か‐ろ【火炉】
1 火を入れて暖を取るもの。火鉢・こたつ・いろりなど。「銀燭の華光燦爛(さんらん)たる一室に、—を擁(よう)して端...
か‐ろ【蝸廬】
蝸牛(かたつむり)の殻のように小さい家。また、自分の家をへりくだっていう語。
かろ・い【軽い】
[形][文]かろ・し[ク]「かるい」に同じ。「馴染みの家をぐるぐる回って歩いているうちには、背中の荷が段々—・くな...
か‐ろう【家老】
1 中世、大名の家臣のうちの最重職。家中を総括する職。また、その者。年寄(としより)。家老職。 2 江戸時代、藩主...
か‐ろう【過労】
身心を損ねるほど働きすぎて疲れがたまること。「—から病気になる」
かろ・う
[動ハ四]背負う。かるう。「雇人(やとひど)に—・はれ小宿さなへ往(い)んだがの」〈浄・博多小女郎〉
かろう‐うんてん【過労運転】
過度に疲労した状態、眠気の強い状態などで自動車を運転をすること。 [補説]道路交通法では「過労、病気、薬物の影響そ...
かろう‐かい【哥老会】
中国、清(しん)代の秘密結社。18世紀前半に四川省から起こり、湖南・湖北省を中心に揚子江流域に広がり、反清復明(は...
かろう‐し【過労死】
長時間労働・不規則な勤務・頻繁な出張など業務に起因する極度の過労やストレス、長期間にわたる疲労の蓄積などにより、脳...
かろうしとうぼうしたいさくすいしん‐ほう【過労死等防止対策推進法】
過労死等の防止に向けた対策の推進を国の責務とし、必要な調査研究・啓発・相談体制の整備・民間団体への支援などを行うこ...
かろうし‐にんていきじゅん【過労死認定基準】
労働死亡災害を過労死として労災認定する際の基準。厚生労働省の「脳・心臓 疾患の認定基準」に基づいて認定される。過労...
かろうし‐ぼうしほう【過労死防止法】
「過労死等防止対策推進法」の略称。
かろうし‐ライン【過労死ライン】
過労死や過労自殺のリスクが高まるとされる時間外労働時間の目安。1か月の時間外労働時間数が100時間を超える場合、ま...
かろう‐じさつ【過労自殺】
勤労者が長時間労働や仕事上の過度のストレスから心身の不調を来たし、自殺すること。→過労死
かろう‐じて【辛うじて】
[副]《「からくして」の音変化》やっとのことで。どうにか。「—終電に間に合う」「年金だけで—生計を立てている」
かろうず【唐櫃】
「からひつ(唐櫃)」の音変化。「包、袋、—などもて来騒ぐ」〈栄花・初花〉
かろうと【屍櫃】
《「からひつ」の音変化。「かろうど」とも》 1 「からひつ(屍櫃)」に同じ。「石の—の蓋のふっとするほど謡ひ入れて...
かろうと【唐櫃】
《「かろうず」の音変化。「かろうど」とも》「からびつ」に同じ。「内侍所の御—をもって、海へ入らんとし給ひけるが」〈...
かろ‐がろ【軽軽】
[副]「かるがる」に同じ。「綿入(わたいれ)一枚の出で立ちさえ—とした快い感じを添える」〈漱石・趣味の遺伝〉
かろがろ‐し・い【軽軽しい】
[形][文]かろがろ・し[シク] 1 「かるがるしい1」に同じ。「彼は…—・く立ちあがろうとはしなかった」〈山本有...
かろきねたみ
岡本かの子の処女歌集。大正元年(1912)、青鞜社より刊行。木版、手刷りで制作された。
かろ‐きょう【下路橋】
通路が主構造の下側にある形式の橋。つり橋など。→上路橋(じょうろきょう)
か‐ろく【加禄】
禄高を増加すること。加増。
か‐ろく【家禄】
1 主君がその家臣である武士に与えた俸禄。家について支給され、江戸時代には世襲化していた。高禄の者は領地を、普通の...
かろく【嘉禄】
鎌倉前期、後堀河天皇の時の年号。1225年4月20日〜1227年12月10日。
カロコホノコハウ‐こくりつれきしこうえん【カロコホノコハウ国立歴史公園】
《Kaloko-Honokohau National Historical Park》米国ハワイ州、ハワイ島西部に...
かろ‐こん【瓜呂根】
キカラスウリなどの根。漢方で解熱などに薬用。また、でんぷんを天花粉(てんかふん)として用いる。栝楼根(かろうこん)。
カロザース
[1896〜1937]米国の化学者。高分子の重合を研究し、1931年に合成ゴムのネオプレン、1937年にナイロンを発明。
かろし・む【軽しむ】
[動マ下二]「かろしめる」の文語形。
かろし・める【軽しめる】
[動マ下一][文]かろし・む[マ下二]軽くみる。あなどる。見下げる。「こうこう、強勢おれを—・めるの」〈魯文・西洋...
カロス‐とう【カロス島】
《Ilhéu Caroço》アフリカ西岸、ギニア湾東部のサントメプリンシペ領の火山島。プリンシペ島の南東に位置し、...
カロチノイド
⇒カロテノイド
カロチャ
ハンガリー中南部の町。ドナウ川東岸に位置する。かつては川沿いだったが、現在は川筋が変わり約6キロメートル離れている...
カロチン
⇒カロテン
カロッサ
[1878〜1956]ドイツの詩人・小説家・医師。内省的でヒューマンな自伝的作品が多い。小説「ドクトル=ビュルガー...
カロテノイド
カロテンに類似の一群の色素。動植物界に広く分布し、黄・赤色ないし紫色を呈する。植物ではニンジンの根やトマトの実など...
カロテン
ニンジンの根などに含まれる黄色または赤色の色素。代表的なカロテノイド。トウガラシ・カボチャや緑茶・バターなどにも多...
カロデン
⇒カローデン
かろ‐とうせん【夏炉冬扇】
《「論衡」逢遇の「なほ夏を以て炉を進め、冬を以て扇を奏するが如(ごと)し」から》時期外れで役に立たない物事のたとえ...
カロニー‐しつげん【カロニー湿原】
《Caroni Swamp》西インド諸島南東部、トリニダードトバゴの湿原。トリニダード島西部、首都ポートオブスペイ...
カロノロス
トルコ南部の都市アランヤの旧称。
かろ‐はずみ【軽はずみ】
[名・形動]「かるはずみ」に同じ。
かろ・ぶ【軽ぶ】
[動バ上二] 1 軽そうである。かるがるとしている。「—・び涼しげなる御中に」〈枕・三五〉 2 軽率である。軽はず...
かろ‐み【軽み】
「かるみ」に同じ。
カロム
ビリヤードに似た卓上ゲーム。四隅に穴のあいた盤に丸い駒をならべ、持ち玉を指先ではじいて駒に当て、穴に落とす。すべて...
かろ・む【軽む】
[動マ四]軽くなる。「この罪の—・むばかりのわざをせさせ給へ」〈源・若菜下〉 [動マ下二] 1 軽くする。「我にそ...
カロメル
塩化水銀(Ⅰ)。甘汞(かんこう)。
カロメル‐でんきょく【カロメル電極】
ガラス容器の底に水銀を入れ、その上に糊(のり)状の塩化水銀(Ⅰ)を置き、これを塩化カリウム水溶液と接触させた電極。...
かろ‐やか【軽やか】
[形動][文][ナリ]いかにも軽そうなさま。軽快なさま。かろらか。かるやか。「—な身のこなし」 [派生]かろやかさ[名]
かろやかなこぶねにてのがれでよ【軽やかな小舟にて逃れ出よ】
《原題、(ドイツ)Entflieht auf leichten Kähnen》ウェーベルンのドイツ語による無伴奏の...