りん‐じ【綸旨】
《綸言の旨の意。「りんし」とも》 1 天子などの命令。また、その内容。綸命。 2 蔵人(くろうど)が天皇の命を奉じ...
りん‐じ【臨時】
1 あらかじめ定めた時でなく、その時々の事情に応じて行うこと。「—に総会を開く」「—番組」「—休業」 2 一時的で...
りん‐じ【鱗次】
[名・形動タリ]うろこのように並びつづくこと。また、そのさま。「商家—として百物備はらざることなし」〈北越雪譜〉
りんじうんてんしゃ‐とくやく【臨時運転者特約】
自動車保険における特約の一つ。友人・知人など記名被保険者またはその家族以外の者が被保険自動車を運転していて起こした...
りんじ‐きごう【臨時記号】
楽曲の途中で、ある音の高さを一時的に変化させるための記号。符頭の左側につけられた変化記号・本位記号をさす。
りんじ‐きゃく【臨時客】
1 不意に来た客。 2 《大饗(だいきょう)のように公式の行事ではないところからいう》平安時代、年頭に摂政・関白・...
りんじ‐きゅうぎょう【臨時休業】
決められた休日以外の日に、営業・業務を休むこと。
りんじ‐きゅうこう【臨時休校】
決められた休日以外の日に、学校を休みにすること。「台風で—となる」
りんじ‐きょういくかいぎ【臨時教育会議】
第一次大戦後の教育改革について調査・審議するため、大正6年(1917)から同8年まで設けられた内閣直属の諮問機関。...
りんじ‐ぎょうせいかいかくすいしんしんぎかい【臨時行政改革推進審議会】
第二臨調の答申を受けた政府の行政改革への取り組みを監視する機関として旧総理府に設置された諮問機関。昭和58年(19...
りんじ‐ぎょうせいちょうさかい【臨時行政調査会】
行政の適正・合理化について調査・審議するために旧総理府に設置された諮問機関。第一次(会長・佐藤喜一郎)は昭和37年...
りん‐じく【輪軸】
大小二つの円筒状の滑車を一つの軸に重ねるように固定した装置。同時に回転し、大滑車にかけた綱を引いて、小滑車につるし...
りんじ‐こう【臨時工】
臨時に雇用される工業労働者。
りんじ‐こくごちょうさかい【臨時国語調査会】
国語に関する事項を調査するため、大正10年(1921)設置された機関。文部大臣の監督に属し、常用漢字表・仮名遣改定...
りんじ‐こっかい【臨時国会】
通常国会に対して、必要に応じて臨時に召集される国会。憲法上では臨時会という。
りんじ‐こようしゃ【臨時雇用者】
⇒臨時的雇用者
りんじさいがい‐ほうそうきょく【臨時災害放送局】
災害が発生した際に、住民の安否情報や救援情報を詳細に伝えるために地方公共団体などが臨時に開設するFMラジオ放送局。
りんじ‐ざいせいたいさくさい【臨時財政対策債】
地方一般財源の不足を補うために特例として発行される地方債。必要に応じて地方自治体が発行し、償還費用は全額国が負担す...
りんじ‐しゃいん【臨時社員】
雇用期間・労働時間・給与などの条件を企業と個別に契約して、比較的短い期間で就業する社員。パートタイマー・契約社員・...
りんじ‐せいけん【臨時政権】
⇒臨時政府
りんじ‐せいふ【臨時政府】
戦争・革命・クーデターなどによって既存の政府が廃止され、正式政府が樹立されるまでの間、臨時的に組織される政府。臨時...
りんじてき‐こようしゃ【臨時的雇用者】
臨時または日々雇用されている、雇用期間が1か月以内の労働者。臨時雇用者。
りんじ‐にんちきのうけんさ【臨時認知機能検査】
75歳以上の高齢者が、信号無視・逆走・一時不停止など一定の交通違反をしたときに、受けることが義務付けられている検査...
りんじ‐の‐じもく【臨時の除目】
春秋の恒例の除目のほかに、臨時に行われる小規模の除目。
りんじ‐の‐まつり【臨時の祭(り)】
例祭のほかに行われる祭礼。特に、陰暦11月の下の酉(とり)の日に行われた賀茂神社の祭り、陰暦3月の中の午(うま)の...
りんじ‐ひ【臨時費】
臨時に支出する費用。⇔経常費。
りんじひよう‐ほけんきん【臨時費用保険金】
火災保険などで、事故によって保険対象物が損害を受けたとき、それにより臨時に生じる費用を一定の範囲内で補償する保険金。
りんじ‐ほう【臨時法】
一時的な事態のために制定され、有効期間が定められていない法令。→限時法
りん‐しゃく【悋惜】
《「りんじゃく」とも》物惜しみすること。りんせき。「それがし望み申せども、御用の場所とて—あり」〈浄・百人上﨟〉
リンジャニ‐さん【リンジャニ山】
《Gunung Rinjani》インドネシア南部、小スンダ列島のロンボク島北部を占める活火山。標高3726メートル...
りんじ‐やとい【臨時雇い】
臨時にある期間だけ雇い入れること。また、その人。
りん‐じゅう【臨終】
人が死のうとするまぎわ。死にぎわ。末期(まつご)。また、死ぬこと。「—を迎える」
りんじゅう‐しょうねん【臨終正念】
臨終に際して、一心に仏を念ずること。特に阿弥陀仏を念じて極楽往生を願うこと。
りん‐じょ【林紓】
[1852〜1924]中国、清末・民国の翻訳家。福建省閩侯(びんこう)県の人。字(あざな)は琴南(きんなん)。号、...
りん‐じょう【倫常】
常に守るべき人倫の道。「風紀—の乱れたるを救わんとて」〈魯庵・破垣〉
りん‐じょう【輪状】
輪のような形。環状。
りん‐じょう【臨場】
[名](スル)その場所にのぞむこと。また特に、会場や式場などに行くこと。「式典に—する」
りん‐じょう【鱗状】
うろこのような形状。
りんじょう‐かん【臨場感】
実際その場に身を置いているかのような感じ。「—あふれる画面」
りんじ‐よさん【臨時予算】
事情に応じて臨時に組まれる予算。
りんじ‐れっしゃ【臨時列車】
季節や行事などに応じて、臨時に運行する列車。
りん‐じん【隣人】
となりに住む人。となり近所の人。また、自分のまわりにいる人。「—愛」
りんじん‐あい【隣人愛】
1 キリスト教で、他者への愛。 2 自分のまわりにいる、身近な人々への愛。