かわり【変(わ)り】
1 物事の状態が移り変わること。変化。「病状に—はない」 2 普段と違った状態。異状。変事。「お—ありませんか」 ...
かわり‐あ・う【代(わ)り合う】
[動ワ五(ハ四)]互いに代わる。交替する。「—・って休む」
かわり‐うら【変(わ)り裏】
和服の裏地の裾回しの部分だけを異なる色の布で仕立てたもの。
かわり‐え【替(わ)り絵/変(わ)り絵】
紙にかいた絵が、折り方や畳み方によっていろいろに変わるようにしたおもちゃ。
かわり‐かぶと【変(わ)り兜】
戦国時代から江戸初期にかけて流行した、奇抜な意匠を凝らした兜。鉢や前立物を、動植物や法具などに似せて造る。 [補説...
かわり‐がわり【代(わ)り代(わ)り】
[副]「代わる代わる」に同じ。「二匹が—飛び出して」〈三重吉・小鳥の巣〉
かわり‐きょうげん【替(わ)り狂言】
歌舞伎・文楽で、興行期間中に、前のものと替えて上演する別の狂言。
かわり‐ごい【変(わ)り鯉】
野生のコイを改良して作った観賞用の品種。体色を緋・白・まだらにしたものなど。
かわり‐ごと【変(わ)り事】
通常とは違う事柄。変事(へんじ)。
かわり‐ごはん【変(わ)り御飯】
いろいろな材料をまぜて炊いた飯。五目飯・豆飯など。かわりめし。
かわり‐だね【変(わ)り種】
1 普通のものとは違った種類のもの。変種(へんしゅ)。「朝顔の—」 2 性質や経歴などに普通の人とは違った点のある...
かわり‐ぬり【変(わ)り塗(り)】
漆塗りで、各種の技法や材料を応用した変化に富むもの。主に刀剣の鞘(さや)の装飾として発達したので鞘塗りともいう。
かわり‐は・てる【変(わ)り果てる】
[動タ下一][文]かはりは・つ[タ下二]以前とすっかり変わった、ひどい状態になる。「—・てた姿」
かわり‐ばえ【代(わ)り映え】
[名](スル)(多く、下に打消しの語を伴って用いる)交替または変化することによって前よりよくなること。「—のない業...
かわり‐ばな【代(わ)り端】
入れかわってすぐに。「投手の—にホームランを打つ」
かわり‐ばん【代(わ)り番】
1 代わり合ってすること。かわりばんこ。「祖母の顔と人形とを暫く—に眺めていてから」〈横光・御身〉 2 交代する順...
かわりばん‐こ【代(わ)り番こ】
「代わり番1」の話し言葉。「—に荷物を持つ」
かわり‐びな【変(わ)り雛】
伝統的なものとは違った材料を用いたり、変わった形に作ったりした雛人形。その年の干支(えと)にちなんだもの、世相を風...
かわり‐びょうぶ【替(わ)り屏風】
絵をはった小さな板を屏風のようにつなぎ合わせ、開き方によって異なる絵の出るようにしたおもちゃ。隠れ屏風。
かわり‐ふ【変(わ)り斑】
矢羽の普通のものとは異なる斑点(はんてん)。また、葉や花に現れた、普通にはない斑点。
かわり‐み【変(わ)り身】
1 相撲などで、とっさに右や左に体をかわすこと。 2 情勢や事情の変化に合わせて、自分に有利なように言動を切りかえ...
かわり‐め【代(わ)り目】
次のものと交替して新しく始まる時。「任期の—」→変わり目
かわり‐め【変(わ)り目】
1 物事の状態や季節が移り変わる時。また、その境目のところ。「季節の—」「潮流の—」 2 違っているところ。相違。...
かわり‐もの【変(わ)り者】
性質や言動などが、一般の人と違っている人。変人。奇人。
かわり‐やく【代(わ)り役】
その役を代わりに務めること。また、その人。代役(だいやく)。
かわり‐よう【変(わ)り様】
変化のぐあい。変わり方。「人心の—を嘆く」
かわ・る【代(わ)る/替(わ)る/換(わ)る】
[動ラ五(四)]《「変わる」と同語源》 1 今までそこにあった人やもののあとに、他のものが入る。入れかわる。交替す...
かわ・る【変(わ)る】
[動ラ五(四)]《「代わる」と同語源》 1 物事の形やようすなどが今までと違った状態になる。 ㋐ある状態から他の状...
かわる‐がわる【代(わ)る代(わ)る】
[副]順番に代わり合って。交代に。「車を—(に)運転する」
かわ◦れる【買われる】
[連語]《動詞「か(買)う」の未然形+受身の助動詞「れる」》能力・人物などを認められる。「外交手腕を—◦れる」
かわ‐ろう【河郎/河伯】
河童(かっぱ)の異称。
かわ‐ろん【川論】
江戸時代、川の利用、特に灌漑(かんがい)用水の取り入れをめぐっての争い。
かわ‐わたし【川渡し】
昔、橋や渡し舟のない川で、旅人を背負ったり台に乗せたりして渡したこと。また、それを仕事とする人。
皮(かわ)を引(ひ)けば身(み)が付(つ)く
両者の関係がきわめて密接で、一方の事態が直接他方に影響することのたとえ。皮を引けば身が上がる。
華(か)を去(さ)り実(じつ)に就(つ)く
見かけをはでに飾ることをやめて、質実な態度をとる。
かん【甲】
⇒こう
かん【干】
[音]カン(呉)(漢) [訓]ほす ひる たて [学習漢字]6年 1 水がひく。水をひかす。ほす。「干魚・干拓・干...
かん【刊】
[音]カン(呉)(漢) [学習漢字]5年 1 書物を出版する。「刊行・刊本/休刊・近刊・月刊・公刊・新刊・創刊・廃...
かん【甘】
[常用漢字] [音]カン(呉)(漢) [訓]あまい あまえる あまやかす うまい あまんずる 〈カン〉 1 味があ...
かん【奸】
[音]カン(漢) 1 (「姦」と通用)正道を犯す。邪悪である。よこしま。「奸計・奸臣・奸知・奸物/佞奸(ねいかん)...
かん【汗】
[常用漢字] [音]カン(漢) [訓]あせ 〈カン〉 1 あせ。あせをかく。「汗顔・汗牛充棟/発汗・流汗・冷汗」 ...
かん【缶〔罐〕】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) 1 金属製の容器。「缶詰/空き缶・製缶」 2 「缶詰」の略。「牛缶...
かん【完】
[音]カン(クヮン)(漢) [学習漢字]4年 1 欠けた所がない。「完全・完備・完膚・完璧(かんぺき)・完本」 2...
かん【旱】
[音]カン(呉)(漢) [訓]ひでり 雨が降らずからからに乾くこと。ひでり。「旱害・旱魃(かんばつ)/水旱・大旱」...
かん【肝】
[常用漢字] [音]カン(呉)(漢) [訓]きも 〈カン〉 1 五臓の一。きも。「肝臓・肝油・肝硬変」 2 精神の...
かん【侃】
[人名用漢字] [音]カン(呉)(漢) 性格が強く、心正しいさま。剛直なさま。「侃侃諤諤(かんかんがくがく)」 [...
かん【函】
[人名用漢字] [音]カン(漢) [訓]はこ 1 はこ。「潜函・投函・私書函」 2 「函館(はこだて)」の略。「青...
かん【官】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]つかさ [学習漢字]4年 1 公の機関。政府。「官選・官庁・官立/半官半民...
かん【冠】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]かんむり かぶる 1 頭にかぶるもの。かんむり。「冠位/衣冠...
かん【姦】
[音]カン(漢) [訓]よこしま かしましい 1 不倫をする。女性をおかす。「姦淫・姦通・姦夫・姦婦/強姦・相姦・...