ほりかわ‐てんのう【堀河天皇】
[1079〜1107]第73代の天皇。在位1087〜1107。白河天皇の第2皇子。名は善仁(たるひと)。即位当初は...
ほりかわ‐どおり【堀川通り】
京都市中央部を南北に走る幹線道路の呼び名。通りの西側に西本願寺や二条城がある。全長約7.9キロ。平安京の堀川小路に...
ほりかわなみのつづみ【堀川波鼓】
浄瑠璃。世話物。3巻。近松門左衛門作。宝永4年(1707)大坂竹本座初演というが未詳。不義を犯したお種を、夫小倉彦...
ほりかわひゃくしゅ【堀河百首】
平安後期の歌集。長治2年(1105)ごろ成立か。堀河天皇の時、藤原公実(きんざね)・源俊頼・源国信らを中心に、当時...
ほり‐き【塹/壍/隍】
城の周囲にめぐらした堀。「—を隔て橋を引きてけり」〈今昔・一六・二〇〉
ほり‐きょうあん【堀杏庵】
[1585〜1643]江戸初期の儒学者。近江(おうみ)の人。名は正意(まさおき)。儒学を藤原惺窩(ふじわらせいか)...
ほり‐きり【堀切(り)】
地面を掘って切り通した水路。
ほりきり‐しょうぶえん【堀切菖蒲園】
東京都葛飾区にある植物園。ハナショウブの名所として知られる。葛飾区の所管。
ほりぐち‐だいがく【堀口大学】
[1892〜1981]詩人・フランス文学者。東京の生まれ。大正期の象徴詩に知性と官能美を加え、フランス近代詩の翻訳...
ほり‐くび【掘り頸】
地中に生き埋めにして首を切り落とす刑。「鋸(のこぎり)にてや切るべき。—にやすべき」〈平家・一一〉
ほりこし‐くぼう【堀越公方】
伊豆堀越にあった室町幕府の東国支配機関。また、その長である足利政知の称。鎌倉公方足利成氏が幕府に背いて下総(しもう...
ほりこし‐ごしょ【堀越御所】
堀越公方の邸宅。また、堀越公方その人。
ほりこし‐じろう【堀越二郎】
[1903〜1982]航空機設計者。群馬の生まれ。昭和14年(1939)完成の旧日本海軍の主力戦闘機、零式艦上戦闘...
ほり‐ごたつ【掘り炬燵/掘り火燵】
床を切って炉を設け、櫓(やぐら)をおいたこたつ。切りごたつ。
ほり‐こみ【彫(り)込み】
彫刻・印刻などで、地を残して、文字・模様を凹形に彫り込むこと。また、その彫り込んだ部分。
ほりこみ‐こうわん【掘(り)込(み)港湾】
陸地を掘り込んで作った港。苫小牧港、鹿島港など。掘り込み式港湾。→埋め立て港湾
ほり‐こ・む【彫(り)込む】
[動マ五(四)]表面をきざんで、文字や図形などをしるす。「碑に銘を—・む」
ほり‐こ・む【掘(り)込む】
[動マ五(四)]深く掘っていく。「固い地盤を崩して—・む」
ほり‐さげ【掘(り)下げ】
掘り下げること。「地盤軟弱な地にしては—が浅い」「事実の—が足りない」
ほり‐さ・げる【掘(り)下げる】
[動ガ下一][文]ほりさ・ぐ[ガ下二] 1 下へ深く掘る。「井戸を—・げる」 2 深く調べたり考えたりする。「問題...
ほり‐し【彫(り)師】
「彫物師(ほりものし)」に同じ。
ほり・す【欲す】
[動サ変]そうありたいと願う。望む。ほっする。「恋ひつつも後も逢はむと思へこそ己が命を長く—・すれ」〈万・二八六八〉
ホリスティック
[形動]全体的。包括的。「—な医療」
ホリゾンタル
[形動]水平であるさま。「—ストライプ(=横縞)」
ホリゾンタル‐リサイクル
⇒水平リサイクル
ホリゾント
《地平線・水平線の意》近代の劇場で、舞台奥に設けられたねずみ色の壁または幕。主に、空などの背景を照明効果で表現する...
ホリゾント‐ライト
舞台奥に置かれたホリゾントを照明する器具。
ほり‐た【堀田】
濃尾平野の輪中地域でみられた水田。湿地の土を掘り上げて田を造成し、掘り跡の溝を水路として利用する。土地改良が進み、...
ほり‐たつお【堀辰雄】
[1904〜1953]小説家。東京の生まれ。芥川竜之介に師事。フランス文学、特に心理主義的手法の影響を受け、知性と...
ほり‐たて【掘り立て】
「ほったて」に同じ。「—ノ家」〈日葡〉
ほり‐だし【掘(り)出し】
1 掘り出すこと。 2 「掘り出し物」の略。
ほりだし‐もの【掘(り)出し物】
思いがけなく手に入った珍しい物。また、思いがけなく安い値段で手に入れた物。「古書展で—を見つけた」
ほり‐だ・す【掘(り)出す】
[動サ五(四)] 1 地を掘って中の物を取り出す。「遺跡を—・す」 2 思いがけず珍しい物や安くてよい物を手に入れ...
ほり‐だ・す【放り出す】
[動サ四]「ほうりだす」の音変化。「綿の代まで相添へて、投げ出す、—・す」〈浄・博多小女郎〉
ホリック
[語素]他の語の下に付いて、中毒、あるいは中毒のようになっている、の意を表す。「ワーカ—」「アルコ—」
ほり‐つ・ける【彫(り)付ける】
[動カ下一][文]ほりつ・く[カ下二]彫って文字・形などを刻みつける。「イニシアルを—・けた指輪」
ほり‐づり【堀釣(り)】
釣り堀で釣りをすること。
ホリデー
[1915〜1959]米国のジャズ歌手。本名、エリノラ=フェイガン(Eleonora Fagan)。1930年代に...
ホリデー
休日。祭日。
ほり‐どめ【堀留(め)】
堀・溝などの、掘り進めていって止めた地点。
ホリドール
パラチオンの商標名。
ほり‐ぬき【掘(り)抜き】
1 掘り抜くこと。 2 「掘り抜き井戸」の略。
ほりぬき‐いど【掘(り)抜(き)井戸】
地下の不透水層に達するまで深く掘って、その下の被圧地下水を湧き出させる井戸。
ほり‐ぬ・く【彫り貫く】
[動カ五(四)]石や木をくりぬいて穴をあける。「門扉に家紋を—・く」
ほり‐ぬ・く【掘(り)抜く】
[動カ五(四)]土を掘りぬいて穴をあける。「山腹を—・く」
ほり‐ぬり【彫(り)塗(り)】
日本画の彩色技法の一。初めに引いた描線を塗りつぶさないように線を避けて彩色するもの。
ほり‐の‐うち【堀の内】
中世、領主が家屋敷の周囲に手作りの田を所有し、そのまわりを堀で囲んだ地域。のちに、城下町のうち、堀を周囲にめぐらし...
ほりのうち【堀ノ内】
東京都杉並区東部の地名。日蓮宗妙法寺の門前町として発達。
ほり‐ばくすい【堀麦水】
[1718〜1783]江戸中期の俳人。加賀金沢の人。名は、堀長。俳諧中興運動において、貞享(じょうきょう)蕉風を唱...
ほり‐ばた【堀端】
堀のほとり。堀の岸。