イオマンテ
⇒イヨマンテ
イオラニ‐きゅうでん【イオラニ宮殿】
《Iolani Palace》米国ハワイ州、オアフ島南東部の都市ホノルルにある建物。市街中心部に位置し、キングスト...
イオラニ‐パレス
⇒イオラニ宮殿
いおり【庵/廬/菴】
1 草木や竹などを材料としてつくった質素な小屋。僧・隠者などが住む小さな住居や、農作業などの仮小屋。また、自分の家...
いおり‐かんばん【庵看板】
1 歌舞伎劇場前に掲げる看板。役者の名と家紋をかいた板の上部に屋根の形をつけたもの。最初は上方(かみがた)からの下...
いおり‐がた【庵形】
家の屋根の形をしたもの。紋所では両側に柱をそえる。
いおり‐さ・す【庵さす】
[動サ四]庵をつくる。庵を結ぶ。「—・す草の枕にともなひてささの露にも宿る月かな」〈山家集・下〉
いおり・す【庵す】
[動サ変]「いお(庵)る」に同じ。「玉藻(たまも)刈る処女(をとめ)を過ぎて夏草の野島が崎に—・す我は」〈万・三六〇六〉
いおり‐てん【庵点】
《庵形をしているところから》箇条書きの文書の頭、和歌・連歌・謡物や、連署する姓名などの肩につける「〽」「」などの記...
いおりのうめ【庵梅/庵の梅】
狂言。庵主の老女を女たちが訪れて短冊を渡し、老女はそれを花盛りの梅の枝に下げ、酒宴を催して舞に興じる。
いおり‐もっこう【庵木瓜】
紋所の名。庵形の中に木瓜を描いたもの。工藤祐経(くどうすけつね)の紋として有名。いおりにもっこう。
いお・る【庵る】
[動ラ四]庵をつくって住む。仮の宿をとる。「筑波峰(つくばね)に—・りて妻なしにわが寝む夜ろははやも明けぬかも」〈...
いお‐ワールド
かごしま水族館の愛称。
い‐おん【倚音】
⇒前打音(ぜんだおん)
い‐おん【異音】
1 《allophone》構造言語学の音韻論で、同一音素の変異形のうち、位置ないし条件によって変異するもの。例えば...
い‐おん【遺恩】
故人の残した恩恵。故人から受けた恵みや情け。
イオン
《ギリシャ語の移動する意から》電気を帯びた原子または原子団。正の電気を帯びたものを陽イオン、負の電気を帯びたものを...
イオン‐いんりょう【イオン飲料】
体液と同じ浸透圧になるように、カリウム・ナトリウムなどの電解質を加えた飲料水。
イオン‐えきたい【イオン液体】
およそセ氏100度以下で液体として存在する塩(えん)。水などの溶媒を含まず、イオンのみからなる液体。静電相互作用が...
イオンえきたい‐でんち【イオン液体電池】
蓄電池の一。イオン液体を電解液として用いる。従来のリチウムイオン電池の電解液では可燃性の有機溶媒が用いられたが、イ...
イオン‐エンジン
電気的なエネルギーを利用して推力を得るロケットエンジンの一。キセノンや水銀などをイオン化し、強い電場により加速して...
イオン‐おんど【イオン温度】
プラズマなどで、イオンのエネルギー分布に対応する温度。非平衡状態では電子温度と大きく異なる値をもつ。また、結晶にお...
イオン‐か【イオン化】
電気的に中性の原子や分子が、電子を失うか得るかしてイオンになること。電離。
イオン‐か【イオン価】
イオンのもつ電気量を電気素量で割った値。イオンの価数。イオンの電荷数。
イオンか‐エネルギー【イオン化エネルギー】
原子または分子から、電子を取り去るのに要するエネルギー。一般に電子ボルト(eV)の単位で表される。取り去る電子が1...
イオンか‐けいこう【イオン化傾向】
金属が水溶液中で示す、陽イオンになろうとする傾向。カリウム・カルシウム・ナトリウムなどは傾向が大で、銅・銀・金など...
イオンか‐こう【イオン化光】
波長が91.2ナノメートル以下の紫外線。水素原子を陽子と電子に分離(イオン化)する強いエネルギーをもつ。平成19年...
イオンか‐でんあつ【イオン化電圧】
⇒イオン化エネルギー
イオンか‐でんい【イオン化電位】
⇒イオン化エネルギー
イオンか‐へいこう【イオン化平衡】
⇒電離平衡
イオンか‐ポテンシャル【イオン化ポテンシャル】
原子または分子から、電子を取り去るのに要するエネルギーを電子ボルト(eV)単位で表した値。イオン化電位。イオン化電圧。
イオンか‐れつ【イオン化列】
イオン化傾向の大きさの順に元素を並べた際の序列。電気化学列。
イオン‐クロマトグラフ
水溶液中の各種のイオン成分を分析、測定する装置。試料を注入するだけで測定できる。IC。
イオン‐けっしょう【イオン結晶】
陽イオンと陰イオンとが、イオン結合によって、立体的に規則正しく並列した結晶。食塩の結晶など。
イオン‐けつごう【イオン結合】
陽イオンと陰イオンとの静電気的引力(クーロン力)による結合。異極結合。
イオン‐けんびきょう【イオン顕微鏡】
光線の代わりに高電圧で加速されたイオンビームを用いた顕微鏡。1951年に米国の物理学者E=W=ミュラーが発明した電...
イオン‐げん【イオン源】
イオンを発生する装置、部分。質量分析器や粒子加速器などで用いられる。
イオン‐こうかん【イオン交換】
電解質溶液中に置かれた物質がイオンを放出し、代わりに溶液中のイオンを取り込む現象。この作用を示す物質をイオン交換体...
イオンこうかん‐じゅし【イオン交換樹脂】
分子内に可逆的にイオン交換のできる活性基をもち、溶液中の特定のイオンを吸着・回収する合成樹脂。元素や特定物質の分離...
イオン‐こうかんすい【イオン交換水】
水道水や原水に含まれるイオンをイオン交換樹脂によって除去して精製した水。金属などの陽イオンを水素イオンに、また塩素...
イオン‐こうかんまく【イオン交換膜】
イオン交換の作用をもつ膜。イオン交換樹脂などを膜状にしたもの。海水の脱塩による淡水化や濃縮による製塩などに使用。
イオン‐こうし【イオン格子】
イオン結晶がつくる結晶格子。イオン結合によって陽イオンと陰イオンが規則正しく配列した構造をとる。
イオンしんとう‐りょうほう【イオン浸透療法】
⇒イオントフォレーシス療法
いおん‐せい【異温性】
恒温動物で、体温が部位や生理状態によって大きく異なる性質。コウモリ・リス・ハリネズミなど冬眠を行う小型哺乳類や一部...
イオンせい‐えきたい【イオン性液体】
⇒イオン液体
イオン‐せき【イオン積】
1 水溶液中の水素イオンのモル濃度と、水酸化物イオンのモル濃度との積。 2 ⇒溶解度積
イオン‐チャンネル
《「イオンチャネル」とも》細胞膜などの生体膜において、ナトリウムイオンやカリウムイオンを通し、開閉する膜蛋白質の通...
イオン‐でんどう【イオン伝導】
正または負イオンの移動による電気伝導。電解質溶液、融解塩、イオン化ガスなどで生じる。→電子伝導 →混合伝導
イオン‐でんりゅう【イオン電流】
運搬電流の一。イオンの運動によって生じる電流。電解質溶液、溶融塩のイオン、イオン化したガスなどに見られる。
イオンとうか‐たんたい【イオン透過担体】
⇒イオノフォア