いいだ‐し【飯田市】
⇒飯田
いいだしっ‐ぺ【言(い)出しっ屁】
《最初に臭いと言い出した者が、おならをした当人だという意から》 1 自分の無実・潔白などを最初に言い出した者が犯人...
いいだし‐べ【言(い)出し屁】
「いいだしっぺ」に同じ。「いや、今夜は、ぼくが—だから、ぼくが払う」〈山本有三・生きとし生けるもの〉
いいだしりつ‐どうぶつえん【飯田市立動物園】
長野県飯田市にある動物園。昭和28年(1953)開園。ペンギンやワラビーなどの小動物を多数飼育している。
いいだ‐じけん【飯田事件】
明治17年(1884)、愛知・長野両県の自由民権派による政府転覆未遂事件。秩父事件に呼応して、租税軽減・徴兵令廃止...
いい‐だ・す【言(い)出す】
[動サ五(四)] 1 言い始める。口に出して言う。「赤ん坊が片言を—・した」「突拍子もないことを—・す」 2 いち...
いいだ‐せん【飯田線】
東海道本線豊橋と中央本線辰野を結ぶJR線。沿線に伊那・飯田などの都市がある。昭和18年(1943)私鉄4線を統合し...
いいだ‐たけさと【飯田武郷】
[1828〜1900]幕末・明治の国学者。信濃国高島藩士。平田篤胤(ひらたあつたね)没後その門に入り、尊王運動にも...
いいだ‐ただひこ【飯田忠彦】
[1800〜1860]江戸末期の歴史家・勤皇家。周防(すおう)の人。安政の大獄で謹慎処分。その後、桜田門外の変で取...
いいだ‐だこつ【飯田蛇笏】
[1885〜1962]俳人。山梨の生まれ。本名、武治。別号、山廬(さんろ)。早大中退。高浜虚子に俳句を学び、「ホト...
いいだ‐とくじ【飯田徳治】
[1924〜2000]プロ野球選手・監督。神奈川の生まれ。昭和22年(1947)南海(福岡ソフトバンクの前身)に入...
いいだ‐りゅうた【飯田竜太】
[1920〜2007]俳人。山梨の生まれ。蛇笏(だこつ)の四男。俳誌「雲母(うんも)」を蛇笏から継承して主宰。自然...
いい‐ちがい【言(い)違い】
まちがえて言うこと。また、その言葉。言いまちがい。
いい‐ちが・う【言(い)違う】
[動ワ五(ハ四)]「言い違える」に同じ。「言づてを—・わないようにする」 [動ハ下二]「いいちがえる」の文語形。
いい‐ちが・える【言(い)違える】
[動ア下一][文]いひちが・ふ[ハ下二]言いまちがえる。思っていることと違うことを言ったり、言葉をまちがえたりする...
いい‐ちぎ・る【言ひ契る】
[動ラ四]男女が互いに口に出して誓い合う。「後の世にも同じ蓮にとのみ、—・らせ給ひつつ」〈狭衣・四〉
いい‐ちら・す【言(い)散らす】
[動サ五(四)] 1 うわさなどをあちらこちらで言う。言い触らす。「あることないこと—・して歩く」 2 勝手なこと...
いいっ‐ぱなし【言いっ放し】
《「いいはなし」の音変化》言いたいことだけを言うこと。言うだけでそのままになっていること。言い捨て。「反対意見を—...
いい‐つか・る【言(い)付かる】
[動ラ五(四)]言い付けられる。命令される。「母から用を—・る」
いい‐つぎ【言(い)継ぎ】
1 語り伝え。言い伝え。 2 取り次ぐこと。伝言。「—の侍、…思はざる外に参りて侍ると聞こえければ」〈十訓抄・七〉...
いい‐つ・く【言ひ付く】
[動カ四] 1 言葉をかける。言い寄る。「心かけて侍りけれど—・かむ方もなくつれなきさまに見えければ」〈後撰・恋二...
いい‐つく・す【言(い)尽(く)す】
[動サ五(四)]残すところなく、すべて言ってしまう。「私の気持ちは—・した」
いい‐つくろ・う【言(い)繕う】
[動ワ五(ハ四)]失敗などを体(てい)よく言葉でごまかす。うまく言ってとりつくろう。「その場を—・う」
いい‐つ・ぐ【言(い)継ぐ】
[動ガ五(四)] 1 語り伝える。言い伝える。「万世に—・ぐ」 2 それまでの言葉に続けて言う。「一度息をついて—...
いい‐つけ【言(い)付け】
1 目下の者に対する命令や指示。「父の—で参りました」 2 告げ口。
いい‐つ・ける【言(い)付ける】
[動カ下一][文]いひつ・く[カ下二] 1 命令する。「用事を—・ける」 2 告げ口する。「先生に—・けてやる」 ...
いい‐つ・げる【言(い)告げる】
[動ガ下一][文]いひつ・ぐ[ガ下二]言葉で知らせる。告げ口する。「お銀は笑いながら笹村に—・げた」〈秋声・黴〉
いい‐つたえ【言(い)伝え】
1 昔から口づてに伝えられてきた事柄。口碑(こうひ)。伝説・ことわざなど。「古い—を守る」 2 ことづて。伝言。
いい‐つた・える【言(い)伝える】
[動ア下一][文]いひつた・ふ[ハ下二] 1 人々の口を経て話を後世に伝える。語り伝える。「古くから—・えられてき...
いい‐つづ・ける【言(い)続ける】
[動カ下一][文]いひつづ・く[カ下二] 1 切れ目なく話す。「だらだらと愚痴を—・ける」 2 繰り返して言う。「...
いい‐つの・る【言(い)募る】
[動ラ五(四)]調子に乗っていよいよ激しく言う。「興奮して声高に—・る」
いい‐つ・める【言(い)詰める】
[動マ下一][文]いひつ・む[マ下二] 1 最後のところまで言う。「言い懸けて敢(あえ)て—・めず」〈二葉亭・浮雲...
いい‐つら・ねる【言(い)連ねる】
[動ナ下一][文]いひつら・ぬ[ナ下二]言葉を並べたてて言う。「勢いにまかせて悪口を—・ねる」
いい‐つらのかわ【好い面の皮】
[連語]割に合わないことに出会ったときに、自嘲したり同情したりしていう語。とんだ恥さらし。いい迷惑。「いつも引き立...
いいづか【飯塚】
福岡県中北部の市。江戸時代は長崎街道の宿場町として栄え、明治末から筑豊炭田の中心地。現在は工業・商業が発展。平成1...
いいづか‐し【飯塚市】
⇒飯塚
いいづな‐やま【飯縄山/飯綱山】
長野県北部にある火山。標高1917メートル。頂上にある飯綱神社は修験道と関係が深い。裾野(すその)は飯縄高原。
いいで‐さん【飯豊山】
山形・新潟・福島の県境にある山。標高2105メートル。山頂近くに飯豊山神社があり、農業の神をまつる。磐梯(ばんだい...
いいで‐さんち【飯豊山地】
山形・新潟・福島の県境にある山地。主峰の飯豊山(いいでさん)は標高2105メートル、大日岳が2128メートル、三国...
いい‐とお・す【言(い)通す】
[動サ五(四)]ずっと同じことを言う。どこまでも主張する。言い張る。「自説を曲げずに—・す」
いい‐とお・る【言ひ通る】
[動ラ四]筋の通った話をする。「世のすきものにて、物よく—・れるを」〈源・帚木〉
いい‐と・く【言ひ解く】
[動カ四]事情を話して理解を求める。言い開きをする。弁解する。「今—・くともまこととせじ」〈人・梅美婦禰・三〉
いいとこ‐どり【好いとこ取り】
全体の中から、いい部分だけを取り出すこと。「日本と北欧の両方から—をした建築」「—の着メロ集」
いい‐とし【好い年】
[連語] 1 十分に分別のある年齢。多く、年齢に不相当な行為などをあざける気持ちを含んで使う。「—をしてばかなまね...
いいとよあお‐の‐ひめみこ【飯豊青皇女】
履中天皇の皇孫。市辺押磐(いちのべのおしいわ)皇子の王女。清寧天皇没後に一時、政務を執ったので飯豊天皇とも称された...
いい‐とり【好い鳥】
[連語]「好い鴨(かも)」に同じ。「彼は—がと言わぬばかりにたちまち通せんぼをして」〈中勘助・銀の匙〉
いい‐なお・す【言(い)直す】
[動サ五(四)] 1 同じことをもう一度言う。「大声ではっきりと—・す」 2 訂正してもう一度言う。言い改める。「...
いい‐なおすけ【井伊直弼】
[1815〜1860]江戸末期の大老。近江国彦根藩主。掃部頭(かもんのかみ)。勅許を得ずに日米修好通商条約に調印。...
いい‐なおたか【井伊直孝】
[1590〜1659]江戸初期の武将。直政の次子。近江国彦根藩主。大坂夏の陣に功を立て、徳川秀忠・家光・家綱3代に...
いい‐なおまさ【井伊直政】
[1561〜1602]安土桃山時代の武将。徳川家康に仕えた。長久手・小田原合戦に勇名をはせ、関ヶ原の戦いにも功を立てた。