はくちゅうどうどう【白昼堂々】
結城昌治の小説。昭和41年(1966)刊行。万引き集団を軽妙なタッチで描いた悪漢小説。昭和43年(1968)、野村...
はくちゅう‐の‐かん【伯仲の間】
《魏文帝「典論」から》両者の能力にあまり差のないこと。互いに似たりよったりであること。
はくちゅうのしかく【白昼の死角】
高木彬光の長編小説。昭和34年(1959)から昭和35年(1960)にかけて「週刊スリラー」誌に「黄金の死角」のタ...
はくちゅう‐む【白昼夢】
日中、目を覚ましたままで空想や想像を夢のように映像として見ていること。また、そのような非現実的な幻想にふけること。...
はくちょう
昭和54年(1979)2月に打ち上げられた日本初のX線天文衛星CORSA-b(コルサビー)の愛称。東京大学宇宙航空...
はくちょう
川崎洋の詩。同作を表題作とする第一詩集は昭和30年(1955)刊行。
はく‐ちょう【白張/白丁】
《「しらはり」を音読みにした語》 1 「しらはり」に同じ。 2 傘持ち・沓(くつ)持ち・車副(くるまぞい)などの役...
はく‐ちょう【白鳥】
カモ科ハクチョウ属の鳥の総称。大形の水鳥で、くびが長く、水底などの水草を食べる。日本に冬鳥として渡来するオオハクチ...
はくちょう【白鳥】
《原題、(フランス)Le cygne》サン=サーンスの管弦楽曲「動物の謝肉祭」の第13曲。チェロ独奏曲として有名。
はくちょう‐えぼし【白張烏帽子】
白張2のかぶる烏帽子。
はくちょう‐げ【白丁花】
アカネ科の常緑小低木。高さ約1メートル。よく枝分かれし、葉は狭楕円形で、対生。初夏、白色または淡紅紫色の花が咲き、...
はくちょう‐ざ【白鳥座】
北天の大星座。9月下旬の午後8時ごろ南中し、天頂付近に見える。天の川の中に、α(アルファ)星のデネブ・β(ベータ)...
はくちょうざ‐エー【白鳥座A】
白鳥座にある、全天で2番目に強い電波を出している電波銀河。地球からの距離は6億光年以上と推定されている。強力な宇宙...
はくちょうしょじょ‐せつわ【白鳥処女説話】
白鳥が処女に化して地上に降り、人間の男に衣を取られて結婚するという筋の説話。特に女性の処女性を白鳥で象徴する。類型...
はくちょう‐どくり【白鳥徳利】
《白鳥に似ているところから》白くて細長い陶製の徳利。
はくちょう‐の‐うた【白鳥の歌】
死ぬまぎわに白鳥がうたうという歌。その時の声が最も美しいという言い伝えから、ある人が最後に作った詩歌や曲、また、生...
はくちょうのうたなんかきこえない【白鳥の歌なんか聞えない】
庄司薫の小説。昭和45年(1970)「中央公論」誌に連載。翌年、単行本刊行。作者と同名の青年を主人公とする作品群「...
はくちょうのくび‐フラスコ【白鳥の首フラスコ】
⇒パスツールフラスコ
はくちょうのみずうみ【白鳥の湖】
《原題、(ロシア)Lebedinoe ozero》チャイコフスキー作曲のバレエ音楽。1877年モスクワで初演。悪魔...
はくちょう‐ハンこく【白帳ハン国】
キプチャクハン国を構成した王国の一。バトゥの兄オルダの所領で、東方領のカザフスタンを支配した。16世紀初めに滅亡。
はくちょうひめ【白鳥姫】
《原題、(スウェーデン)Svanevit》シベリウスの管弦楽曲。1908年作曲。ストリンドベリの同名の戯曲の劇付随...
はくちょう‐りょう【白鳥陵】
⇒しらとりのみささぎ(白鳥陵)
はく‐つき【箔付き】
1 箔のついていること。また、そのもの。 2 定評のあること。また、そのものや人。
はく‐てい【白丁】
律令制で、無位無官の良民。口分田を支給されて租を納め課役を負担する者。
はく‐てい【白帝】
《五行説で、白を西・秋にあてるところから》西方の神。秋をつかさどる神。また、秋の異称。
はくてい‐じょう【白帝城】
中国、重慶市の北東部、揚子江の北岸、白帝山上にあった城。前漢末に築かれ、蜀漢の昭烈帝(劉備(りゅうび))が崩じた所...
はく‐てっこう【白鉄鉱】
鉄の硫化鉱物。淡い真鍮(しんちゅう)色で金属光沢がある。板状・錐状結晶や塊状をなすことが多い。斜方晶系。黄鉄鉱と同...
はく‐てん【白点】
1 白色の点。 2 胡粉(ごふん)または白墨を用いて加点した白色の訓点。→訓点
はくてん‐びょう【白点病】
熱帯魚の体表が白い点に覆われる病気。ある種の原生動物の寄生によって起こる。
はく‐でい【白泥】
酸化鉄の含有量が少ない、灰白色の粘土を焼いて作った無釉(むゆう)の陶器。
はくでいそめつけきんさいすすきもんふたもの【白泥染付金彩芒文蓋物】
⇒白藍絵金彩薄文蓋物
はく‐でん【白田】
《「白」は乾いているの意》はたけ。 [補説]国字の「畠」は「白田」を一字化したもの。
はくと【ハクト】
《HAKUTO》日本を拠点とする民間による月面探査プロジェクト。正式名称はホワイトレーベルスペース。名称は、月に兎...
ハクト‐アール
日本の民間企業ispace社による月面探査計画。地球から月面への物資輸送の技術実証を目的とする。令和4年(2022...
はく‐とう【白桃】
モモの一品種。多汁で果肉が白く、甘い。《季 秋》
はく‐とう【白陶】
中国、殷(いん)代の白色土器。カオリン土を用い、同時代の青銅器に類似する雷文(らいもん)などの文様がある。祭祀(さ...
はく‐とう【白湯】
1 何もまぜてない湯。さゆ。しらゆ。 2 薬湯に対して、普通の浴用の湯。
はく‐とう【白糖】
精製した白色の砂糖。白砂糖。
はく‐とう【白頭】
年老いて白髪になった頭。しらがあたま。
はく‐とう【搏闘】
[名](スル)殴り合ってたたかうこと。組み打ちすること。格闘。搏戦。
はくとう‐おう【白頭翁】
1 しらが頭の老人。白髪の老人。 2 ムクドリの別名。 3 オキナグサの根。漢方で、乾燥させたものを下痢止めに用いる。
はくとう‐さん【白頭山】
⇒ペクトサン
はく‐とうど【白陶土】
⇒カオリン
はく‐とうゆ【白灯油】
家庭用の暖房・燃料に使う、精製された無色透明の灯油。完全燃焼し、排ガス中の有毒成分や刺激臭が少ない。
はくとう‐わし【白頭鷲】
タカ科の鳥。全長約90センチ。体は褐色で、頭部と尾が白い。北アメリカに分布し、海岸・湖沼・広い川の付近にすみ、魚を...
はくと‐かいがん【白兎海岸】
鳥取県北東部、鳥取市西部にある海岸。ハマナスの自生南限地帯として国指定天然記念物になっている。「古事記」にある因幡...
はく‐とく【薄徳】
徳の少ないこと。寡徳。自分の徳行をへりくだっていう語。
はく‐ど【白土】
1 白い土。しろつち。 2 陶土・酸性白土・ベントナイトなど、白色の粘土のこと。
はく‐どう【白道】
天球上での月の軌道。黄道に対して約5度9分傾いている。
はく‐どう【白銅】
1 銅にニッケルを15〜25パーセント加えた合金。銀白色で硬く、展延性・耐食性に富むので、硬貨・装飾品に用いる。 ...