ふじの【藤野】
姓氏の一。 [補説]「藤野」姓の人物藤野可織(ふじのかおり)藤野千夜(ふじのちや)
ふじのうらば【藤裏葉】
源氏物語第33巻の巻名。光源氏39歳。夕霧と雲井の雁(かり)が結ばれ、明石の姫君(明石の中宮)の入内(じゅだい)に...
ふじの‐かおり【藤野可織】
[1980〜 ]小説家。京都の生まれ。平成18年(2006)「いやしい鳥」で文学界新人賞を受賞し作家デビュー。「爪...
ふじのき‐こふん【藤ノ木古墳】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある6世紀後半の円墳。横穴式石室の石棺の内外から、金銀製の冠・帯・沓(くつ)、大刀...
ふじ‐の‐ころも【藤の衣】
「ふじごろも」に同じ。「—の袖しほれはててぞ立ちたりける」〈保元・下〉
ふじ‐の‐たもと【藤の袂】
藤衣(ふじごろも)のたもと。喪服のたもと。また、藤衣。「くちなしの花色衣ぬぎかへて—になるぞ悲しき」〈右京大夫集〉
ふじ‐の‐ちゃじ【不時の茶事】
茶事七式の一。不意に訪ねてきた客をもてなすための、臨時の茶会。
ふじの‐ちや【藤野千夜】
[1962〜 ]小説家。福岡の生まれ。本名、高迫(こうさこ)久和。出版社勤務ののち創作生活に入る。「夏の約束」で芥...
ふじのね‐の【富士の嶺の】
[枕]富士山の燃えて火を噴く意から、「燃ゆ」にかかる。「—燃えつつとはに思へども」〈古今・雑体〉
ふじ‐の‐まきがり【富士の巻狩(り)】
鎌倉時代、富士山麓で行われた狩り。建久4年(1193)源頼朝が催した狩りは、曽我兄弟の仇討ちで有名。
ふじ‐の‐まる【藤の丸】
1 藤の花を円形に図案化した文様。 2 紋所の名。二房の花を円形に描いたもの。上がり藤と下がり藤がある。
ふじのみや【富士宮】
静岡県東部、富士山南西麓にある市。浅間(せんげん)神社の門前町で、富士山の表登山口。製紙・フィルムなどの工業が盛ん...
ふじのみや‐し【富士宮市】
⇒富士宮
ふじ‐の‐やま【富士の山】
「富士山」に同じ。「士(つはもの)どもあまた具して山へのぼりけるよりなむ、その山を—とは名づけける」〈竹取〉
ふじ‐の‐やまい【不治の病】
決して治らない病気。ふちのやまい。「—に冒される」