こう‐ねん【後年】
ある時点から何年か経ったのち。また、ゆくすえ。将来。「—は化学者として名をなした」
こう‐ねん【荒年】
作物の収穫がきわめて悪い年。不作の年。凶年。
こう‐ねん【高年】
年をとっていること。年齢の高いこと。高年齢。「—初産婦」「—層」
こうねん‐ういざん【高年初産】
⇒高年齢出産
こうねん‐き【更年期】
女性の、成熟期から老年期へと移行する時期。平均47歳ごろから始まる閉経期を中心とする前後数年間をいう。
こうねんき‐しょうがい【更年期障害】
更年期の女性に、卵巣機能の低下によってホルモンのバランスがくずれるために現れる種々の症状。冷え・のぼせ・めまい・動...
こうねんどえいきょう‐しさん【後年度影響試算】
翌年度の予算に盛り込まれる制度・施策を継続した場合に、歳出・歳入にどの程度の影響が出るか、3年後までの見通しを試算...
こうねん‐ほう【高年法】
「高年齢者雇用安定法」の略称。
こう‐ねんれい【高年齢】
1 「高年」に同じ。「—者の雇用」 2 集団をある年齢層で区切った際に、その中で年長であること。「—出産」
こうねんれい‐きゅうしょくしゃきゅうふ【高年齢求職者給付】
雇用保険法に規定される求職者給付の一。雇用保険の被保険者が65歳以上の場合、65歳未満を対象とする基本手当の代わり...
こうねんれい‐こようけいぞくきゅうふ【高年齢雇用継続給付】
雇用保険法に規定される雇用継続給付の一。60歳到達時との比較で、賃金が75パーセント未満に減少した60歳〜64歳の...
こうねんれいしゃこようあんてい‐ほう【高年齢者雇用安定法】
《「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」の略称》高年齢者の雇用安定、定年退職者などの就業機会の確保・雇用促進など...
こうねんれい‐しゅっさん【高年齢出産】
妊娠の適齢期より高い年齢での出産。特に、35歳以上の初産の女性を高年初産婦とよび、加齢とともに妊娠中毒症・染色体異...
こうの【河野】
姓氏の一。 [補説]「河野」姓の人物河野安通志(こうのあつし)河野一郎(こうのいちろう)河野多恵子(こうのたえこ)...
こうの‐あつし【河野安通志】
[1884〜1946]野球選手・監督。石川の生まれ。早大の投手として活躍したのち、押川清(おしかわきよし)らととも...
こうのいけ【鴻池】
江戸時代、大坂の豪商の家の名。山中鹿之助の次男新六を祖とする。摂津鴻池村で酒造業を始め、のち大坂に進出して海運業・...
こうのいけ‐ぜんえもん【鴻池善右衛門】
鴻池家当主の世襲名。鴻池家の祖である新六の子より始まる。3代善右衛門は酒造・海運を廃して両替商専門となり、家業をさ...
こうの‐いちろう【河野一郎】
[1898〜1965]政治家。神奈川の生まれ。新聞記者を経て政友会の代議士となり、第二次大戦後、自由党結成に参加。...
こう‐のう【行嚢】
郵袋(ゆうたい)の旧称。「郵便集配人がズックの—をかついで」〈花袋・田舎教師〉
こう‐のう【効能/功能】
よい結果をもたらすはたらき。ききめ。「胃腸病に—のある温泉」
こう‐のう【後納】
[名](スル)代金・料金などを利用後におさめること。後払い。「料金—郵便」⇔前納。
こう‐のう【後脳】
脊椎動物の脳の一部で、中脳と延髄に挟まれ、小脳と橋(きょう)とを合わせた部分。発生上、前脳・中脳・菱脳(りょうのう...
こう‐のう【香嚢】
1 金属製の球で、中に香を入れ、ひもに鉤(かぎ)をつけて室内・牛車(ぎっしゃ)などにつるすもの。こうぶくろ。 2 ...
こう‐のう【貢納】
みつぎものをおさめること。
こう‐のう【降納】
[名](スル)掲揚されている国旗などを降ろしておさめること。「大会旗を—する」
こう‐のう【膠嚢】
薬のカプセルのこと。
こうのう‐がき【効能書(き)】
薬などの効能を記したもの。転じて、宣伝などのために、その物の値打ちや長所を記したもの。能書き。「—を並べる」
こうのうしゅく‐ウラン【高濃縮ウラン】
濃縮ウランのうち、ウラン235の濃度を20パーセント以上に高めたもの。核兵器などの軍事利用には、70〜90パーセン...
こうのうど‐にゅうせん【高濃度乳腺】
⇒高濃度乳房
こうのうど‐にゅうぼう【高濃度乳房】
乳房を構成する乳腺組織が高濃度、不均一に分布する状態。マンモグラフィーによる乳がん検診において、乳腺組織は脂肪にく...
こう‐の‐きみ【長官君】
《「かみのきみ」の音変化》国守・左右衛門督・左右兵衛督・左右馬頭などを敬っていう語。こうのとの。かんのきみ。「まこ...
こうのす【鴻巣】
埼玉県北東部の市。中山道の宿場町として発達。雛(ひな)人形・五月人形づくりの伝統があり、花卉(かき)栽培が盛ん。平...
こうのす‐し【鴻巣市】
⇒鴻巣
こうのす‐にんぎょう【鴻巣人形】
鴻巣市産の人形。天正年間(1573〜1592)ごろから農家の副業として作られた。雛人形が中心で、初期は土人形、のち...
こうのす‐びな【鴻巣雛】
鴻巣市産の雛人形。頭と手足を型抜きし、綿繻珍(めんしゅちん)などで胴を包み、黒塗りの台の上に立てたもの。
こう‐の‐ず【香の図】
1 源氏香の図。5本の線をもとに、組香(くみこう)の違いを示したもの。 2 床の落とし懸けや上段の框(かまち)を柱...
こうのせ‐きょう【高の瀬峡】
徳島県南部、剣(つるぎ)山の南麓にある渓谷。那賀(なか)郡那賀町木頭(きとう)の那賀川の源流にあり、絶壁・奇岩の連...
こうの‐たえこ【河野多恵子】
[1926〜2015]小説家。大阪の生まれ。本姓、市川。「蟹(かに)」で芥川賞受賞。他に「一年の牧歌」「みいら採り...
こうのだい【国府台】
千葉県市川市北西部の地名。下総(しもうさ)台地西端の高台で、江戸川に面する文教・住宅地。古代、下総国府が置かれた。...
こうの‐てんせい【河野典生】
[1935〜2012]小説家。高知の生まれ。本名、典生(のりお)。ミステリー・ハードボイルド・SFファンタジー・ジ...
こうの‐とがま【河野敏鎌】
[1844〜1895]政治家。土佐藩出身。尊王攘夷派として活躍。明治15年(1882)立憲改進党を結成し副総理とな...
こう‐の‐との【長官殿】
《「かみのとの」の音変化》「長官君(こうのきみ)」に同じ。「誰も同じ心に—にも申し給へ」〈宇治拾遺・七〉
こうのとり
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ、日本の無人軌道間補給機HTVの愛称。
こう‐の‐とり【鸛】
1 コウノトリ科の鳥。全長約1.1メートル。全身白色で、風切り羽とくちばしが黒い。松などの樹上に巣を作り、姿がタン...
こうのとりたじま‐くうこう【コウノトリ但馬空港】
但馬空港(但馬飛行場)の愛称。
こうの‐は【河野派】
自由民主党にあった派閥の一。春秋会の通称。昭和31年(1956)に河野一郎らが結成。のちの中曽根派につながる。 自...
こうの‐ばいれい【幸野楳嶺】
[1844〜1895]日本画家。京都の生まれ。初号、梅嶺。円山派・四条派に学び、明治の京都画壇の中心的存在となった。
こうの‐ひろなか【河野広中】
[1849〜1923]政治家。三春(みはる)藩出身。自由民権運動を指導、福島事件で投獄された。のち衆議院議長・農商...
こうのまい‐こうざん【鴻之舞鉱山】
北海道北東部、紋別(もんべつ)市にあった金銀鉱山。昭和48年(1973)閉山。
こうの‐みちあり【河野通有】
鎌倉後期の武将。伊予の人。弘安の役に伊予水軍を率いて軍功をあげ、肥前・肥後などに恩賞の地を得た。生没年未詳。