まる‐ば【円刃/丸刃】
刃をつけてない刃物。また、刃の鋭くない刃物。まろば。
まるば‐あさがお【丸葉朝顔】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は心臓形。夏、紅紫色などのらっぱ状の花を開く。熱帯アメリカの原産。
まるば‐うつぎ【丸葉空木】
アジサイ科の落葉低木。関東以西の山地に自生。葉は卵形で、両面に星状の毛がある。5、6月ごろ、白い5弁花が円錐状につ...
まるば‐ぎしぎし【丸葉羊蹄】
タデ科の多年草。高山の湿地に生え、高さ約20センチ。葉は腎臓形で縁が波打ち、根際から多数出る。夏、緑色か紅緑色の小...
マルバシア
ギリシャの町モネンバシアの旧称。
まるばし‐ちゅうや【丸橋忠弥】
[?〜1651]江戸前期の浪人。出羽の人という。宝蔵院流の槍術にすぐれ、江戸に道場を開く。由井正雪と共謀して慶安の...
まる‐ばしら【丸柱/円柱】
断面が円形の柱。
マルバタイジング
《malicious advertisingから》インターネット広告を通じて、マルウエアを拡散したり、悪質なウェブ...
まるば‐の‐き【丸葉の木】
マンサク科の落葉低木。本州西部と四国の山地に自生。葉は卵円形で、秋に紅葉する。秋の終わりごろ、暗紅色の花をつけ、実...
まるば‐はぎ【丸葉萩】
マメ科の落葉低木。日当たりのよい山野に生える。葉は楕円形の3枚の小葉からなる複葉。8〜10月、紅紫色の蝶形の花を開...
まる‐ばり【丸針】
断面の丸い、普通の縫い針。
まるば‐るこう【丸葉縷紅】
ヒルガオ科の蔓(つる)性の一年草。茎は左巻き。葉は心臓形で先がとがる。夏から秋にかけて、筒の長いらっぱ状の赤い花が...
マルバート
⇒ミルバト
まる‐ひ【丸秘】
秘密書類であることを示す㊙のしるし。転じて、秘密にすべきこと。また、そのもの。「文書を—に扱う」「—情報」
まる‐ひも【丸紐】
断面の丸い紐。
まる‐びたい【丸額】
前髪の生えぎわを丸くそった額。江戸時代、年少の男女の額の形であったが、のちには成人した男性のそれにもなった。
マルビット
低カロリー甘味料の一種。でんぷんを酵素でマルトース(麦芽糖)に変え、水素添加して作る。甘味は砂糖の80パーセント。
マルビナス‐しょとう【マルビナス諸島】
《Islas Malvinas》フォークランド諸島の異称。
まる‐ビル【丸ビル】
⇒丸の内ビルディング
マルピーギ
[1628〜1694]イタリアの解剖学者・医者。顕微鏡を使っての生物の微細構造の研究を創始し、毛細血管や腎小体、昆...
マルピーギ‐かん【マルピーギ管】
昆虫類・多足類・クモ類の排出器官。腸管に開口する多数の小さい盲管からなる。
マルピーギ‐しょうたい【マルピーギ小体】
⇒腎小体(じんしょうたい)
マルファン‐しょうこうぐん【マルファン症候群】
身長が高く手足が細長いなどの骨格異常や、目の水晶体、心臓血管系の異常を主症状とする病気。常染色体顕性遺伝を示すが、...
まる‐ふん【丸粉】
蒔絵(まきえ)粉の一。金・銀・錫(すず)などの粉を平らにのばして角を丸くしたもの。
まる‐ぶしゅかん【丸仏手柑】
ミカン科の常緑小高木。ブシュカンの日本在来種で、九州南部の海岸地帯で栽培。枝にとげがあり、葉は楕円形。花は薄紫色。...
マルブランシュ
[1638〜1715]フランスの哲学者・神父。アウグスチヌス神学とデカルト哲学を結合、機会原因論を唱え、すべては、...
マルベリー
クワの実。また、クワの実のような暗紫色。
マルベーリャ
スペイン南部、アンダルシア州の都市。「美しい海」を意味する。地中海に面し、コスタ‐デル‐ソル有数の海岸保養地として...
マルペロ‐とう【マルペロ島】
《Isla de Malpelo》太平洋にあるコロンビア領の島。ブエナベントゥラの西約500キロメートルに位置する...
まるほやま‐こふん【丸保山古墳】
大阪府堺市北丸保園にある、5世紀の古墳。百舌鳥(もず)古墳群を構成する。前方後円墳で、長さ87メートル、高さ10メ...
まる‐ほん【丸本】
1 省略・欠文などがなく、内容が全部そろっている書物。完本。→欠本 →抄本 →抜き本 2 義太夫節の本で、一部分を...
まるほん‐かぶき【丸本歌舞伎】
⇒義太夫狂言
まるほん‐もの【丸本物】
⇒義太夫狂言
まる‐ボイラー【丸ボイラー】
内部に石炭をたく炉筒や煙管がある円筒形のボイラー。低圧・小容量の場合に使用。炉筒ボイラー・煙管ボイラーなど。
まる‐ぼう【丸暴】
《「マル暴」とも書く。暴力団の「暴」を丸で囲ったことから》暴力団のこと。また、暴力団対策を担当する警察内の組織や刑...
まる‐ぼうず【丸坊主】
1 頭髪を全部短く刈ったり、そり落としたりした頭。 2 山などの樹木がすっかりなくなること。
まる‐ぼし【丸干し】
ダイコンや小形の魚などを、その形のままで干すこと。また、その干したもの。
まる‐ぼり【丸彫(り)】
1 一塊の材料から像の全体を彫り出すこと。また、その彫刻。 2 断面がU字形になるように彫ること。→薬研彫(やげんぼ)り
マルボルク
ポーランド北部の都市。ビスワ川下流の分流ノガト川に沿う。13世紀にドイツ騎士団(チュートン騎士団)の活動拠点として...
マルボルク‐じょう【マルボルク城】
《Zamek w Malborku》ポーランド北部の都市マルボルクにあるゴシック様式の城。ノガト川に臨む。13世紀...
まる‐ぼん【丸盆/円盆】
円形の盆。
まる‐ぽちゃ【丸ぽちゃ】
[名・形動]顔が丸く肉づいて、愛嬌(あいきょう)があること。また、そのような顔つきや、そのさま。「—な(の)顔」
まる‐まげ【丸髷】
1 女性の髪形の一。後頭部に楕円形のやや平たい髷をつけたもので、既婚者が結った。江戸初期の勝山髷(かつやままげ)が...
まるま‐こ・し【丸まこし】
[形ク] 1 いかにも丸々としている。まるまっこい。「白い—・い銀がようござります」〈浮・万金丹・四〉 2 欠けて...
まるまっ‐こ・い【丸まっこい】
[形]「まるっこい」に同じ。「—・い顔」
まるまっ‐ち・い【丸まっちい】
[形]《「まるまるしい」の音変化》丸々としている。いかにも丸い。「—・い手」
まる‐まど【丸窓/円窓】
円形の窓。
マルマラ‐かい【マルマラ海】
《Marmara》トルコ北西部にある内海。バルカン半島と小アジアを隔てる。北東はボスポラス海峡を経て黒海に、南西は...
マルマリス
トルコ南西部の港町。古代名ピュスコス。エーゲ海のマルマリス湾最奥部に位置する。古代より海上交易の拠点として栄え、1...
まる‐まる【丸丸】
[名] 1 ある事物を伏せて暗示するときに用いる符号。「〇〇」と書く。 2 二重の圏点。二重丸。 3 団子(だんご...