苛政(かせい)は虎(とら)よりも猛(たけ)し
《「礼記」檀弓下から》苛政の人民への害は、虎の害よりはなはだしい。
かせい‐ひりょう【化成肥料】
窒素・燐酸(りんさん)・カリウムのうち2成分以上を含むように化学的に製造した肥料。
かせい‐ひん【化成品】
⇒化学品
かせい‐ふ【家政婦】
家事の手伝いに雇われる職業婦人。
かせい‐ぶんか【化政文化】
江戸後期の文化・文政のころ、江戸を中心に栄えた町人文化。文学では人情本・滑稽本・読本(よみほん)・合巻(ごうかん)...
かせい‐ホルモン【花成ホルモン】
⇒フロリゲン
かせい‐ろん【火成論】
地球内部の火の力を重視し、花崗岩(かこうがん)や玄武岩はマグマの冷却固結でできるという説。18世紀末、英国のハット...
河清(かせい)を俟(ま)つ
《「春秋左伝」襄公八年から》黄河の水が澄むのを待つように、いつまで待っても実現する見込みのないこと。百年河清を俟つ。
かせ‐がわ【嘉瀬川】
佐賀県中央部を流れる川。福岡・佐賀県境にある背振(せふり)山地の金山(かなやま)(標高967メートル)付近に源を発...
かせ‐がわ【加勢川】
熊本県中部を流れる緑川水系の一級河川。熊本市にある水前寺公園の湧水を源とし、江津湖を経て、嘉島町との境を流れ、緑川...
か‐せき【化石】
[名](スル) 1 地質時代の生物の遺骸が地層中に保存されたもの。巣穴・足跡などの生痕(せいこん)も含まれる。埋没...
か‐せき【過石】
「過燐酸石灰(かりんさんせっかい)」の通称。
かせき‐エネルギー【化石エネルギー】
⇒化石燃料
かせき‐かいすい【化石海水】
海水に起源する化石水。石油や天然ガスに伴って産出するほか、地下深くから汲み上げて温泉として利用することもある。
かせき‐ぐんしゅう【化石群集】
ある地域の特定の地層に含まれる、種の構成が類似した化石群。生息場所で化石となったものは、元の生物群集を反映している...
かせき‐こ【河跡湖】
蛇行の著しい河川で、河道の変化により一部が取り残されて湖沼となったもの。三日月形をしたものは三日月湖ともよばれ、日...
か‐せきさい【過積載】
トラックなどの貨物車両が、法律で制限される重量を超えた荷物を積んで走行すること。過載。
かせき‐しょう【化石賞】
《Fossil Award》地球温暖化対策に消極的な国に対して、皮肉を込めて授与される不名誉な賞。正式名称は「本日...
かせき‐しょくぶつ【化石植物】
化石生物のうち、フウインボクやリンボクなど植物に分類されるもの。
かせき‐じんるい【化石人類】
化石として発見される人類。第四紀更新世およびそれ以前に生存した人類をさす。猿人・原人・旧人・新人に大別される。
かせき‐すい【化石水】
地層が堆積したときに封じ込められ、数万年以上にわたって大気との水循環から切り離された水。海水が残存したものも含まれる。
かせき‐せいぶつ【化石生物】
地質時代に生存し、化石として発見される生物。恐竜やアンモナイトなどの化石動物と、リンボクなどの化石植物がある。→化石人類
かせき‐せんそう【化石戦争】
19世紀末、米国の二人の古生物学者エドワード=コープとオスニエル=マーシュの間で繰り広げられた恐竜化石の発掘競争。...
かせき‐どうぶつ【化石動物】
化石生物のうち、マンモスやアンモナイト、三葉虫など、動物に分類されるもの。
かせき‐ねんりょう【化石燃料】
地質時代を通じて動植物などが地中に堆積し、長い年月をかけて地圧や地熱を受け、変成されてできた有機物。特に、石炭・石...
かせきねんりょう‐フリーこう【化石燃料フリー鋼】
鉄鉱石の還元工程で石炭を用いない鉄鋼。フォッシルフリースチール。→グリーンスチール
かせきのもり【化石の森】
石原慎太郎の長編小説。劇薬による殺人に走る医学生の精神の軌跡を描く。昭和45年(1970)刊行。第21回芸術選奨文...
かせきのもり‐こくりつこうえん【化石の森国立公園】
《Petrified Forest National Park》⇒ペトリファイドフォレスト国立公園
かせき‐りん【化石林】
直立した樹幹の化石が地層中に散在しているもの。日本では、石川県の手取川流域の中生代のもの、富山県魚津市の新生代第四...
かせき‐れんこん【化石漣痕】
海底などに形成された漣痕がそのまま固結し、化石のように残されたもの。和歌山県の白浜や徳島県の宍喰(ししくい)浦の化...
かせ‐ぎ【鹿】
《角が桛木(かせぎ)に似ているところから》シカの古名。「一箇蒜(ひとつのひる)を白き—に弾きかけ給ふ」〈景行紀〉
かせぎ【稼ぎ】
1 収入を得るために働くこと。また、そのための仕事。生業。「出—」 2 稼ぎ高。「—が少ない」
かせ‐ぎ【桛木】
1 「桛(かせ)1」に同じ。 2 木の枝をYの字形に切ったもの。傾くものを支えたり、さおの先につけて、物を高い所へ...
かせぎ‐がしら【稼ぎ頭】
稼ぎ手のうち、最も収入の多い者。また比喩的に、業界や企業などの中で、最も収益をあげているもの。「我が家の—」「当社...
かせぎ‐だか【稼ぎ高】
働いて得る金額。収入。
かせぎ‐だ・す【稼ぎ出す】
[動サ五(四)] 1 稼ぎはじめる。「末の子もこの春から—・した」 2 稼いで金銭をこしらえる。「アルバイトで—・...
かせぎ‐て【稼ぎ手】
1 働いて収入を得ている者。一家の生活を支えている者。稼ぎ人。「一家の—を失う」 2 よく働く人。働き者。「なかな...
かせぎ‐にん【稼ぎ人】
「稼ぎ手」に同じ。
カセクシス
精神分析理論で、精神的エネルギーが、特定の活動・観念・物・人などに向けつづけられること。特定の人や物に対する好悪の...
かせ‐くび【悴首】
やせた首。細首。「言ふに甲斐なき此高家が—」〈浄・女楠〉
かせ・ぐ【稼ぐ】
[動ガ五(四)] 1 生計を立てるために、一生懸命に働く。「骨身を惜しまず—・ぐ」 2 働いてお金を得る。「学費を...
かせ‐ぐい【枷杭】
自由な行動を束縛するもの。「義理のしがらみ、情の—」〈浄・歌祭文〉
稼(かせ)ぐに追(お)いつく貧乏(びんぼう)なし
常に精を出して働けば、貧乏に苦しむことはない。
かせ‐ぐるま【桛車】
かせ糸を小枠に移すとき、かせ糸を掛けて回転させる車。とんぼ。
カセグレン‐アンテナ
主反射鏡と副反射鏡の一組の反射鏡、および一次放射器で構成されたアンテナ。主反射鏡に放物面を、副反射鏡に双曲面を用い...
カセグレン‐ぼうえんきょう【カセグレン望遠鏡】
《Cassegrain telescope》回転放物面の主鏡と、回転双曲面の副鏡とを組み合わせて、主鏡の中心に開け...
かせ‐ざむらい【悴侍】
雑役に当たる身分の低い侍。「山科と云ふ所の—なりしが」〈申楽談儀〉
カセセ
ウガンダ西部の町。ルウェンゾリ山地の東麓に位置する。銅、コバルトを産する鉱山の町として発展。南東部にジョージ湖があ...
かせだ【加世田】
鹿児島県、薩摩(さつま)半島南西部にあった市。平成17年(2005)11月、周辺4町と合併して南さつま市となった。...
かせだ‐し【加世田市】
⇒加世田