い‐じょう【異状】
普通とは違う、悪い状態。「これといって—は認められない」「—を呈する」
い‐じょう【異常】
[名・形動]普通と違っていること。正常でないこと。また、そのさま。「この夏は—に暑かった」「—な執着心」「害虫の—...
い‐じょう【移乗】
[名](スル)別の船や車などに、乗り移ること。「小舟に—して岸に向かう」
い‐じょう【移譲】
[名](スル)権限や権利、財産などを他に譲り移すこと。「所有権を—する」
いじょう‐かんそう【異常乾燥】
空気が異常に乾燥すること。注意報は、実効湿度も小さく、火災の危険が大きいときに出される。
いじょうきけん‐じゅんびきん【異常危険準備金】
地震・大火・台風などによる保険金支払いの巨額化に備えて、損害保険会社が契約者から受け取った保険料から一定割合を積み...
いじょう‐きしょう【異常気象】
過去30年ほどの気候と比べて著しく違う気象現象。豪雨・長雨・干魃(かんばつ)のように人間生活に不利になるものをさす...
いじょうけい‐テスト【異常系テスト】
コンピューターシステムやソフトウエアの動作検証をする際、想定外の誤った使い方や状況に対し、どのように振る舞うかを確...
いじょうこうずいじ‐ぼうさいそうさ【異常洪水時防災操作】
大雨でダムに流入する水量が急激に増え、サーチャージ水位に近づいたときに、ダムからの放流量を流入量近くまで徐々に増や...
いじょう‐こうせん【異常光線】
光が方解石などを通過して二方向に分かれて屈折するとき、屈折の法則に従わないほうの光線。⇔常光線。
いじょう‐さんしきかく【異常三色覚】
先天色覚異常の一。色の識別に関与する3種類の網膜錐体細胞のうち、一つが正常に機能していない場合に起こる。通常の色覚...
いじょう‐し【異状死】
事故死・犯罪死・自殺や災害による死、また医療行為に関連した予期しない死など。→自然死 [補説]医師法により、異状死...
いじょう‐しんいき【異常震域】
地震の震度分布で、震央から遠く離れているのに、広い範囲にわたって震度が異常に高い地域。
いじょう‐しんりがく【異常心理学】
夢や催眠状態など、正常人における例外的心理状態や、精神異常者の心理について、その仕組みや発生機構を解明しようとする...
いじょうじき‐モーメント【異常磁気モーメント】
量子力学で導かれる粒子の磁気モーメントの値と測定値に見られるずれ。電子の場合、ボーア磁子を単位として、1の値をもつ...
いじょう‐せいかく【異常性格】
平均から大きく逸脱した性格。
いじょう‐せいよく【異常性欲】
性欲が正常でないこと。性的欲求の異常な亢進(こうしん)・低下、性対象の倒錯など。性的逸脱。→性的倒錯 →性嗜好障害
いじょうたんぱくしつ‐おうとう【異常蛋白質応答】
⇒小胞体ストレス応答
いじょう‐ち【囲繞地】
「いにょうち(囲繞地)」に同じ。
いじょう‐ち【異常値】
⇒外れ値
いじょう‐ちょういき【異常聴域】
火山噴火の爆発音などが、通常の可聴域を離れた遠方で聞こえるようになる区域。成層圏上部の大気が音波を反射して起こる現象。
いじょうてんこう‐そうきけいかいじょうほう【異常天候早期警戒情報】
天候が平年と大きく隔たる可能性について、できるだけ早い段階で、気象庁が発表する予測情報。気温・降雪量を対象に、発表...
い‐じょうふ【偉丈夫】
《「いじょうぶ」とも》からだが大きくてたくましい男。また、人格のすぐれている男。大丈夫(だいじょうふ)。
いじょう‐ぶんさん【異常分散】
ある特定の波長の前後で屈折率が急激に変化するような分散。媒質中を進む波が、共鳴による吸収を受ける波長域で生じる。⇔...
いじょう‐ぶんべん【異常分娩】
母体や胎児の状態に何らかの問題があり正常分娩とならないこと。母子の生命と安全を確保するため、分娩経過において薬剤・...
い‐じょく【居職】
自宅で仕事をする職業。また、その人。裁縫師・印判師など。座職。⇔出職(でしょく)。「—に飾の金物をこしらえ」〈一葉...
イジラク
土星の第22衛星。2000年に発見。名の由来はイヌイット神話の怪物。非球形で平均直径は約10キロ。
いじらし・い
[形][文]いぢら・し[シク]幼い子供や弱い者などの振る舞いが、何ともあわれで同情したくなる感じである。けなげでか...
いじり【弄り】
《動詞「いじる」の名詞化》 1 いじること。多く、名詞の下に付いて接尾語的に用いる。「庭—」「車—」 2 他人をも...
いじりどめ‐ねじ【弄り止め螺子】
頭の刻みが星形などで、プラスやマイナスのドライバーなど一般的な工具では回せないねじ。
いじり‐やき【弄り焼き】
餅(もち)などを、気ぜわしく何度も裏表ひっくり返しながら焼くこと。「かき餅の—」〈鶉衣・餅辞〉
いじ・る【弄る】
[動ラ五(四)] 1 指先や手で触ったりなでたりする。「ネクタイを—・る」 2 物事を少し変えたり、動かしたりする...
いじ‐わる【意地悪】
[名・形動]わざと人を困らせたり、つらく当たったりすること。また、そのさまや、そういう人。「—を言う」「—な性格」
いじ‐わる・い【意地悪い】
[形][文]いぢわる・し[ク] 1 他人に対して悪意のこもった感じである。わざと人を困らせる態度・ようすである。「...
意地(いじ)を張(は)・る
頑固に自分の考えや行動を押し通そうとする。「つまらないことに—・るな」
い‐じん【夷人】
未開人。野蛮人。また、外国人を軽視していうこともある。
い‐じん【異人】
1 異国の人。外国人。特に、西洋人をいう。 2 別の人。他の人。「同名—」 3 普通の人とはちがってすぐれた人。ま...
い‐じん【偉人】
すぐれた仕事をなしとげ、多くの人から尊敬される人。偉大な人。
いじん‐かん【異人館】
明治時代に日本に来た西洋人が住んだ洋風の住宅や商館。神戸市中央区北野町のものが有名。
いじん‐かんたい【異人歓待】
放浪する宗教者や遠来の客人を、神の化身とみなして歓待する風習。ホスピタリティー。
イジング‐もけい【イジング模型】
互いに相互作用を及ぼすスピンのような二状態を取る粒子が、格子点に配置された物理系。統計力学で扱われる物理系で、結晶...
イジング‐モデル
⇒イジング模型
イジーポジェブラドおう‐ひろば【イジーポジェブラド王広場】
《Náměstí Krále Jiřího z Poděbrad》チェコ西部の都市ヘプの旧市街の中心部にある広場。...