ほう‐ぐみ【方組み】
薬を調合する方法。また、それを書いたもの。処方。処方箋(しょほうせん)。「長者丸といへる妙薬の—、伝へ申すべし」〈...
ほうぐんほうかい‐しょうこうぐん【蜂群崩壊症候群】
飼育されているミツバチが突然、大量に姿を消す現象。巣箱には孵(ふ)化(か)した幼虫や食料が残され、女王バチと羽化直...
ほう‐け【法家】
法律に関する学問を伝える家。また、その家の人。明法家(みょうぼうけ)。ほっけ。
ほう‐けい【方形】
四角形。「—の器」
ほう‐けい【方磬】
方響(ほうきょう)の異称。
ほう‐けい【包茎】
成人の陰茎の亀頭(きとう)が包皮で覆われたままである状態。皮かぶり。ほうきょう。
ほう‐けい【宝髻】
1 仏像で、菩薩(ぼさつ)が頭上に結んでいるもとどり。 2 奈良時代、律令制で五位以上の女子が礼服のときに頭上に結...
ほう‐けい【法系】
1 (ハフ‐) 法律の発生・継受に着目して分けられる法の系統。ローマ法系・英米法系・大陸法系など。 2 (ホフ‐)...
ほうけいくかく‐ほう【方形区画法】
⇒コドラート法
ほうけいく‐ちょうさ【方形区調査】
⇒コドラート法
ほうけいく‐ほう【方形区法】
⇒コドラート法
ほうけい‐こつ【方形骨】
⇒方骨(ほうこつ)
ほうけいしゅうこう‐ぼ【方形周溝墓】
周囲に方形の溝をめぐらせた盛り土の墓。日本では1辺10メートル前後のものが多い。弥生時代、数人から二十数人を葬った...
ほう‐けいせき【方珪石】
⇒クリストバル石
ほうけい‐は【方形波】
⇒矩形波
ほうけ‐だ・つ【蓬け起つ】
[動タ五(四)]髪の毛や草などがほつれ乱れて伸びきる。「彼女は—・った髪をかぶって」〈秋声・仮装人物〉
ほう‐けつ【鳳闕】
《中国の漢代、宮門の左右にある高殿に銅製の鳳凰(ほうおう)を飾ったところから》王宮の門。また、宮城・皇居の異称。禁...
ほう‐けつ【放血】
動物の体から血液を抜くこと。血抜き。脱血。
ほうけ‐づ・く【法気付く】
[動カ四]仏(ほとけ)くさくなる。抹香(まっこう)くさくなる。「吉祥天女を思ひかけむとすれば—・き」〈源・帚木〉
ほうけ‐もの【惚け者】
ほうけている者。ぼんやり者。うすのろ。
ほう・ける【惚ける/耄ける/呆ける】
[動カ下一][文]ほう・く[カ下二] 1 知覚のにぶった状態になる。ぼんやりする。ぼける。「起きぬけの—・けた顔」...
ほう‐けん【奉献】
[名](スル)社寺、貴人などに、物をたてまつること。「貢ぎ物を—する」
ほう‐けん【宝剣】
1 宝物として大切に所蔵する剣。尊い剣。 2 三種の神器の一。草薙(くさなぎ)の剣(つるぎ)。「神璽(しんじ)を脇...
ほう‐けん【法剣】
仏語。仏の教えが煩悩(ぼんのう)を断ち切ることを、剣にたとえていう語。
ほう‐けん【法眷】
⇒はっけん(法眷)
ほう‐けん【法権】
国際法上、一国が外国人に対して有する民事・刑事の裁判権。「治外—」
ほう‐けん【封建】
《封土を分けて諸侯を建てるの意》天子・皇帝・国王などが、直轄領以外の土地を諸侯に分け与え、領有・統治させること。ま...
ほうけん‐しゃかい【封建社会】
封建制度を基盤として成立している社会。歴史的には古代の奴隷制社会と近代の資本主義社会との中間に位置する。
ほうけん‐しゅぎ【封建主義】
封土の授与を基礎として封建領主とその臣下との間に成立する主従関係。また、その関係が社会構造の基本であるとする主張。
ほうけん‐じだい【封建時代】
封建制度が国家や社会の基盤となっていた時代。一般に、日本では鎌倉時代から明治維新までの武家政治の時代をさし、ヨーロ...
ほうけん‐せい【封建制】
「封建制度」に同じ。
ほうけん‐せいど【封建制度】
1 天子がその領土を諸侯に与え、さらに諸侯はそれを臣下に分与して、各自にその領内の政治を行わせる制度。中国で周代に...
ほうけん‐ちだい【封建地代】
封建社会で、領主が農民から経済外的強制によって取り上げる地代。労働地代(賦役)・生産物地代・貨幣地代の三形態がある。
ほうけん‐てき【封建的】
[形動]封建制度特有の性質をもっているさま。一般に、上下関係を重視し、個人の自由や権利を認めないさまをいう。「—な...
ほう‐げ【放下】
[名](スル) 1 仏語。禅宗で、一切の執着を捨て去ること。「一切を—し尽して」〈漱石・行人〉 2 「ほうか1・2...
ほう‐げい【奉迎】
[名](スル)身分の高い人をお迎えすること。「大王父子を—したのである」〈木下尚江・良人の自白〉
ほう‐げき【砲撃】
[名](スル)砲弾で攻撃すること。「海上から—する」→爆撃
ほうげ‐そう【放下僧】
⇒ほうかそう(放下僧)
ほう‐げつ【萌蘖】
芽生えとひこばえ。種子から生じた芽と切り株から生じた芽。
ほう‐げん【方言】
1 一定の地域社会に行われる言語。一つの国語が地域によって別々な発達をなし、音韻・文法・語彙(ごい)などの上で相違...
ほう‐げん【放言】
[名](スル)他への影響などを考えずに、思ったままを口に出すこと。無責任な発言。「—して世の顰蹙(ひんしゅく)を買...
ほう‐げん【法言】
手本となる言葉。従うべき言葉。 「揚子(ようし)法言」の略。
ほう‐げん【法眼】
1 仏語。五眼の一。諸法を見る智慧の眼。菩薩(ぼさつ)のもつ、衆生を済度するための諸事象の真相を知るという眼。 2...
ほう‐げん【法源】
法の淵源(えんげん)。成文法・慣習法などの法の存在形式、神意・民意などの法の存在根拠、神・国家・君主・人民などの法...
ほう‐げん【法諺】
法の性質や運用に関することわざ。「悪法も法なり」「疑わしきは罰せず」など。
ほう‐げん【法験】
仏法の霊験。修法(ずほう)によってあらわれる効験。
ほうげん【保元】
平安後期、後白河天皇・二条天皇の時の年号。1156年4月27日〜1159年4月20日。ほげん。
ほうげん‐きょうせい【方言矯正】
方言を使わず、標準語の語彙(ごい)やアクセントを使うように訓練すること。
ほうげん‐くかく【方言区画】
方言の差異により地域を区分したもの。日本では、本土方言と琉球方言に二大別し、前者を本州方言と九州方言とに分け、さら...
ほう‐げんごがく【法言語学】
司法の場で使用される言語について研究する学問。言語学の立場から、証言や証拠の鑑定・分析などを行う。社会言語学の一分野。