よし‐もがな【由もがな】
[連語]《「もがな」は願望の終助詞》方法があればいいのになあ。「いにしへのしづのをだまき繰りかへし昔を今になす—」...
よしもと【吉本】
姓氏の一。 [補説]「吉本」姓の人物吉本隆明(よしもとたかあき)吉本(よしもと)ばなな吉本隆明(よしもとりゅうめい)
よしもと‐たかあき【吉本隆明】
[1924〜2012]詩人・文芸評論家・思想家。東京の生まれ。次女は小説家の吉本ばなな。文学・大衆文化・政治・宗教...
よしもと‐ばなな【吉本ばなな】
[1964〜 ]小説家。東京の生まれ。本名、吉本真秀子(まほこ)。思想家吉本隆明の次女。単行本「キッチン」に所収の...
よしもと‐りゅうめい【吉本隆明】
⇒よしもとたかあき(吉本隆明)
よ‐しゃ【輿車】
輿(こし)と車。また、乗り物の総称。
よしゃずこう【輿車図考】
江戸後期の故実書。松平定信編、渡辺広輝画。16巻。文化元年(1804)成立。各種の輿車に関する考証に、彩色図を付した書。
よし‐や【縦や】
[副]《副詞「よし」+間投助詞「や」から》 1 たとえ。かりに。よしんば。「—せつない思をしても」〈鴎外・雁〉 2...
よしや‐ぐみ【吉屋組】
江戸前期、三浦小次郎義也を頭目にした旗本奴の組。六方組の一。義也組。
よしや‐のぶこ【吉屋信子】
[1896〜1973]小説家。新潟の生まれ。キリスト教的な理想主義や清純な感傷性によって多くの女性の支持を得た。作...
よしやまち‐どおり【葭屋町通り】
京都市上京区を南北に走る道路の呼び名。堀川通り西側の小路。全長約1.3キロ。安倍晴明を祭る晴明神社がある。
よ‐しゅ【予修】
「逆修(ぎゃくしゅ)2」に同じ。
よ‐しゅう【予州】
伊予(いよ)国の異称。
よ‐しゅう【予習】
[名](スル)前もって学習すること。「次の課を—する」⇔復習。
よ‐しゅう【余臭】
あとまで残っているにおい。転じて、名残。「封建時代の—をとどめる」
よ‐しゅう【余執】
仏語。心に残って離れ去ることのない執着。前世から現世、また現世から来世にまで残っている執念。
よ‐しゅう【余習】
1 残っている昔の習慣。「それが道学の—なのか、又は一種のはにかみなのか」〈漱石・こゝろ〉 2 仏語。煩悩(ぼんの...
よ‐しゅうごう【余集合】
⇒補集合(ほしゅうごう)
よ‐しゅく【予祝】
あらかじめ祝うこと。前祝い。
よしゅく‐ぎれい【予祝儀礼】
農耕儀礼の一。新春の耕作開始に先立ち、主として小正月にその年の豊作を祈って行う前祝いの行事。田打ち正月・田遊びなど...
よしゆき【吉行】
姓氏の一。 [補説]「吉行」姓の人物吉行淳之介(よしゆきじゅんのすけ)吉行理恵(よしゆきりえ)
よしゆき‐じゅんのすけ【吉行淳之介】
[1924〜1994]小説家。岡山の生まれ。「驟雨」で第31回芥川賞を受賞し、以降「第三の新人」の一人として活躍。...
よしゆき‐りえ【吉行理恵】
[1939〜2006]詩人・小説家。東京の生まれ。本名、理恵子。吉行淳之介の妹。詩集「夢のなかで」で田村俊子賞受賞...
よ‐しょう【預証】
預金と、有価証券または有価証券運用金のこと。
よしょう‐りつ【預証率】
銀行の預金残高に対する、有価証券運用残高の割合。預証比率。→預貸率
よ‐しょく【余色】
⇒補色(ほしょく)
よし‐よし【縦縦】
[副]《副詞「よし」を重ねて強調した語》どうなろうとも。ままよ。「—、更に見え奉らじ」〈源・葵〉
よし‐よし
[感] 1 目下の相手の希望などを承知したときに用いる語。わかった、わかった。「—、買ってやるよ」 2 目下の相手...
よしよし・し【由由し】
[形シク]由緒ありげである。いかにも風情がある。「しつらひなど、—・しうし給ふ」〈源・東屋〉
よしわら【吉原】
静岡県富士市南東部の地名。旧吉原市。江戸時代は東海道五十三次の宿駅。製紙・パルプ業などが行われる。 江戸の遊郭。現...
よし‐わら【葦原】
ヨシの生い茂っている原。
よしわら‐かご【吉原駕籠】
江戸時代、吉原遊郭へ通う遊客を乗せて往来した町駕籠。
よしわら‐かぶり【吉原被り】
手ぬぐいのかぶり方で、二つ折りにした手ぬぐいを頭にのせ、その両端を髷(まげ)の後ろで結んだもの。遊里の芸人や物売り...
よしわら‐ことば【吉原言葉】
江戸吉原の遊郭で、遊女などが使った特殊な言葉。さとことば。ありんすことば。
よしわらごめんじょう【吉原御免状】
隆慶一郎による長編の伝奇時代小説。宮本武蔵に育てられた青年剣士松永誠一郎が、家康公から下された「神君御免状」を巡り...
よしわら‐さいけん【吉原細見】
「細見(さいけん)3」に同じ。
よしわら‐すずめ【吉原雀】
吉原の遊郭にしばしば出入りして、その内情に通じている人。 歌舞伎舞踊。長唄。本名題「教草(おしえぐさ)吉原雀」。初...
よしわら‐すずめ【葦原雀】
1 ヨシキリの別名。《季 夏》「門出吉し田よしと—かな/一茶」 2 《ヨシキリのやかましい鳴き声から》口数が多くう...
よしわらてびきぐさ【吉原手引草】
松井今朝子の時代小説。遊女の失踪の謎に迫る。平成19年(2007)刊行。同年、第137回直木賞受賞。
よしわら‐にわか【吉原俄】
江戸吉原の遊郭で行われた即興芝居。享保年間(1716〜1736)に始まり、毎年8月中旬から9月中旬まで街頭の屋台の...
よし‐わるし【善し悪し】
「よしあし」に同じ。「品の—を見分ける」「車をもつのも—だ」
よ‐しん【予診】
医者が診察に入る前に、患者の症状の訴えや既往症などをあらかじめ問診すること。
よ‐しん【予審】
旧刑事訴訟法で認められていた制度。公訴提起後、被告事件を公判に付すべきか否かを決定し、あわせて公判で取り調べにくい...
よ‐しん【余震】
大地震のあとしばらくの間、引き続いて起こる小地震。揺り返し。
よ‐しん【与信】
クレジットカードを発行する、資金を貸し付けるなどの信用を供与すること。
よしん‐かくりつ【余震確率】
余震の起こる度合い。気象庁が、大きな地震の後に余震が起こると判断したときに出す。パーセントで表す。平成10年(19...
よしん‐ば【縦んば】
[副]たとえそうであったとしても。かりに。「—間違ったとしても心配はない」
よしん‐ひよう【与信費用】
不良債権の処理に伴って金融機関に発生する損失の総称。融資先が破綻し、貸出金が回収できなくなる場合に備えて、損失とし...
よしん‐わく【与信枠】
与信の上限。融資などの限度となる額。