りゅう‐かい【粒界】
多結晶を構成する個々の結晶粒どうしの境界。結晶粒界。結晶境界。
りゅうかえん【柳花苑】
雅楽。唐楽。双調(そうじょう)で新楽の中曲。四人の女舞であったが、平安期に舞は絶えた。桓武天皇の時代に唐から伝えら...
りゅうか‐カドミウム【硫化カドミウム】
淡黄色ないし濃橙色の結晶性固体。天然には硫化カドミウム鉱として産する。水に不溶。黄色顔料カドミウムイエローとして用...
りゅうか‐カルシウム【硫化カルシウム】
カルシウムの硫化物。無色の等軸晶系。水に難溶。加水分解で硫化水素カルシウムと水酸化カルシウムを生じる。皮なめし、農...
りゅうか‐ぎん【硫化銀】
銀の硫化物。黒色の粉末。天然には輝銀鉱として産出。銀器の表面が黒変するのは、これが生ずることによる。化学式Ag2S
りゅう‐かく【竜角】
和琴(わごん)・箏(そう)の部分の名。本体上面の端にあって弦を支える駒。和琴では頭部だけ、箏では両端にあるが、特に...
りゅうか‐けい【柳下恵】
中国、周代の魯(ろ)の賢者。本名、展禽。字(あざな)は季。柳下に住み、恵と諡(おくりな)されたことによる名。魯の大...
りゅうか‐けいそ【硫化珪素】
珪素の硫化物。無色または黄色の針状の結晶。斜方晶系。昇華しやすく、水分を吸収して二酸化珪素と硫化水素を生じる。化学...
りゅうか‐すいぎん【硫化水銀】
水銀の硫化物。 1 硫化水銀(Ⅰ)。不安定で、常温の水溶液中でただちに分解し、硫化水銀(Ⅱ)と水銀とになる。化学式...
りゅうか‐すいそ【硫化水素】
水素の硫化物。腐卵臭のある無色の有毒気体。硫黄を含むたんぱく質が腐敗したときに生じ、また火山ガスや鉱泉中に含まれる...
りゅうか‐せんりょう【硫化染料】
合成染料の一。水に不溶の色素を硫化ナトリウムで還元して水溶性にし、酸化させてもとの色を再現する染料。木綿などに用いる。
りゅうか‐ソーダ【硫化ソーダ】
⇒硫化ナトリウム
りゅうか‐てっこう【硫化鉄鉱】
硫化鉄を主成分とする鉱物の総称。黄鉄鉱・白鉄鉱・磁硫鉄鉱などがある。
りゅうか‐てつ【硫化鉄】
鉄の硫化物。 1 硫化鉄(Ⅱ)。灰黒色または淡褐色の結晶。希酸に溶けて硫化水素を発生する。天然には磁硫鉄鉱として産...
りゅうか‐どう【硫化銅】
銅の硫化物。 1 硫化銅(Ⅰ)。金属光沢のある暗灰色の結晶。天然には輝銅鉱として産する。化学式Cu2S 2 硫化銅...
りゅうか‐ナトリウム【硫化ナトリウム】
ナトリウムの硫化物。無色の結晶。等軸晶系。吸湿性、潮解性がある。水溶液は強いアルカリ性を示す。硫化染料、皮革の脱毛...
りゅうか‐ぶつ【硫化物】
硫黄と、それよりも陽性の元素との化合物。天然に鉱物として広く存在し、硫黄あるいは重金属の原料。多くは酸により分解し...
りゅう‐かん【流汗】
汗を流すこと。また、流れ出る汗。「—淋漓(りんり)」
りゅう‐かん【流感】
「流行性感冒」の略。
りゅうかん【隆寛】
[1148〜1228]平安末期・鎌倉前期の浄土宗の僧。京都の人。法然に師事。東山の長楽寺に住み、多念義を主張。著「...
りゅう‐かん【流管】
流体中に任意の閉曲線をとり、その線上の各点の流線で囲まれる曲面。流管内を単位時間に流れる流体の質量は一定となる。
リュウカンフウ【劉廣福】
八木義徳の短編小説。満州にある日本企業の工場を舞台に、中国人工員の姿を描く。昭和19年(1944)発表。同年、第1...
りゅう‐が【竜駕】
⇒りょうが(竜駕)
りゅうがい‐じ【竜蓋寺】
⇒岡寺(おかでら)
りゅう‐がく【立楽】
⇒たちがく(立楽)
りゅう‐がく【留学】
[名](スル)他の土地、特に外国に在留して学ぶこと。「イギリスへ—する」「内地—」
りゅう‐がく【劉鶚】
[1857〜1909]中国、清末の実業家・作家。丹徒(江蘇省)の人。名は夢鵬、字(あざな)は鉄雲。華北の鉄道敷設や...
りゅうがく‐せい【留学生】
外国に滞在して学術・技術などを学ぶ学生。「国費—」→就学生
りゅうがく‐ビザ【留学ビザ】
日本の大学・短期大学・高等専門学校・高等学校・各種学校などで教育を受ける外国人に認められる在留資格。→就学ビザ
りゅうがさき【竜ケ崎/龍ケ崎】
茨城県中南部の市。もと仙台藩伊達氏領地。竜ケ崎木綿の集散地として発展。近年は住宅地化が進む。人口8.0万(2010)。
りゅうがさき‐し【龍ケ崎市】
⇒龍ケ崎
りゅうが‐どう【竜河洞】
高知県中部、香美(かみ)市にある三宝山の鍾乳洞。洞内に弥生時代の穴居遺跡がある。天然記念物および史跡。
りゅう‐がん【立願】
[名](スル)「りつがん(立願)」に同じ。「母上は、御—の事、人にも語らせ給はねば」〈平家・一〉
りゅう‐がん【柳眼】
柳の若芽。
りゅう‐がん【流丸】
ながれだま。流弾。
りゅう‐がん【竜眼】
1 ムクロジ科の常緑小高木。葉は羽状複葉で、互生。春、黄白色の芳香のある小花を円錐状につけ、夏に淡褐色の球形の実を...
りゅう‐がん【竜顔】
天子の顔。天顔。りょうがん。
りゅうがんしゅかん【竜龕手鑑】
中国の字書。4巻。遼(契丹)の行均編。997年成立。仏典を中心に、「説文解字」「玉篇」などからも収集した漢字を部首...
りゅうがん‐にく【竜眼肉】
竜眼の仮種皮の乾燥したもの。漢方で滋養強壮・鎮静薬などに用いる。福肉。
りゅう‐き【流期】
質物の流れる期限。
りゅう‐き【竜旗】
天子の旗。りょうき。
りゅう‐き【隆起】
[名](スル) 1 ある部分が高く盛り上がること。「豊かな胸の—」 2 陸地が周囲、特に海水面に対して相対的に上昇...
りゅう‐き【劉徽】
中国、三国時代の魏の数学者。263年、中国最古の数学書「九章算術」の注釈を作り、その中で円周率の算定や立体の体積計...
りゅう‐き【瘤起】
[名](スル)こぶのように盛り上がること。「肉が—している」
りゅうき‐かいがん【隆起海岸】
地盤の隆起により海底が陸化して生じた海岸。
りゅうき‐がん【榴輝岩】
⇒エクロジャイト
りゅうき‐こう【硫気孔】
水蒸気・硫化水素・二酸化硫黄を多量に噴出する穴。活火山に多い。
りゅうき‐さんごしょう【隆起珊瑚礁】
陸地の相対的隆起によって現れた珊瑚礁。琉球諸島などにある。
りゅうき‐へい【竜騎兵】
16、7世紀以降のヨーロッパで、鎧(よろい)に身を固め銃を持った騎兵。
りゅうきゅう【琉球】
沖縄のこと。中国側からの呼称。14世紀に沖縄島に北山・中山・南山の三つの小国家ができ、のち、中山が統一王朝を樹立。...