まさ‐ぼん【麻沙本】
中国の刊本の名。南宋から明代にかけて、福建省建陽県の麻沙で出版されたが、誤刻が多く、誤りの多い本の代名詞となった。
まざまざ‐し・い
[形][文]まざまざ・し[シク]《「まさまさしい」とも》 1 いかにも真実らしい。しらじらしい。「風俗の謬写とは…...
まさむね【正宗】
⇒岡崎正宗(おかざきまさむね) 1 の鍛造になる刀。また、一般に名刀。転じて、よく切れるもののたとえに用いられる...
まさむね‐はくちょう【正宗白鳥】
[1879〜1962]小説家・劇作家・評論家。岡山の生まれ。本名、忠夫。自然主義作家として、虚無的人生観を客観的に...
まさ‐め【正目/正眼】
自分の目でじかに見ること。まのあたり。「和魂(にぎみたま)荒魂兼ねそなわる健全な人の姿を今の—に視よとも言い」〈藤...
まさ‐め【柾目/正目】
木を中心を通って縦断したときの面にみられる、樹心に平行してまっすぐな木目(もくめ)。また、その材木。⇔板目(いため)。
まさめ‐がみ【柾目紙/正目紙】
1 コウゾを原料として漉(す)いた厚手の白い和紙。漉き目が柾目のようにまっすぐに通る。主に錦絵(にしきえ)を刷るの...
マサヤ
中央アメリカ、ニカラグア西部の都市。マサヤ県の県都。首都マナグアの南東約30キロメートル、マサヤ湖の東岸に位置する...
ま‐さやか【真明か/真清か】
[形動ナリ]はっきりしているさま。さやか。「色深く背なが衣は染めましをみ坂給(たば)らば—に見む」〈万・四四二四〉
マサヤかざん‐こくりつこうえん【マサヤ火山国立公園】
《Parque nacional Volcán Masaya》中央アメリカ、ニカラグア西部にある国立公園。首都マナ...
まさ‐ゆめ【正夢】
事実と一致する夢。将来、それが現実になる夢。⇔逆夢(さかゆめ)。
マサラ
《「マサーラ」とも》インドなどで用いる混合香辛料。各種の香辛料やハーブを混合したもので、カレー料理の調味やミルクテ...
マサラ‐ムービー
《(和)masala+movie マサラはインドなどで用いられる混合香辛料》インドで制作される娯楽映画の通称。→ボ...
まさり【勝り/優り】
まさること。他にくらべてすぐれていること。「男—の力持ち」
まさり‐おとり【勝り劣り/優り劣り】
まさることとおとること。優劣。
まさり‐がお【優り顔/勝り顔】
まさっているという顔つき。得意そうな顔。自慢顔。「あな、—な。さるものぞ、やもめにはなるてふ」〈かげろふ・中〉
マサリク
[1850〜1937]チェコスロバキアの政治家・哲学者。チェコ民族独立運動を指導。第一次大戦後、チェコスロバキア共...
まさり‐ぐさ【優り草/勝り草】
菊の古名。寛平の菊合わせの歌に「すべらぎの万代(よろづよ)までにまさりぐさたまひし種を植ゑし菊なり」と詠まれたとこ...
まさり‐ざま【優り様/勝り様】
[名・形動ナリ]他よりまさっていること。すぐれていること。また、そのさま。まさりぎみ。まさざま。「父大臣(おとど)...
ま‐さる【真猿】
サルの古名。多く「勝(まさ)る」に掛けていう。「大和なる姿の池にうきざるの—を君が影をこそ見れ」〈相如集〉
まさ・る【勝る/優る】
[動ラ五(四)]《「増さる」と同語源》 1 他と比べて価値や能力などが上である。すぐれる。ひいでる。「実力において...
まさ・る【増さる】
[動ラ五(四)]数量や程度などがしだいに多くなる。ふえる。「川の水かさが—・る」
勝(まさ)るとも劣(おと)ら◦ない
それ以上ではあっても劣っていることはない。互角またはそれ以上である。「入選作に—◦ない出来映え」
マサン【馬山】
大韓民国南部、慶尚南道の昌原市の地区名。鎮海湾の湾奥にあり、繊維などの工業が盛ん。独立した市だったが、2010年に...
マサーラ
⇒マサラ
マザカ
トルコ中央部の都市カイセリの古代名。
まざき‐じんざぶろう【真崎甚三郎】
[1876〜1956]軍人。陸軍大将。佐賀の生まれ。陸軍士官学校長・教育総監を歴任。皇道派の中心人物で、二・二六事...
マザ‐コン
「マザーコンプレックス」の略。
まざ‐まざ
[副] 1 まるで目の前にあるかのようにはっきりとしているさま。ありあり。「あのときの事が—とまぶたに浮かぶ」 2...
マザラキ‐きょうかい【マザラキ教会】
《Biserica Mazarache》モルドバの首都キシナウにある教会。18世紀半ば、オスマン帝国により破壊され...
マザラン
[1602〜1661]フランスの政治家。イタリア生まれ。1643年に宰相となり、対外的にはウエストファリア条約を有...
まざり‐もの【混ざり物/交ざり物】
まざって入っている物。夾雑物(きょうざつぶつ)。まじりもの。
マザリング
《「マザーリング」とも》母親が幼児に示す愛情行動。頰(ほお)ずりしたり、あやしたりすること。
マザリーズ
母親などが乳幼児に対して用いる、簡略化された語。→育児語
まざ・る【混ざる/交ざる/雑ざる】
[動ラ五(四)]性質の異なるものが中に入り込む。まじる。「酒に水が—・る」「カシミアの—・ったウール地」→混じる[補説]
マザー
1 母。母親。⇔ファーザー。 2 カトリック教会の女子修道院長。
マザー‐グース
《がちょうおばさんの意》英国の伝承童謡の総称。ロンドンの出版業者ジョン=ニューベリーが1765年ごろ刊行した「マザ...
マザー‐テレサ
[1910〜1997]カトリックの修道女。マケドニア(現北マケドニア)の生まれ。幼名アグネス=ゴンジャ=ボヤージュ...
マザー‐インダストリー
新しい産業分野を開発、育成する産業。かつて軍需産業が多くの民生産業を生んだのもその一つ。無数の部品、関連・周辺機器...
マザー‐カントリー
祖国。母国。
マザー‐ガラス
液晶ディスプレー、有機ELディスプレー、太陽電池などのガラス基板に使われる板ガラス。
マザーこうじょう‐せい【マザー工場制】
メーカーが国外に工場を設立して事業を拡大していく際、それを支援するための高い技術力・開発力・マネージメント力・投資...
マザー‐コンプレックス
《(和)mother+complex》自分の行為を自分で決定できず、母親に固着し、いつまでも支配されている心的傾向...
マザーシップトン‐どうくつ【マザーシップトン洞窟】
《Mother Shipton's Cave》英国イングランド北部、ノースヨークシャー州の町ハロゲート近郊のニエズ...
マザーズ
《Market of the high-growth and emerging stocks》東京証券取引所が平成...
マザーズ‐バッグ
《(和)mother's+bag》赤ん坊を連れて外出する母親が使いやすいように考えられたバッグ。トートバッグ型やシ...
マザー‐ファクトリー
いくつかの工場の中で、中心的役割を果たす工場。
マザーボード
CPUや主記憶装置など主要な部品を装着したパソコンの心臓部ともいえるボード。メーンボード。
マザー‐マシン
《(和)mother+machine》機械を作るために用いられる機械。工作機械のこと。また、工作機械を作るために用...
マザーリング
⇒マザリング