ふ‐げん【不言】
口に出して言わないこと。無言。
ふ‐げん【付言/附言】
[名](スル) 1 述べ終わったあとで、付け足して言うこと。また、その言葉。付語。「あえて—する」 2 遺言証書(...
ふ‐げん【浮言】
根も葉もないうわさ。浮説。流言。「少人の—を信じて」〈盛衰記・一一〉
ふ‐げん【富源】
財を生み出すもと。富を生じる資源。「豊富なる北海の—」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
ふげん【普賢】
「普賢菩薩」の略。 [補説]書名別項。→普賢
ふ‐げん【誣言】
《「ぶげん」とも》わざと事実をまげていうこと。また、その言葉。誣語。「空前絶後のものといわんも決して—にあらざるな...
ふげん【普賢】
石川淳の中編小説。中世フランスの女流詩人クリスチーヌ=ド=ピザンの伝記を構想する「わたし」を主人公とする観念小説。...
ふげんえんめい‐ぼさつ【普賢延命菩薩】
密教で、普賢菩薩に延命を祈る際の本尊。二臂(にひ)像と、二〇臂像とがある。延命菩薩。
ふげん‐こう【普賢講】
普賢菩薩の功徳をたたえる法会(ほうえ)。
ふげん‐じっこう【不言実行】
文句や理屈を言わずに、黙ってなすべきことを実行すること。「—の人」「—の時だ」
ふげん‐ぞう【普賢象】
サトザクラの栽培品種。4月ごろ、淡紅色の八重の花が咲く。雄しべが、普賢菩薩の乗る象の鼻を思わせる。
ふげん‐だいし【普賢大士】
普賢菩薩の異称。
ふげん‐だけ【普賢岳】
島原半島中央部にある山。標高1359メートル。かつては雲仙岳の最高峰だったが、平成新山の形成により現在は第二峰。
ふげん‐ふご【不言不語】
何も言わず、黙っていること。言わず語らず。
ふげん‐ぼさつ【普賢菩薩】
釈迦(しゃか)の右側に立つ脇侍。理知・慈悲をつかさどり、また延命の徳を備える。文殊(もんじゅ)とともに諸菩薩の首位...
ふ‐こ【巫蠱】
巫女(みこ)やまじない師。また、まじないで、人をのろうこと。「—神仏に惑溺し」〈福沢・学問のすゝめ〉
ふ‐こ【府庫】
財物・文書などを入れておく蔵。
ふ‐こ【封戸】
《「ふご」とも》律令制で、食封(じきふ)の制により、位階・官職・勲功によって朝廷から授けられた課戸(かこ)。また、...
ふ‐こ【浮誇】
うわついていて、大げさなこと。「多くの注意を惹(ひ)こうとする—の活動さえ」〈漱石・明暗〉
フコイジン
⇒フコイダン
フコイダン
褐藻類に多く含まれる硫酸基をもつ多糖類。フコースと他の単糖類で構成される。昆布やモズクの粘り気成分として知られる、...
ふ‐こう【不孝】
[名・形動]孝行でないこと。また、そのさま。「—な(の)息子」「親—」
ふ‐こう【不幸】
[名・形動] 1 幸福でないこと。また、そのさま。ふしあわせ。「—な境遇」 2 身内の人などに死なれること。
ふ‐こう【富鉱】
有用鉱物を豊富に含んだ鉱石。また、産出量の多い鉱床や鉱山。⇔貧鉱。
ぶ‐こう【無功/不功】
[名・形動ナリ]《「不功」の場合は「ふこう」とも》上手でないこと。未熟なこと。また、そのさま。「当道に功あるを粋と...
ふこうせい‐とりひき【不公正取引】
取引で、公正な競争を阻害するおそれがある行為のうち、公正取引委員会が指定するもの。独占禁止法により禁止されている。
不幸中(ふこうちゅう)の幸(さいわ)い
不幸な出来事の中でせめてもの救いとなること。「死者が出なかったのは—だ」
ふ‐こうへい【不公平】
[名・形動]公平でないこと。片寄りがあること。また、そのさま。「—な扱いを受ける」 [派生]ふこうへいさ[名]
フコキサンチン
褐藻や一部の珪藻(けいそう)に含まれるカロテノイドの一種。赤褐色の同化色素で、光合成に関与。褐藻素。
ふ‐こく【布告】
[名](スル) 1 広く一般に告げ知らせること。 2 国家の決定的意思を、国民や相手国に公式に知らせること。「宣戦...
ふ‐こく【訃告】
人の死を知らせること。また、その知らせ。死亡通知。訃報。
ふ‐こく【富国】
1 国の経済力を豊かにすること。「—論」 2 経済力の豊かな国。
ふ‐こく【腐刻】
薬物を用いてガラス・金属などに彫刻すること。
ぶ‐こく【誣告】
[名](スル)《「ふこく」とも》故意に事実を偽って告げること。「同僚を—する」
ふこく‐きょうへい【富国強兵】
国を富ませ、軍事力を大きくして、国の勢力を強めること。「—策」
ふこくふり‐の‐げんそく【不告不理の原則】
刑事訴訟法上、検察官の公訴の提起がないかぎり、裁判所は事件について審判を行わないという原則。
ふ‐こころえ【不心得】
[名・形動]心がけの悪いこと。わきまえのないこと。また、そのさま。「—な言動」「—を𠮟る」
ふ‐こつ【跗骨】
⇒足根骨(そっこんこつ)
ふ‐こつ【腐骨】
骨髄炎などによって血行が断たれた骨質が壊死(えし)に陥った状態。
ふ‐コロイド【負コロイド】
負の電荷をもつコロイド粒子。金・銀・白金のゾルなどが知られ、電気泳動で正極に移動する。陽イオンを加えると凝集・沈殿する。
フコンタクテ
ロシアの代表的なSNS。2006年にサービス開始。ベラルーシやウクライナなど、旧ソ連諸国で広く使用される。VK。
フコース
炭素数6のデオキシ糖の一種。天然にはD型とL型が動植物に広く存在する。名称は、L-フコースが海藻の粘り気の成分フコ...
ふご【畚】
1 竹・わら・縄などで網状に編み、四すみにつりひもをつけ、物を入れて運ぶ用具。もっこ。 2 釣った魚を入れるかご。びく。
ふ‐ご【不語】
なにも語らないこと。「不言—」
ふ‐ご【付語/附語】
「付言(ふげん)」に同じ。
ふ‐ごう【不合】
1 一致しないこと。合わないこと。 2 思うようにいかないこと。また、ふしあわせなこと。「その宮仕へも—にては、難...
ふ‐ごう【付合/附合】
1 くっつけること。つけあわせること。 2 異なった所有者に属する2個以上の物が結合し、分離されると経済上著しく不...
ふ‐ごう【負号】
数学で、負の数であることを表す記号。「−」の記号。マイナス。⇔正号。
ふ‐ごう【符号】
1 事物の検索・指示のためにつけておく、簡単な文字や図形。しるし。 2 ある情報を伝達するために体系的に使われる記...
ふ‐ごう【符合】
[名](スル) 1 割符(わりふ)が合うこと。 2 二つ以上の事柄が、ぴったりと照合・対応すること。「話が事実と—する」