ほべつ‐うんじょう【帆別運上】
江戸時代、廻船に対し、帆の反数(たんすう)に応じて賦課された雑税。
ほ‐べん【蒲鞭】
ガマの穂のむち。中国漢代の甲陽の太子劉寛が罪人を打つのに用い、辱めを与えるだけで痛くなかったところから、寛大な政治...
ホペイロ
プロサッカーチームで、選手の使用するスパイクシューズ・ユニホーム・ボールなど用具の整備をする係。用具係。
ほほ【懐】
ふところ。懐中。「文を受け取り—に入れ」〈仮・竹斎・上〉
ほほ【頰】
⇒ほお(頰)
ほ‐ほ【歩歩】
一歩一歩。ひとあしごとに。「如何に—予を死地に駆逐したるか」〈芥川・開化の殺人〉
ほほ
[感] 1 女性などが、軽く上品に笑う声。「—、おかしな方ね」 2 「ほほう」に同じ。
ほほう
[感]相手の言うことに感心したり、驚いたりするときに発する声。「—、それはおめでたい」
ほ‐ほう【歩法】
1 足の運び方。歩き方。「武術の—」 2 馬術・競馬で、馬の歩き方や走り方のこと。基本的なものとして、常歩(なみあ...
ほほ‐えまし・い【微笑ましい/頰笑ましい】
[形][文]ほほゑま・し[シク]思わず微笑したくなるさま。ほおえましい。「—・い親子の姿」 [派生]ほほえましさ[名]
ほほ‐えみ【微笑み/頰笑み】
にっこりと笑うこと。また、その笑い。微笑。ほおえみ。「—をたたえる」
ほほえみのくに【微笑みの国】
《原題、(ドイツ)Das Land des Lächelns》レハールのオペレッタ。全3幕。1929年初演。中国の...
ほほ‐え・む【微笑む/頰笑む】
[動マ五(四)] 1 声をたてずににっこり笑う。微笑する。ほおえむ。「—・んだ顔」 2 花のつぼみが少し開く。ほこ...
ほほじろ‐ざめ【頰白鮫】
ネズミザメ科の海水魚。全長約8メートル。背面は青灰色で、下面と目の後ろが白く、尾びれが三日月形をし、歯は鋭い。世界...
ホホバ‐オイル
ツゲ科の常緑低木、ホホバの種子からとった油分。髪を手入れする化粧品などに使われる。
ほほ‐ぼね【頰骨】
⇒ほおぼね
ほほま・る【含まる】
[動ラ四]花や葉が開かないでいる。「千葉の野(ぬ)の児手柏(このてかしは)の—・れどあやにかなしみ置きて高来ぬ」〈...
ほほ・む【含む】
[動マ四]花がつぼみのままでいる。ふふむ。〈新撰字鏡〉 [動マ下二]ふくむようにする。ふくめる。「ほととぎす鳴かぬ...
ほほ‐ろ・ぐ【散ぐ】
[動ガ下二]かたまりをほぐしくずす。ばらばらにする。「名香、蜜をかくし—・げて、たき匂(にほ)はしたる」〈源・鈴虫〉
ほ‐ぼ【保母/保姆】
保育所・養護施設(現在の児童養護施設)などの児童福祉施設で、児童の保育にあたる女子職員の俗称。正式名称は男女とも保育士。
ほぼ【略/粗】
[副]全部あるいは完全にではないが、それに近い状態であるさま。だいたい。おおよそ。「物価が—2倍になる」「—満点の出来」
ほ‐ぼう【捕亡】
逃げる者や罪人をとらえること。また、その役。「—を遣わして渠(かれ)を拘引做(なさ)んとするにぞ」〈染崎延房・近世紀聞〉
ほぼく‐どう【舗木道】
木を煉瓦(れんが)状に作ったもので舗装した道路。
ほぼちゅうりつ‐せつ【ほぼ中立説】
⇒分子進化のほぼ中立説
ほぼ‐ほぼ【略略/粗粗】
[副]俗に、「ほぼ」を強めていう語。ほとんど全部。「提出物は—できている」「以前と—変わらない生活」
ホボーケン
米国ニュージャージー州北東部の都市。ハドソン川を挟んでマンハッタンと相対し、ニューヨークの都市圏に含まれる。港湾、...
ほまえ‐せん【帆前船】
風の力を利用して進む洋式帆船(はんせん)。幕末期に和式帆船に対していった。
ほ‐まち【帆待ち】
1 江戸時代、運賃積み船の船乗りが契約以外の荷物の運送で内密の収入を得ること。また、その収入。ほまちがね。 2 (...
ほまち‐だ【ほまち田】
《「外持田」「私持田」などとも当てて書く》内職に耕していて、小作料を取られない田。
ほまれ【誉れ】
誇りとするに足る事柄。また、よいという評判を得ること。名誉。「秀才の—が高い」
ホマーテ
火砕丘(かさいきゅう)のこと。火山を形態によって分類したときの、臼状火山。
ほ‐みず【穂水】
稲の穂が出る時期に必要な水。
ホミニゼーション
人間の進化の過程で継続的に変化してきた諸現象。脳の発達、言語の使用、手足の完全な機能分化、歯の退縮、あごの縮小など...
ホミニド
ヒト科の総称。哺乳類サル目(霊長類)のうち、ヒト属、チンパンジー属、ゴリラ属を含むヒト亜科と、オランウータン亜科で...
ホミニン
霊長目ヒト科ヒト亜科を構成するヒト族の総称。
ほ・む【踏む】
[動マ四]「ふむ」に同じ。「大虚(おほぞら)を—・みて、御諸山(みもろのやま)に登ります」〈崇神紀〉
ほ・む【褒む/誉む】
[動マ下二]「ほめる」の文語形。
ほ‐むき【穂向き】
稲の穂がなびき向かうこと。また、その穂。「秋の田の—の寄れる片寄りに君に寄りなな言痛(こちた)くありとも」〈万・一一四〉
ほ‐むぎ【穂麦】
穂の出た麦。麦の穂。《季 夏》「いざともに—くらはん草枕/芭蕉」
ほ‐むけ【穂向け】
穂を一方になびき向かわせること。また、その穂。「秋風の末吹きなびくすすき野の—に残る月の影かな」〈夫木・一三〉
ほ‐むしろ【帆筵】
船の帆として用いたむしろ。
ホムス
リビア北西部の港湾都市。首都トリポリの東約120キロメートル、地中海沿岸に位置する海岸保養地。柑橘類・オリーブ・ナ...
ホムス
シリア西部の都市。ダマスカスの北約135キロメートル、オロンテス川沿いに位置する。同国第3の規模をもつ。周辺は豊か...
ほむすび‐の‐かみ【火結神/火産霊神】
⇒迦具土神(かぐつちのかみ)
ほむた【鞆】
《「ほむだ」とも》「とも(鞆)」に同じ。「上古の時の俗(ひと)、鞆を号(い)ひて—といふ」〈応神紀〉
ほむたわけ‐の‐みこと【誉田別命/品陀和気命】
応神天皇の名。ほんたわけのみこと。
ホンブルク
⇒バートホンブルク
ホム‐ペ
《「ホームページ」の略》ホームページ(ウェブサイト)のこと。
ほ‐むら【炎/焔】
《「火(ほ)群(むら)」の意》 1 ほのお。火炎。「燃え盛る—」 2 ねたみ・怒りなどの激しい感情や欲望で燃えたつ...
ほむらたつ【炎立つ】
高橋克彦の長編歴史小説。前九年の役に始まる奥州藤原氏の興亡を描いた大作。大河ドラマの原作として書き下ろされた作品で...