かわ‐ねずみ【川鼠/河鼠】
トガリネズミ科の哺乳類。ジネズミに近縁。体長11センチ、尾長10センチくらい。山地の渓流にすみ、指の間に水かきの役...
かわ‐ねば【川粘/河粘】
川底からとれる粘りけのある土。荒壁の壁土に用いる。
かわのうえのなつのよる【川の上の夏の夜】
《原題、Summer Night on the River》⇒川辺の夏の夜
かわのえ【川之江】
愛媛県東端にあった市。燧灘(ひうちなだ)に面し、古来、交通の要地であった。平成16年(2004)伊予三島市、新宮(...
かわのえ‐し【川之江市】
⇒川之江
かわ‐の‐かみ【河の神/河伯】
河川をつかさどる神。河伯(かはく)。
川(かわ)の字(じ)に◦寝(ね)る
夫婦が子を中にして「川」の字の形に並んで寝る。
かわのほとり【川のほとり】
古泉千樫による歌集。大正14年(1925)刊。生前唯一の自撰歌集。
かわ‐のぼり【川上り】
川をさかのぼること。「—になづみて」〈土佐〉
かわ‐のり【川海苔】
カワノリ科の緑藻。山間の渓流の岩上に生え、緑色の葉状体で、柔らかい。干しのりにする。《季 秋》
かわ‐はぎ【皮剝】
1 フグ目カワハギ科の海水魚。全長約25センチ。体は菱形で著しく側扁する。背びれと腹びれにとげをもち、口は小さく、...
かわ‐はじかみ【川薑】
1 ゴシュユの古名。〈和名抄〉 2 サンショウの別名。
かわ‐はば【川幅/河幅】
川の両岸の間の距離。 [補説]国土交通省では、堤防から対岸の堤防までの間を河川区域(川幅全体)としている。これによ...
かわ‐はゆ・し
[形ク]《「かおは(顔映)ゆし」の音変化》恥ずかしさに顔が赤くなる思いである。「極めて—・くおぼえて」〈今昔・一九・九〉
かわはら‐けいが【川原慶賀】
[1786〜?]江戸後期の洋風画家。長崎の人。通称、登与助。長崎出島の出入り絵師となり、シーボルトの依頼で動植物や...
かわ‐ばおり【革羽織】
1 鹿の揉(も)み革で作った羽織。近世は、多く燻(ふす)べ革で仕立てて防火用とし、鳶頭(とびがしら)や職人の棟梁(...
かわ‐ばかま【革袴】
染め革や燻(ふす)べ革などで作った袴。
かわ‐ばた【川端】
川のほとり。かわべり。
かわばた【川端】
姓氏の一。 [補説]「川端」姓の人物川端玉章(かわばたぎょくしょう)川端道喜(かわばたどうき)川端茅舎(かわばたぼ...
かわばた‐ぎょくしょう【川端玉章】
[1842〜1913]日本画家。京都の生まれ。名は滝之助。円山派の中島来章(なかじまらいしょう)に師事。のち、洋画...
かわばた‐どおり【川端通り】
京都市街地東部を走る道路の呼び名。高野川・鴨川の東岸に沿って南北に伸びる。全長約7.2キロ。
かわばた‐どうき【川端道喜】
[?〜1592]戦国・安土桃山時代の京都の商人。本名は中村五郎左衛門。餅・粽(ちまき)を製造販売、京餅座の権利を取...
かわばた‐ぼうしゃ【川端茅舎】
[1897〜1941]俳人。東京の生まれ。本名、信一。竜子(りゅうし)の異母弟。高浜虚子に師事。「ホトトギス」同人...
かわばた‐やすなり【川端康成】
[1899〜1972]小説家。大阪の生まれ。「新思潮」に発表した「招魂祭一景」で認められ、横光利一らとともに「文芸...
かわばたやすなり‐ぶんがくしょう【川端康成文学賞】
川端康成を記念して昭和49年(1974)に創設された文学賞。本人のノーベル文学賞賞金を基金とし、川端康成記念会が主...
かわばた‐りゅうし【川端竜子】
[1885〜1966]日本画家。和歌山の生まれ。本名、昇太郎。初め洋画を学び、渡米後に日本画に転向。壮大豪放な表現...
かわ‐ばち【革鉢】
革で作った、兜(かぶと)の鉢。
かわ‐ばり【革針/皮針】
皮革を縫うための針。
かわ‐ばり【革張り/皮張り】
表面を革で張ってあること。また、そのもの。「—のソファー」
かわ‐ひがし【川東】
京都の祇園・石垣町一帯の称。鴨川の東にあることからいう。→川西(かわにし)
かわひがし‐へきごとう【河東碧梧桐】
[1873〜1937]俳人・書家。愛媛の生まれ。名は秉五郎(へいごろう)。正岡子規に師事。新傾向俳句を唱えた。荻原...
かわ‐ひばりがい【川雲雀貝】
イガイ科の二枚貝。やや丸みを帯びた三角形で殻長約3センチ。東アジアから東南アジアの淡水に生息し、岩などに足糸(そく...
かわ‐ひも【革紐/皮紐】
皮革で作ったひも。
かわ‐ひらこ
蝶(ちょう)の古名。〈新撰字鏡〉
かわ‐びたり【川浸り】
陰暦12月1日に行う水神祭。川の水に尻を浸し、また、餅(もち)をついて水神に供え、水難よけと豊漁を祈る。川浸りの朔...
かわびたり‐もち【川浸り餅】
川浸りの日につく餅。川渡り餅。乙子(おとご)餅。かびたれもち。《季 冬》
かわ‐びょうし【革表紙】
革を使った表紙。
かわ‐びらき【川開き】
1 川涼みの開始を祝って行われる行事。江戸時代、隅田川では、陰暦5月28日から3か月間が夕涼みの期間とされ、その初...
かわ‐ぶとん【革布団】
革で作った座布団。多く夏用。《季 夏》「—青き畳に浮みけり/虚子」
かわ‐ぶえ【皮笛】
《唇の皮で吹く笛の意という》口笛。「大臣(おとど)は—を遊ばす」〈宇津保・国譲中〉
かわ‐ぶくろ【革袋/革嚢/皮袋】
皮革で作った袋、または財布。
かわ‐ぶしん【川普請】
河川の改修工事。《季 冬》
かわ‐ぶち【川縁】
川のほとり。川べり。川ばた。かわっぷち。
かわ‐ぶね【川船/川舟】
川や湖などで用いる喫水が浅く細長い船。
かわぶね‐あらためやく【川船改役】
江戸幕府の職名。勘定奉行に属し、江戸・関東の川船および江戸の川に乗り入れる海船の極印改めや年貢の徴収などに当たった。
かわぶね‐ぶぎょう【川船奉行】
江戸幕府の職名。川船行政に当たった職で、享保5年(1720)廃止、のち川船改役に引き継がれた。
かわ‐べ【川辺】
《古くは「かわへ」とも》川のほとり。川べり。川ばた。
かわ‐へん【革偏】
漢字の偏の一。「靴」「鞍」などの「革」の称。
かわべのなつのよる【川辺の夏の夜】
《原題、Summer Night on the River》ディーリアスの管弦楽曲「小管弦楽のための二つの小品」の...
かわ‐べり【川縁】
川のへり。川のふち。川ばた。川べ。