ほうげん‐しゅうけんろん【方言周圏論】
ある言語現象が中央から周辺地域に広まっていく過程は波紋のそれに類似していると考え、波紋の周辺にあたる方言圏のあちこ...
ほうげん‐ちず【方言地図】
言語地図の一。ある言語事象の方言的変異などを地図上に表したもの。
ほうげん‐の‐らん【保元の乱】
保元元年(1156)京都に起こった内乱。皇室では皇位継承に関して不満をもつ崇徳上皇と後白河天皇とが、摂関家では藤原...
ほうげん‐ふだ【方言札】
標準語の使用を強制させるため、学校で方言を話した者に、罰として首から下げさせた木札。各地にあるが、特に沖縄で厳しく...
ほうげんものがたり【保元物語】
鎌倉時代の軍記物語。3巻。作者未詳。承久年間(1219〜1222)ごろまでに成立か。源為朝の活躍を中心に、保元の乱...
ほう‐こ【母子】
ハハコグサの別名。
ほう‐こ【這子】
1 はうことができるようになった乳児。 2 はっている赤ん坊の姿に作った縫いぐるみの人形。幼児の魔よけとして用いら...
ほう‐こ【布袴】
1 布製の括(くく)り袴(ばかま)。裾口の括り緒から指貫(さしぬき)の袴ともいう。 2 束帯の表袴(うえのはかま)...
ほう‐こ【宝庫】
1 宝物を納めておく蔵。 2 資源などを多量に産出するところ。また、貴重なものを多く含んでいるもの。「民話は方言の—だ」
ほう‐こ【封戸】
⇒ふこ(封戸)
ほう‐こ【蓬戸】
《草を編んで作った戸の意》粗末で貧しい家。「八条の—、六波羅の蓮府」〈盛衰記・三二〉
ほう‐こ【蓬壺】
《形が壺(つぼ)に似ているところから》蓬莱山(ほうらいさん)の異称。 内裏や上皇の御所のたとえ。「治承の聖代—に赴...
ほう‐こう【方向】
1 物が向いたり、進んだりする方。向き。方角。「北の—を指す」「右の—から風が吹く」「進行—」 2 気持ちや行動の...
ほう‐こう【彷徨/仿偟】
[名](スル)当てもなく歩き回ること。さまようこと。「晩秋の野を—する」
ほう‐こう【芳香】
かぐわしい香り。「—を放つ」
ほう‐こう【咆哮】
[名](スル)猛獣などが、ほえたけること。また、その声。「虎(とら)が—する」
ほう‐こう【奉公】
[名](スル) 1 他人の家に雇われて、その家事・家業に従事すること。「行儀見習いとして—する」 2 国家や朝廷の...
ほう‐こう【奉行】
[名](スル)命令を受けて執行すること。ぶぎょう。
ほう‐こう【放光】
[名](スル) 1 光をはなつこと。 2 仏がからだや白毫(びゃくごう)から光をはなつこと。
ほう‐こう【放校】
[名](スル)校則に違反した学生・生徒を学校の籍から除くこと。「素行不良の学生を—する」「—処分」
ほう‐こう【放曠】
物事にこだわらず、心のおもむくままに振る舞うこと。「こうやって観海寺の石段を登るのは随縁—の方針である」〈漱石・草枕〉
ほう‐こう【封侯】
諸侯に封じること。また、封土を与えられて諸侯の列に連なること。
ほう‐こう【砲口】
砲身の先端の弾丸が出る口。マズル。
ほう‐こう【砲腔】
砲身内部の空洞部分。
ほう‐こう【砲熕】
《「熕」はおおづつの意》大砲。
ほう‐こう【報効】
功を立てて恩にむくいること。「久年の御恩に対し、一日の—をも遂げず」〈樗牛・滝口入道〉
ほうこう‐おんち【方向音痴】
方向に関する感覚のにぶいこと。また、その人。
ほうこう‐かまい【奉公構い】
江戸時代、武士に科された刑罰の一。主家先から奉公を差し止められ、追放されるもの。
ほうこう‐かん【芳香環】
芳香族化合物に含まれる環状の構造。ベンゼン環・ナフタレン環・アントラセン環など。芳香族環。
ほう‐こうがく【法工学】
法学と工学の学際的研究分野。法令の制定・改定・検証に、情報科学やソフトウエアエンジニアリングなどの工学的手法を導入...
ほうこう‐きん【縫工筋】
大腿(だいたい)前部にある細長い伸筋。骨盤の上部から起こり、斜めに内側に下り、脛骨(けいこつ)につく。両脚を組むと...
ほうこう‐キー【方向キー】
⇒カーソルキー
ほうこう‐けいすう【方向係数】
直線の方向を表す係数。直線の方程式y=ax+bにおけるaをいい、直線がx軸となす角の正接に相当する。傾き。
ほうこう‐ざい【芳香剤】
芳香があって気分をさわやかにする薬剤。
ほうこう‐しじき【方向指示器】
自動車の前後の両端につけ、車の曲がる方向を表示する装置。
ほうこうしひょう‐しょくぶつ【方向指標植物】
⇒コンパス植物
ほうこう‐じ【方広寺】
京都市東山区にある天台宗の寺。天正17年(1589)豊臣秀吉が奈良東大寺大仏を模して創建。開山は木食応其(もくじき...
ほうこう‐じ【法興寺】
飛鳥寺(あすかでら)の異称。
ほうこう‐じ【蜂岡寺】
広隆寺(こうりゅうじ)の異称。
ほう‐こうじゅ【方孝孺】
[1357〜1402]中国、明初の朱子学者。寧海(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は希直・希古。号、遜志(そ...
ほうこう‐せい【方向性】
ある物事や人物に、目指すところや向かうところがあるようす。「話し合いの—を示す」
ほうこうせい‐こうばん【方向性鋼板】
⇒方向性電磁鋼板
ほうこうせい‐でんじこうばん【方向性電磁鋼板】
特定の方向に磁化するよう、磁気特性を偏らせた電磁鋼板。鋼板を圧延する際に結晶軸の方向を揃えることによって製造する。...
ほうこう‐ぞく【芳香族】
芳香族化合物のこと。
ほうこうぞく‐アミノさん【芳香族アミノ酸】
側鎖にベンゼン環などの芳香環をもつアミノ酸。フェニルアラニン・トリプトファン・チロシンなどがある。
ほうこうぞく‐アミン【芳香族アミン】
アンモニアの水素原子が芳香族炭化水素と1個以上置換したアミン。もっとも単純なものはベンゼン環の水素と置換したアニリン。
ほうこうぞく‐かごうぶつ【芳香族化合物】
分子内にベンゼン環を含む有機化合物の総称。最初に発見されたものが芳香をもっていたのでいう。一般に、酸化還元反応を受...
ほうこうぞく‐かん【芳香族環】
⇒芳香環
ほうこうぞく‐たんかすいそ【芳香族炭化水素】
ベンゼン環を含む炭化水素の総称。ベンゼン・トルエン・キシレンなど。アレーン。→アリール基
ほうこうぞくたんかすいそ‐き【芳香族炭化水素基】
⇒アリール