に尽くした。「声帯...
ふる‐かんだちべ【古上達部】
古参の上達部。「左京の大夫なりける—ありけり」〈宇治拾遺・二〉
ふる‐がお【古顔】
古くからその社会・仲間にいる人。古参。古株。「職場の—」⇔新顔。
フルガダ
⇒ハルガダ
ふるき
黒貂(くろてん)の古名。「表着(うはぎ)には—の皮衣(かはぎぬ)」〈源・末摘花〉
ふる‐き【古木】
1 年を経た木。老樹。こぼく。 2 一度使って古くなった木材。古材。
ふるき‐かぜ【古き風】
[連語]《「古風(こふう)」を訓読みにした語》昔のままのやり方やようす。こふう。
ふる‐きず【古傷/古創/古疵】
1 以前に怪我をしたところ。古い傷のあと。「—が痛む」 2 以前に犯した罪や過失。思い出したくないいやな記憶。「他...
故(ふる)きを温(たず)ね新(あたら)しきを知(し)る
《「論語」為政から》古典や伝統、先人の学問など、昔の事柄の研究を通して、新しい意味や価値を再発見する。温故知新。
フル‐キーボード
《(和)full+keyboard》 1 パソコンなどのキーボードで、基本的なキーをすべて備えたもの。ふつう、QW...
ふる‐ぎ【古着】
着て古くなった衣服。「—屋」
ふる‐ぎつね【古狐】
1 年をとった狐。特別な力をもつとされる。 2 年をとり、経験を積んで、ずるがしこい人。
ふる‐ぎれ【古切れ/古布】
古くなった布。使い古した布きれ。
ふるく【古く】
[名]ずっと以前の時期。昔。「—から伝わる習わし」 [副]《形容詞「ふるい」の連用形から》ずっと以前に。また、昔か...
ふる‐くさ【古草】
若草にまじって枯れ残っている去年の草。《季 春》「—も妹が垣根に芳しき/虚子」
ふる‐くさ・い【古臭い】
[形][文]ふるくさ・し[ク]いかにも古い感じである。古びていて陳腐である。時代遅れである。「—・い考え」「—・い...
フルクサス
1960年代、米国ニューヨークを中心に興った前衛芸術運動。既存の芸術的な価値を否定あるいは揶揄(やゆ)するもので、...
フルクトース
《「フラクトース」とも》炭素を6個もつ単糖類。ケトン基をもつヘキソース(六炭糖)。天然のものはDフルクトースで、果...
フルグライト
⇒閃電岩
フル‐ゲート
競馬で、出走馬の数がスタートのゲートの枠いっぱいになること。
フルコスト‐げんそく【フルコスト原則】
《full-cost principle》生産物の単位あたり平均主要費用(材料費・労務費)を基礎として、固定費と一...
ふる‐こと【古言】
《後世は「ふるごと」とも》 1 昔の言葉。古語。また、古伝承。「—に云はく、生児八十綿連(うみのこのやそつつき)と...
ふる‐こと【古事/故事】
《後世は「ふるごと」とも》昔あったこと。昔から伝えられている事柄。故事(こじ)。「昔の—ども言ひ出で」〈更級〉
フル‐コミッション
給料形態の一。基本給はなく、全額を歩合給で支払うもの。完全歩合給。
ふる‐ごろも【古衣】
《「ふるころも」とも》 [名]着古した衣服。古着。ふるぎぬ。「—打棄(うちつ)る人は秋風の立ち来る時に物思ふものそ...
フル‐コース
1 西洋料理の正式コース。オードブル・スープ・魚料理・肉料理・サラダ・デザート・果物・コーヒーの順に出され、食前酒...
ふる‐ごえ【古声】
昔のままの声。鳴き古した声。「五月待つ山郭公(やまほととぎす)うちはぶき今も鳴かなむこぞの—」〈古今・夏〉
ふる‐ごよみ【古暦】
年の暮れが近づき、残り少なくなった暦。また、旧年の暦。《季 冬》「板壁や親の世からの—/一茶」
フル‐サイズ
1 標準サイズの。本格的規模・大きさの。 2 米国の乗用車の区分のうち、最も大型のもの。 3 ⇒三十五ミリフルサイズ
フルサイズ‐キーボード
1 ⇒フルキーボード 2 パソコンなどのキーボードで、キーピッチがおおむね19ミリメートル以上のもの。主にデスクト...
フル‐サクセス
主に宇宙科学の分野における、目標に対する達成基準の一。難易度により設定された3段階の基準のうち、第2段階にあたり、...
ふる‐ざけ【古酒】
《「ふるさけ」とも》去年以前に仕込んだ酒。長い間貯蔵して熟成させた酒。こしゅ。
ふる‐さと【古里/故里/故郷】
1 自分の生まれ育った土地。故郷(こきょう)。郷里。「—に帰る」 2 荒れ果てた古い土地。特に、都などがあったが今...
ふるさとのうぜい‐せいど【ふるさと納税制度】
納税者が自分で選んだ自治体に寄付した場合に、所定の自己負担額を除く全額が所得税および住民税から控除される制度。平成...
故郷(ふるさと)は遠(とお)きにありて思(おも)うもの
室生犀星が詩「小景異情」で故郷をうたった部分の冒頭1行。
ふるさと‐わり【ふるさと割】
国が行う地方支援政策の一。都道府県・自治体の指定した旅行券や特産品を割り引いて販売し、その地域での消費活動を支援す...
フル‐サービス
基本的なサービスに加え、すべての付帯サービスを完備していること。また、セルフサービスに対し、すべての作業を店員が行...
フルサービス‐こうくうがいしゃ【フルサービス航空会社】
格安航空会社に対し、機内食の無料提供など従来どおりの付帯サービスを完備する航空会社。レガシーキャリア。FSA(fu...
ふるし・い【古しい/旧しい】
[形]《主に中世に用いられた語》「古い」に同じ。「詩は意を新しく、語を—・く云ふことがよきなり」〈中華若木詩抄・上〉
ふる‐しき【風呂敷】
「ふろしき」の音変化。「—をかぶった明日蚊帳(かや)を出し」〈柳多留・二一〉
フルシチョフ
[1894〜1971]ソ連の政治家。スターリン死後、ロシア共産党第一書記に就任。1956年の党大会でスターリン批判...