はね‐つ・ける【撥ね付ける】
[動カ下一][文]はねつ・く[カ下二]要求や申し出などをにべもなく断る。冷たく拒絶する。「提案を—・ける」
はね‐つるべ【撥ね釣瓶】
柱の上に横木を渡し、その一端に石を、他端に釣瓶を取り付けて、石の重みで釣瓶をはね上げ、水をくむもの。
はね‐づくろい【羽繕い】
[名](スル)「はづくろい」に同じ。
はね‐と【跳人】
ねぶたの屋台とともに練り歩く踊り手。花笠をかぶり、たくさんの鈴を身につける。
はね‐とば・す【撥ね飛ばす】
[動サ五(四)]ぶつかって、勢いよく飛ばす。はじき飛ばす。「車に—・される」「重圧を—・す」
はね‐どうりょくけい【羽根動力計】
⇒空気動力計
はね‐に【撥ね荷】
1 荷の中からより分けて別にした荷物。 2 「打ち荷」に同じ。
はねのかむろ【羽根の禿】
歌舞伎舞踊。長唄。初世瀬川如皐(じょこう)作詞、初世杵屋正次郎作曲。天明5年(1785)江戸桐座で、五変化舞踊「春...
はね‐の・く【跳ね退く】
[動カ五(四)]身をおどらせてどく。とびのく。「—・いて落石を避けた」
はね‐の・ける【撥ね除ける】
[動カ下一][文]はねの・く[カ下二] 1 はじくようにしてわきへのける。勢いよく押しやる。「掛け布団を—・ける」...
はね‐ばかま【撥ね袴】
糊が強く、着ると端がはね上がるように折り目のついた袴。転じて、それを着けて威張っているさまをいう。「主の威光の—か...
はね‐ばし【跳ね橋/撥ね橋】
1 城塞などの入り口に設け、不必要なときは綱・鎖などでつり上げておけるようにした橋。 2 船を通行させるときだけ、...
はね‐ばし【撥ね箸】
嫌い箸の一。食事の際に、食べたくないものを箸でのけること。
はね‐び【跳ね火】
火がはじけて飛ぶこと。また、その火。はしり火。
はね‐ぶとん【羽根布団/羽布団】
鳥の羽毛を中に入れた布団。軽くて暖かい。《季 冬》→羽毛布団[補説]
はね‐ペン【羽根ペン】
ガチョウなどの羽の軸を削って作ったペン。ペン先にインクをつけながら書く。鵝(が)ペン。クイル。
はね‐ぼうき【羽箒】
「はぼうき(羽箒)」に同じ。
はね‐ぼり【撥ね彫(り)】
⇒撥鏤(ばちる)
はね‐ポンプ【羽根ポンプ】
⇒ウイングポンプ
はね‐まわ・る【跳ね回る】
[動ラ五(四)]跳ねて動きまわる。「砂場をはだしで—・る」
ハネムーナー
新婚のカップル。
ハネムーン
1 新婚後の約1か月間。蜜月。 2 新婚旅行。蜜月旅行。 3 (1から転じて)政権発足からしばらくの間、国民・メデ...
ハネムーン‐ベビー
《(和)honeymoon+baby》新婚旅行でみごもった赤ん坊。
はね‐もとゆい【跳ね元結】
結んだとき、端がはね返るようにした元結。金紙・銀紙などで作り、中に針金が入れてある。江戸中期に流行し、主に若い女性...
はね‐もの【跳ね者】
軽はずみな人。とっぴな言動をする人。おっちょこちょい。とびあがりもの。はねあがり。「そりゃ、はねがかかります。—、...
はね‐もの【撥ね物】
規格に合わないとして取り除かれた品物。
はね‐やすめ【羽休め】
鳥が枝などにとまり、羽を休めること。はねやすみ。
はね‐ようじ【羽根楊枝/羽楊枝】
細長い柄(え)の頭に鳥の羽をつけた小さい楊枝。おはぐろや薬などをつけるのに用いる。
は・ねる【刎ねる】
[動ナ下一][文]は・ぬ[ナ下二]《「跳ねる」と同語源》刀で首を切り落とす。「首を—・ねる」
は・ねる【跳ねる】
[動ナ下一][文]は・ぬ[ナ下二] 1 勢いよくとび上がる。躍り上がる。「川面に魚が—・ねる」「驚いた馬が—・ねる...
は・ねる【撥ねる】
[動ナ下一][文]は・ぬ[ナ下二]《「跳ねる」と同語源》 1 とばし散らす。液体などをはじきとばす。「泥を—・ねる...
羽(はね)を交(か)わ・す
「羽を並ぶ1」に同じ。「—・し枝を連ぬる契りの末も」〈奥の細道〉
羽(はね)を交(か)わせる鳥(とり)
「比翼(ひよく)の鳥1」に同じ。「生きての世死にての後の後の世も—となりなむ」〈大鏡・師尹〉
羽(はね)を垂(た)・れる
平伏して頭を下げる。降伏したさまにいう。「長田の四郎忠宗は…父子十騎ばかり—・れて」〈古活字本平治・下〉
羽(はね)を並(なら)・ぶ
1 《中国の、比翼の鳥の伝説から》男女・夫婦がこまやかな愛情で結ばれる。羽を交わす。「木にもおひず羽も並べで何しか...
羽(はね)を伸(の)ば・す
束縛するものがなくなって、のびのびと自由に振る舞う。「休暇をとって—・す」
ハノイ
ベトナム社会主義共和国の首都。同国北部にあり、ホン川に臨む水陸交通の要地で、11世紀に李朝が都を置き、政治・経済・...
ハノイ‐じょう【ハノイ城】
⇒タンロン遺跡
ハノイ‐だいきょうかい【ハノイ大教会】
《Nha Tho Lon Ha Noi》ベトナムの首都ハノイの市街中心部にある教会。フランス植民地時代の1886年...
ハノイ‐の‐とう【ハノイの塔】
中央に穴の空いた複数の円盤が、3本の杭に積み重ねられたパズル。円盤は3枚から10枚ほどで、それぞれ直径が異なり、最...
は‐の‐じ【巴の字】
1 《「巴」の篆書(てんしょ)体の形から》巴(ともえ)模様。また、そのように渦巻き状にまわること。「十文字に懸け破...
歯(は)の抜(ぬ)けたよう
まばらで、ふぞろいなさま。また、あるべきものが欠けて、寂しいさま。「欠席者が多くて、—な会場」
歯(は)の根(ね)が合(あ)わ◦ない
寒さや恐ろしさのためにひどくふるえる。「事故のショックで—◦ない」
歯(は)の根(ね)も食(く)い合(あ)・う
非常に親しい間柄のたとえ。「両方心底見届け、—・ふねんごろ」〈浄・生玉心中〉
は‐の‐まい【破の舞】
能の舞事(まいごと)の一。序の舞や中の舞のあとに、謡一段を経て、同じシテが再び舞う短い舞。また、その囃子(はやし)。
ハノーバー
ドイツ中北部の商工業都市。ニーダーザクセン州の州都。石灰・カリウムなどを産出し、機械工業が盛ん。1947年以来大規...
ハノーバーシュ‐ミュンデン
⇒ミュンデン
ハノーバー‐ちょう【ハノーバー朝】
《Hanover》イギリスの王朝。1714年、スチュアート朝の断絶後、ドイツのハノーバー選帝侯がジョージ1世として...
ハノーバー‐メッセ
ドイツのハノーバーで毎年4月に開催される、世界最大級の国際産業技術見本市。第二次大戦後の1947年、ドイツ復興を目...
ハノーファー
⇒ハノーバー