ほんにん‐きょひりつ【本人拒否率】
生体認証などで、本人であるにもかかわらず、本人ではないと認識されてしまう割合。本人棄却率。FRR(false re...
ほんにん‐そしょう【本人訴訟】
弁護士を訴訟代理人に選任せず、当事者本人が訴訟を行うこと。日本では民事訴訟においてこれが認められている。
ほんにん‐にんしょう【本人認証】
⇒認証2
ほん‐ぬ【本有】
「ほんう」の連声(れんじょう)。
ほん‐ぬい【本縫い】
仮縫いに対して、仕上げるために縫うこと。
ほん‐ぬり【本塗(り)】
本式に塗ること。また、その塗り方。
ほん‐ね【本音】
1 本来の音色。本当の音色。 2 本心からいう言葉。「—が出る」「—を吐く」
ほん‐ねり【本練り】
1 練り菓子や練り物などを、よく練り上げること。 2 生糸を十分に練って、セリシンをほぼ完全に取り除くこと。また、...
ほん‐ネル【本ネル】
綿ネルに対して、フランネルのこと。
ほん‐ねん【本年】
ことし。当年。
ほん‐ねん【本然】
「ほんぜん(本然)」に同じ。「母がその子を手離したくない母性愛の—から」〈露伴・連環記〉
ほん‐の【本の】
[連体]次にくる言葉が取るに足りないものであることを表す語。まったくわずかの。「—一つ」「—名ばかり」「—少ししかない」
ほん‐のう【本能】
動物個体が、学習・条件反射や経験によらず、生得的にもつ行動様式。帰巣本能・生殖本能・防御本能など。
ほんのう‐しゅぎ【本能主義】
本能を満足させることが人生の目的であるとする考え方。
ほんのう‐じ【本能寺】
京都市中京区にある法華宗本門流の大本山。山号は、卯木山。開創は応永22年(1415)。開山は日隆。もと五条坊門にあ...
ほんのうじ‐の‐へん【本能寺の変】
天正10年(1582)明智光秀が織田信長を京都本能寺に襲い、滅ぼした事件。羽柴秀吉の高松城攻撃を救援するため本能寺...
ほんのう‐てき【本能的】
[形動]生まれつきその性質をもっているさま。また、本能のままに行動するさま。「—な行動」「—に危険を察知する」
ほんのおくちよごしですが【本のお口よごしですが】
出久根達郎による、古書をテーマとする随筆集。平成3年(1991)刊行。翌年、第8回講談社エッセイ賞受賞。
ほんのざっし【本の雑誌】
文芸雑誌。目黒考二、椎名誠、沢野ひとしらが中心となり、昭和51年(1976)に創刊。書評を中心に、コラムや対談、著...
ほんのはなし【本の話】
由起しげ子の短編小説。義兄の遺した蔵書を、遺言どおり寄贈するか売却するか悩む童話作家の姿を描く。昭和24年(194...
ほんのり
[副]色・香・姿などが、かすかなさま。うっすら。ほのかに。「頰を—(と)赤める」「—(と)した梅の香り」
ほん‐はなみち【本花道】
歌舞伎劇場で、舞台に向かって左の方(下手)にある常設の花道。右の方(上手)に仮設される仮花道に対していう。
ほん‐ば【本場】
1 ある物事が本式に行われる場所。また、盛んに行われている所。「—のフランス料理」「—仕込み」 2 ある物の本来の...
ほん‐ば【本葉】
双葉のあとに出る葉。その植物の普通の形をした葉になる。
ほん‐ば【奔馬】
勢いよく走る馬。また、勢いの激しいことのたとえ。「—の勢い」 [補説]書名別項。→奔馬
ほんば【奔馬】
三島由紀夫の長編小説「豊饒の海」の第2巻。昭和44年(1969)刊行。血盟団事件に着想を得て、右翼思想に傾倒する青...
ほん‐ばこ【本箱】
書物を入れておく、棚の付いた箱形の家具。
ほん‐ばしょ【本場所】
大相撲で、力士の地位・給金を決定する番付作成の基準となる正式の場所。もとは春(1月)・夏(5月)の2回であったが、...
ほんば‐もの【本場物】
本場でとれる品物。「—のブランデー」
ほん‐ばら【本腹】
本妻の腹に生まれること。また、その子。本妻腹。⇔脇腹(わきばら)。
ほん‐ばん【本番】
1 映画・テレビ・ラジオなどで、テストやリハーサルでなく、実際に撮影・放送・録音を行うこと。また一般に、練習でなく...
ほん‐ぱ【奔波】
1 激しく寄せる波。また、勢いよく流れる水。 2 大勢が争うこと。「詞の足らぬ故に、景物にて飾りたてんと—するほど...
ほんぱ‐しき【翻波式】
平安前期の木彫りの仏像にみられる衣のひだの表現形式の一。大きいひだと小さいひだとを交互に表したもので、その断面が波...
ほんぱ‐ほんがんじ【本派本願寺】
西本願寺の異称。大谷派の本願寺に対していう。
ホンパン【紅幇】
《(中国語)》中国、清・民国時代の秘密結社。哥老会(かろうかい)系。清末に揚子江流域一帯に勢力を広げ、辛亥(しんが...
ほんびのす‐がい【本美之主貝】
マルスダレガイ科の二枚貝。北アメリカ大西洋海岸の原産で、浅海の砂泥地にすむ。殻長約10センチ。殻表は灰白色で同心円...
ほん‐びゃくしょう【本百姓】
江戸時代、田畑・屋敷を持ち、年貢・諸役の負担者として検地帳に登録された農民。農耕のための用水権・入会(いりあい)権...
ほん‐ビロード【本ビロード】
縦横ともに絹糸で織ったビロード。本天。
ほん‐ぴょう【本俵】
年貢や廻米の容量を決めるときに標準とする俵。標準量の米を入れた俵。
ほん‐ぶ【本部】
組織・団体などで、活動の中枢となるところ。また、その置かれてある場所。「捜査—」
ほん‐ぶき【本葺き】
「本瓦(ほんかわら)葺き」に同じ。
ほん‐ぷく【本復】
[名](スル)《「ほんぶく」とも》 1 病気が全快すること。「治療のかいあって—する」 2 配流の地から自国に戻る...
ほん‐ぶし【本節】
1 大形のカツオを三枚におろし、片身をさらに背・腹の二つに切り分けて作った上質の鰹節(かつおぶし)。背肉のほうを雄...
ほん‐ぶしん【本普請】
間に合わせでない、本格的な建築。本建築。⇔仮普請。
ほん‐ぶたい【本舞台】
1 歌舞伎の劇場で、花道・付け舞台などを除いた正面の舞台。もと、左右の大臣柱の間の三間を限った舞台をいった。 2 ...
ほん‐ぶつ【本仏】
仏語。 1 永遠の昔から悟りを開いている仏。本門の仏。 2 一切の仏のうち、根本の仏。真宗では、阿弥陀仏。 3 本...
ほん‐ぶとり【本太り/本肥り】
病的でなく、自然で健康的にふとっていること。
ほん‐ぶり【本降り】
なかなかやみそうもない勢いで雨や雪が降ること。「昼過ぎから—になる」
ほん‐ぶん【本分】
1 人が本来尽くすべきつとめ。「学生の—をわきまえる」 2 そのものに本来備わっている性質。「絵を以て、絵の—以外...
ほん‐ぶん【本文】
「ほんもん(本文)」に同じ。