はく‐じ【白字】
1 白色の顔料で書いた文字。白文。 2 印章で、凹状に彫った文字。押印すると文字が白抜きで現れる。白文。⇔朱字。
はく‐じ【白磁/白瓷】
白色の素地(きじ)に透明な釉(うわぐすり)を施した磁器。中国六朝(りくちょう)時代に起こり、日本では江戸初期の有田...
はく‐じ【薄地】
仏語。無知・凡庸な人間の境界。凡夫の境界。また、修行により煩悩が薄くなった位。
はく‐じつ【白日】
1 照り輝く太陽。 2 真昼。白昼。「—の夢」 3 身が潔白であることのたとえ。「青天—の身」 [補説]書名別項。→白日
はくじつ【白日】
渡辺水巴の句集。昭和11年(1936)刊行。
白日(はくじつ)の下(もと)に晒(さら)・す
隠されていた物事を世間に公開する。「不正の実態を—・す」
はくじつ‐む【白日夢】
「白昼夢(はくちゅうむ)」に同じ。
はく‐じゃ【白蛇】
白色のへび。しろへび。
はく‐じゃく【薄弱】
[名・形動] 1 意志や体力などが弱いこと。また、そのさま。「意志が—だ」 2 あいまいではっきりしないこと。また...
はく‐じゅ【白寿】
《「百」の字の一をとると「白」になるところから》99歳のこと。また、その祝い。
はく‐じょう【白杖】
視覚障害者が歩行するときに使う白い杖(つえ)。
はく‐じょう【白状】
[名](スル)《「白」は申す、告げる意》 1 隠していた事実や自分の犯した罪を申し述べること。「相手の名を—する」...
はく‐じょう【陌上】
《「陌」は道の意》路上。道のあたり。
はく‐じょう【薄情】
[名・形動]人情に薄いこと。思いやりの気持ちがないこと。また、そのさま。「—なしうち」「—者」 [派生]はくじょう...
は‐くじら【歯鯨】
クジラ目ハクジラ亜目の哺乳類の総称。歯があり、鯨ひげをもたない。聴覚が発達し、声帯はないがのどか鼻道で高周波音を発...
はく‐じん【白人】
1 白色人種に属する人。 2 ㋐物事に未熟な人。不慣れな人。しろうと。「京の色里にて手弱き客を—と言へり」〈浮・常...
はく‐じん【白刃】
鞘(さや)から抜いた刀。しらは。
はく‐じんしゅ【白人種】
「白色人種」の略。
はくじんたちのだいせんそう【白人たちの大戦争】
《原題、(ドイツ)Der große Krieg der weißen Männer》ツワイクの連作小説。第一次大...
白刃(はくじん)踏(ふ)むべし
《「礼記」中庸から》白刃を踏むことも辞さないほど勇気のあることのたとえ。
白刃(はくじん)前(まえ)に交(まじ)われば流矢(りゅうし)を顧(かえり)みず
《「宋書」袁顗伝より》白刃が目の前で交差するような切迫した状況下では、飛んで来る流れ矢をかえりみている余裕などない...