いっぽん‐さ【一本鎖】
ポリヌクレオチドやポリペプチドが直線状に連結したもの。また、その状態。「—DNA」
いっぽんさ‐アールエヌエー【一本鎖RNA】
二重らせんを形成しない、通常の一本鎖構造をとるRNA。単鎖RNA。→二本鎖RNA
いっぽんさ‐アールエヌエーウイルス【一本鎖RNAウイルス】
一本鎖RNAをゲノムとして持つウイルス。RNAがそのままmRNAとして働くプラス鎖型(ノロウイルス・SARSコロナ...
いっぽんさ‐こうたい【一本鎖抗体】
遺伝子組み換えにより、抗体の軽鎖と重鎖のアミノ末端にある可変領域を一本につないだもの。単鎖抗体。csFv(sing...
一本(いっぽん)さ・す
やり込める。へこます。「このほどの返しに—・せらるるは見えたこと」〈浮・禁短気・五〉
いっぽんさ‐ディーエヌエー【一本鎖DNA】
二重らせんを形成しない、一本鎖構造をとるDNA。通常、二本鎖であるDNAを熱やアルカリで変性させて作る。また、環状...
いっぽんさ‐ディーエヌエーウイルス【一本鎖DNAウイルス】
一本鎖DNAをゲノムとして持つウイルス。環状の一本鎖DNAをゲノムとするサーコウイルス科・ジェミニウイルス科、直鎖...
いっぽん‐ざし【一本差(し)】
刀を1本差していること。また、その人。特に侠客など。一本刀(がたな)。
いっぽん‐しめじ【一本占地】
イッポンシメジ科のキノコ。秋、広葉樹林内に生え、形はシメジに似るが、有毒。傘は直径5〜15センチで淡褐色、裏面のひ...
いっぽん‐しょうぶ【一本勝負】
柔道・剣道などの試合で、所定時間内に技を一本取れば勝敗が決まる方式。
いっぽん‐じめ【一本締め】
1 手締めの一。3拍、3拍、3拍、1拍のリズムで1回だけ行う。→三本締め 2 「一丁締め」に同じ。
いっぽん‐ぜおい【一本背負い】
柔道・相撲で、相手の片手をつかんで肩にかつぎ、背負うようにして前に投げる技。
いっぽん‐だち【一本立ち】
[名](スル) 1 広い所に樹木などが1本だけ立っていること。 2 他人から援助を受けず、独立して物事をすること。...
いっぽん‐ちょうし【一本調子】
[名・形動]《「いっぽんぢょうし」とも》調子が同じで、変化に乏しいこと。また、そのさま。単調。「—な歌」「—な講義」
いっぽん‐づり【一本釣(り)】
[名](スル) 1 1本の釣り糸に1個の釣り針をつけてカツオやイカなどを釣る漁法。 2 複数の人を勧誘するときに、...
一本(いっぽん)取(と)・る
1 柔道や剣道などで、完全に技が一つ決まる。 2 議論などで、相手をやり込める。「甘く見ていた相手に—・られる」
いっぽん‐どっこ【一本独鈷】
仏具の独鈷に似た文様をひと筋織り出した博多織。男帯に用いられる。
いっぽん‐の‐ごしょどころ【一本御書所】
平安時代、流布している書物を別に1本書写して所蔵していた役所。いっぽんごしょどころ。
いっぽんのなまり【一本の鉛】
佐野洋の長編推理小説。昭和34年(1959)刊。著者初の長編作品。
いっぽん‐ば【一本歯】
修験者(しゅげんじゃ)などの履く、一枚歯の高足駄。
いっぽん‐ばし【一本箸】
死者に供える一膳飯に突き立てる、1本の箸。
いっぽん‐ばし【一本橋】
丸太を1本渡して橋としたもの。丸木橋。
いっぽん‐ばな【一本花】
死者の枕元に供える花。ふつう樒(しきみ)を用い、1本だけ立てる。
一本(いっぽん)参(まい)・る
1 剣道などで相手を一本打ち込む、または、一本打ち込まれる。 2 相手をやり込める。また、相手にやり込められる。
いっぽん‐みち【一本道】
途中で分かれず、まっすぐに続く道。
いっぽん‐やり【一本槍】
[名・形動] 1 目標や手段や態度を一つに絞り、終始それで押し通そうとすること。また、そのさま。「歴史小説—な(の...