かじか・む【悴む】
[動マ五(四)]《古くは「かしかむ」》寒さのため手足が凍えて思うように動かなくなる。かじける。「手が—・んで箸(は...
かし‐かり【貸し借り】
[名](スル)貸すことと借りること。貸してあることと借りていること。貸借(たいしゃく)。「これで—なしだ」「参考書...
貸(か)し借(か)りは他人(たにん)
親子兄弟でも、金銭の貸し借りでは他人同様の冷たい仲となりがちであること。
か‐しかん【下士官】
軍人の階級の一。士官と兵との間に位置する下級幹部。旧日本陸軍では曹長・軍曹・伍長(ごちょう)、旧日本海軍では上等兵...
かし‐かん【貸(し)館】
⇒たいかん(貸館)
かし‐かんばん【貸(し)看板】
1 江戸時代、武家で中間(ちゅうげん)に貸与して着せた家紋付きの法被(はっぴ)などの衣服。 2 取引所で免許をもつ...
かし‐カード【歌詞カード】
主にレコードのジャケットやコンパクトディスクのケースに挿入される、楽曲の歌詞や奏者のクレジットなどを記した紙・冊子。
かし‐がた【菓子型】
落雁(らくがん)などの干菓子を作るときに、材料の粉を打ち込む木型。模様が彫ってある。また、洋菓子を焼くのに用いる金...
かし‐がね【貸(し)金】
「かしきん」に同じ。
かしがまし・い【囂しい】
[形][文]かしがま・し[シク]《中世までは「かしかまし」》 1 人声や物音がうるさく感じられる。やかましい。騒々...
かし‐き【菓子器】
菓子を盛る器。蓋物(ふたもの)と鉢・皿などがある。菓子入れ。
かしき【炊き/爨き】
《「かしぎ」とも》 1 飯をたくこと。また、その人・場所。「気の早い家は三時前から—の煙をあげた」〈三島・潮騒〉 ...
か‐しき【花式】
花を構成する要素の種類・数・配置などを、記号と数字で表したもの。例えばスミレは、萼(がく)(K)5枚・花びら(C)...
か‐しき【喝食】
⇒かっしき(喝食)
カシキスモ
中央権力と結んだ地方ボスによる政治支配。
かしき‐ず【花式図】
花を構成する要素の種類・数・配置などを、上から投影して描いた模式図。花図式。
かしき‐どの【炊き殿】
1 寝殿造りの中の、飯をたく所。炊(かし)き屋。 2 神社で、神に供える食事を調理する所。みかしきどの。炊(かし)き屋。
かしき‐め【炊き女】
神に供える食事を調理する女。
かしき‐や【炊き屋】
「炊(かし)き殿」に同じ。
かし‐きり【貸(し)切り】
貸し切ること。また、貸し切ったもの。「—バス」⇔借り切り。
かしきり‐ぼうちょう【菓子切り包丁】
菓子を切るための包丁。飴切り・カステラ切りなどがあるが、多く羊羹(ようかん)など練り菓子を切るものをさしていう。
かし‐き・る【貸(し)切る】
[動ラ五(四)] 1 乗り物や施設・場所などを、ある一定の期間、その人・団体の専用として貸すこと。「バスを一日—・...
かし‐きん【貸(し)金】
1 貸した金銭。また、貸すために用意した金銭。 2 「貸し金業」「貸し金業者」の略。
かしきん‐ぎょう【貸(し)金業】
事業者や消費者に融資を行う専門業。ふつう、銀行や証券会社などの大手金融業は含めず、小規模の事業者または個人消費者を...
かしきんぎょう‐きせいほう【貸(し)金業規制法】
⇒貸金業法
かしきん‐ぎょうしゃ【貸(し)金業者】
貸し金業を営む業者。国または都道府県への登録が必要となる。
かしきんぎょう‐ほう【貸(し)金業法】
貸金業規制法(貸金業の規制等に関する法律)の新名称。平成19年(2007)の改正の折に名称を変更。昭和58年(19...
かし‐きんこ【貸(し)金庫】
銀行などで、大金庫の中に設けた保護箱を顧客に有料で使用させるもの。
かし‐ぎわ【河岸際】
川の岸に近いあたり。
かしく【恐/可祝/畏】
《「かしこ」の音変化》女性の手紙の末尾に用いるあいさつの語。かしこ。
かし・ぐ【炊ぐ/爨ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「かしく」》米や麦などを煮たり蒸したりして飯を作る。飯をたく。「真に粟を—・ぐの暇さえない...
かし‐くだされ【貸(し)下され】
貸したものが返されないままになっていること。また、借りたものを返さずにもらっておくこと。「—になる」
かし・ぐ【傾ぐ】
[動ガ五(四)]向きがかたむく。斜めになる。「舟が—・ぐ」 [動ガ下二]「かしげる」の文語形。
かし‐ぐら【河岸蔵/河岸倉】
河岸に建っている倉庫。「色の湊(みなと)に情けの—」〈人・梅児誉美・三〉
かじ・ける【悴ける】
[動カ下一][文]かじ・く[カ下二]《古くは「かしく」》 1 手足が凍えて自由に動かなくなる。かじかむ。「寒さで手...
かし・げる【傾げる】
[動ガ下一][文]かし・ぐ[ガ下二]かたむける。斜めにする。「首を—・げる」「手にしたコップを少し—・げて」〈藤村...
かしこ【畏/恐/賢】
《形容詞「かしこい」の語幹から》 1 女性が手紙の終わりに添えるあいさつの語。かしく。男性の用いる「恐惶(きょうこ...
かし‐こ【彼処】
[代]遠称の指示代名詞。 1 話し手・聞き手の両方から離れた場所をさす。あそこ。「どこも—も満員だ」「笑声嬉々とし...
かしこ・い【賢い/畏い/恐い】
[形][文]かしこ・し[ク] 1 (賢い)頭の働きが鋭く、知能にすぐれている。利口だ。賢明だ。「—・くて聞き分けの...
かし‐こう【可視光】
「可視光線」に同じ。
かし‐こうせん【可視光線】
人間が肉眼で感じることのできる光線。波長が380〜770ナノメートル程度で、太陽光線や電気の光などがこれに含まれ、...
かしこ‐がお【賢顔】
利口ぶった顔。得意そうな顔つき。「上になり下になり、ころびあふところに、—に上下寄って」〈平家・五〉
畏(かしこ)き辺(あた)り
恐れ多い場所。宮中・皇室などを婉曲にいう。
かしこく‐も【畏くも】
[副]申すも恐れ多いことに。おそれおおくも。もったいなくも。「—御見舞いを賜る」
かし‐こし【貸(し)越し】
1 一定の限度以上に貸すこと。⇔借り越し。 2 「当座貸越」の略。⇔借り越し。
かしこし‐げん【貸越限】
当座預金残高を超えて振り出された小切手に対して、銀行が支払うことを約した当座貸越の限度額のこと。
かしこ‐じま【賢島】
三重県、志摩半島の南部の英虞(あご)湾にある島。奥志摩観光の拠点。
かし‐こ・す【貸(し)越す】
[動サ五(四)]一定の限度以上に貸す。「預金残高以上を—・す」
かし‐こそで【貸し小袖】
七夕の日、女子が裁縫の上達を祈って小袖などを織女星にささげ飾る行事。また、その小袖。星の貸し物。《季 秋》
かしこ‐だて【賢立て】
利口ぶること。賢そうにふるまうこと。「万に—をして、…皆迄いふなと」〈浮・色三味線・六〉