いちじ‐きん【一時金】
1 その時1回限り支給される金銭。 2 賞与。「年末—」
いちじ‐きんりん【一字金輪】
密教で、大日如来が最高の境地に入って説いた真言である(梵bhrūṃで、勃嚕唵(ぼろん)と音写)の一字を人格化した仏...
いちじく【無花果/映日果】
クワ科の落葉高木。高さ約4メートル。葉は手のひら状に裂けていて、互生する。初夏、卵大の花嚢(かのう)を生じ、内部に...
いちじく‐けっしょう【一軸結晶】
⇒単軸結晶
いちじくじょう‐か【無花果状果】
肉質の壼状の花序の内側に小さな果実が多数つくもの。イチジク・イヌビワなど。無花果果(いちじくか)。無花果(むかか)。
いちじくじょう‐かじょ【無花果状花序】
花軸の先端が多肉の壼状になり、内面に多数の花をつけるもの。イチジク・イヌビワにみられる。隠頭花序。
いちじくせい‐けっしょう【一軸性結晶】
⇒単軸結晶
無花果(いちじく)人参(にんじん)
数え歌の一。「いちじく、にんじん、さんしょでしいたけ…」と食用の植物の名を並べ、その中に数をこめてある。おはじきな...
いちじくへんしんねじ‐ポンプ【一軸偏心螺子ポンプ】
⇒スネークポンプ
いちじくボーイとうりうりぼうや【無花果少年と瓜売小僧】
橋本治の小説。昭和53年(1978)に第1作を刊行した青春小説「桃尻娘」シリーズのひとつ。昭和60年(1985)刊行。
いち‐じげん【一次元】
次元の数が一つであること。一つの座標で表される広がり。線。
いちじげん‐コード【一次元コード】
「バーコード」に同じ。二次元コードに対していう。
いちじげん‐バーコード【一次元バーコード】
⇒一次元コード
いちじ‐こうすい【一時硬水】
煮沸すると軟水になる硬水。→硬水
いちじ‐こうぞう【一次構造】
生体高分子の構成単位となる物質の配列。たんぱく質のアミノ酸配列、核酸の塩基配列など。→高次構造
いちじ‐ごめん【一字御免】
家臣が主君から諱(いみな)の一字を賜って、自分の名に用いること。室町・戦国時代に盛行した。一字拝領。
いちじ‐さんぎょう【一次産業】
⇒第一次産業
いちじ‐さんぴん【一次産品】
自然の中で採取・採掘され、加工されていない産出品。米・小麦・綿花・錫(すず)・原油など第一次産業の生産物。 [補説...
いちじ‐さんらい【一字三礼】
写経するとき、1字を書くごとに三度礼拝すること。平安末期から鎌倉時代にかけて行われた。「法花経—に書かせ給ひて」〈...
いちじ‐しき【一次式】
未知数の最高次数が1である式。
いちじ‐したうけ【一次下請(け)】
下請けが多重構造になっている場合に、その最も上位にある会社。建設業では、元請業者から直接仕事を請け負う業者。自動車...
いちじ‐しのぎ【一時凌ぎ】
その場だけ取りつくろって苦境を切り抜けること。一時の間に合わせ。「—に他部署に応援を頼む」
いちじ‐しょうひしゃ【一次消費者】
⇒消費者2
いちじ‐しょとく【一時所得】
懸賞の賞金、馬券・車券の払い戻し金などのように、一時的に生じる所得。
いちじ‐じしゃく【一時磁石】
電磁石など、磁場の中にある間だけ磁石となり、磁場を離れると磁気を失う磁性体。→永久磁石
いちじ‐じょう【一字状】
一字御免の旨を記した文書。一字書出(かきだし)。
いちじじょうりく‐きゃく【一時上陸客】
日本を経由して他の国や地域へ向かう途中、寄港地上陸の許可を受けて、一時的に日本に入国した外国人通過客。→通過上陸
いちじせい‐ずつう【一次性頭痛】
原因のはっきりしない頭痛。明確な疾患がなく、偏頭痛・緊張性頭痛・群発頭痛などに分類される。慢性頭痛。習慣性頭痛。→...
いちじ‐せいちょう【一次性徴】
⇒第一次性徴
いちじ‐せんい【一次遷移】
植物群落の遷移において、種子や胞子などがまったく存在しない場所に侵入・定着すること。海底火山の噴火によって形成され...
いちじ‐せんきん【一字千金】
《秦の呂不韋(りょふい)が「呂氏春秋」を著した時、それを咸陽(かんよう)の城門に置き、1字でも添削できた者には千金...
いちじ‐そうぞく【一次相続】
夫婦の一方が死亡し、生存している配偶者と子が相続人となる相続。→二次相続
いちじ‐だい【一字題】
1 和歌・連歌・俳諧などの題で、漢字1字のもの。雪・月・花などの類。 2 雑俳の一。漢字1字を前句の題として17字...
いち‐じだい【一時代】
一つの時代。ある事情によって他の時代と区別される、歴史上の一期間。「—を築く」「—を画す」
いち‐じつ【一日】
1 月の第1日。ついたち。「七月—」 2 一つの日数。いちにち。「彼は—も早く父に逢って話をしたかった」〈漱石・そ...
いち‐じつ【一実】
仏語。絶対平等の真実。真如。また、一乗法をいう。
いちじつ‐えんどん【一実円頓】
仏語。ただ一つの真実である理法は、完全で、すみやかに悟りを得させるということ。法華経の教えをたたえたもの。
いちじつ‐さんしゅう【一日三秋】
⇒いちにちさんしゅう(一日三秋)
いちじつ‐しんとう【一実神道】
「山王(さんのう)一実神道」の略。
いちじつ‐じょう【一実乗】
仏語。唯一の、真実の理を説く教え。特に、法華経の教え。一乗。
いちじつ‐せんしゅう【一日千秋】
⇒いちにちせんしゅう(一日千秋)
一日(いちじつ)の計(けい)は晨(あした)にあり
「一日(いちにち)の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり」に同じ。
一日(いちじつ)の長(ちょう)
《「論語」先進から》 1 年齢が少し上であること。 2 知識・経験・技能などが少しすぐれていること。「芸においては...
いちじ‐ていし【一時停止】
[名](スル)走行中の自動車などが標識に従って、いったんその場に止まること。
いちじ‐てき【一時的】
[形動]物事が長続きしないさま。その時かぎり。少しの間だけ。「—な現象」「—に和解する」
いちじ‐でんち【一次電池】
乾電池など、一度放電してしまうと電池内の物質が変化してしまい、再び使用できない電池。→二次電池
いちじ‐どうくつ【一次洞窟】
周囲の岩石と同時に形成される洞窟。溶岩流が冷却するときにできる溶岩洞窟など。→二次洞窟
いちじ‐に【一時に】
[副]同時に物事が集中して起こるさま。また、短時間に集中して行うさま。一度に。いちどきに。「全山が—色づいた」「た...
いちじ‐のがれ【一時逃れ】
その場だけつくろって、困難や責任を逃れようとすること。いっときのがれ。「—の言い訳」
いちじ‐の‐し【一字の師】
《鄭谷(ていこく)が、斉己(さいき)の詩の語句「数枝開く」の一字を改めて「一枝開く」としたので、斉己は庭に降りて鄭...