くうちゅう‐かいろう【空中回廊】
1 航空機が妨害を受けずに、目的地に出入りできるように設定した限定空路。 2 隣り合う建物同士を結ぶ、2階以上の高...
くうちゅう‐かっそう【空中滑走】
[名](スル)「滑空(かっくう)」に同じ。
くうちゅう‐きどう【空中機動】
航空機、特にヘリコプターによって、地上部隊を移動させること。
くうちゅう‐きゅうゆ【空中給油】
飛行中の航空機に他の航空機から送油管で燃料を補給すること。
くうちゅう‐ぎょらい【空中魚雷】
雷撃機から水中に投下して敵の艦船を攻撃する魚雷。航空魚雷。空雷。
くうちゅうけいかい‐かんせいき【空中警戒管制機】
⇒エーワックス(AWACS)
くうちゅう‐けん【空中権】
土地の上の空間について、上下の範囲を定めて設定した地上権。空間権。
くうちゅう‐ケーブル【空中ケーブル】
⇒ロープウエー
くうちゅう‐さくどう【空中索道】
⇒ロープウエー
くうちゅう‐ささつ【空中査察】
軍縮などの事項が守られているかどうかを人工衛星・航空機などにより空中から調査すること。
くうちゅう‐しゃしん【空中写真】
⇒航空写真
くうちゅう‐スライダー【空中スライダー】
空中に傾斜をつけて張ったワイヤーに、滑車のついた器具をぶら下げた遊具。器具につかまって低いほうへ滑り降りる。ロープ...
くうちゅう‐せん【空中戦】
1 航空機どうしによる空中での戦闘。空戦。 2 選挙戦術の一。知名度を生かし、街頭で名前を連呼して浮動層の支持を獲...
くうちゅう‐せん【空中線】
⇒アンテナ1
くうちゅうせん‐でんりょく【空中線電力】
通信システムにおける、アンテナから発せられる電波の強さ。無線局または無線通信システムは、電波法で定められた電力内で...
くうちゅう‐そうきけいかいき【空中早期警戒機】
侵入する敵機を早期に発見するため、大型レーダーを搭載して警戒・監視に当たる航空機。
くうちゅうちっそ‐こていほう【空中窒素固定法】
空気中の窒素を原料として、アンモニアや石灰窒素などの窒素化合物を合成する方法。ハーバーボッシュ法が代表的。
くうちゅうていえん【空中庭園】
角田光代の連作短編小説。平成14年(2002)「別冊文芸春秋」誌で連載された5作品に、書き下ろし1作品を加えて同年...
くうちゅう‐ていえん【空中庭園】
「屋上庭園」に同じ。 [補説]書名別項。→空中庭園
くうちゅう‐てんもんだい【空中天文台】
望遠鏡を搭載し、成層圏を飛行して天体観測をする航空機。大気の影響が小さい条件で観測が可能。1970年代から1990...
くうちゅう‐ディスプレー【空中ディスプレー】
空中のなにもないところに特殊な反射鏡で光を結像させ、映像を表示する装置。見るための専用の道具を必要とせず、また、デ...
くうちゅう‐でんき【空中電気】
大気の電荷や大気中を流れる電流などによって起こる電気現象の総称。雷電・オーロラなど。気象電気。
くうちゅう‐とし【空中都市】
1 伝説や物語などに登場する、空中に浮かんだ都市。「ガリバー旅行記」の飛行島ラピュタなど。 2 高山や断崖・岩山の...
くうちゅうのぐみ【空中の茱萸】
荒川洋治の詩集。平成11年(1999)刊行。第51回読売文学賞受賞。
くうちゅうはっしゃ‐じゅんこうミサイル【空中発射巡航ミサイル】
⇒エー‐エル‐シー‐エム(ALCM)
くうちゅう‐ばくげき【空中爆撃】
航空機から爆弾を投下して攻撃すること。空爆。
くうちゅうぶらんこ【空中ブランコ】
奥田英朗の短編小説。風変わりな精神科医、伊良部一郎を主人公とするシリーズの一つ。平成16年(2004)刊行。同年、...
くうちゅう‐ぶらんこ【空中鞦韆】
サーカスなどで行われる曲芸の一。高い天井から長いひもでつるしたぶらんこを使うもの。 [補説]書名別項。→空中ブランコ
くうちゅう‐ぶんかい【空中分解】
[名](スル) 1 飛行中の航空機がばらばらに分解すること。 2 組織・計画などが、中途で分裂したりつぶれたりする...
くうちゅう‐やき【空中焼】
本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)の孫、空中斎光甫(くうちゅうさいこうほ)が作製した陶器。楽焼きのほかに、信楽(しがら...
くうちゅう‐ゆそう【空中輸送】
⇒航空輸送
くうちゅう‐よう【空中葉】
⇒水上葉
くうちゅう‐ろうかく【空中楼閣】
《「桃花扇」入道から》 1 空中に楼閣を築くような、根拠のない架空の物事。 2 蜃気楼(しんきろう)。
くう‐ちょう【空腸】
小腸のうち、十二指腸と回腸との間の部分。
くう‐ちょう【空調】
「空気調節」「空気調和」の略。→エアコンディショニング
くうちょう‐こくさく【空頂黒幘】
黒絹製の天冠(てんかん)の一種で、天皇・皇太子の元服のとき、加冠の前に着けるかぶりもの。菱文(ひしもん)の刺繍(し...
くうちょう‐どうぶつ【腔腸動物】
⇒こうちょうどうぶつ(腔腸動物)
くう‐づ・く【功付く】
[動カ四]年功を積む。熟達する。「老いかれにたれど、いと—・きて頼もしう聞こゆ」〈源・総角〉
くう‐てい【空挺】
《空中挺進の意》地上部隊が、航空機によって敵地に侵攻すること。
くうてい‐さくせん【空挺作戦】
地上部隊やその補給品を航空機によって輸送し、敵地に侵攻する作戦。
くうてい‐ぶたい【空挺部隊】
空挺によって敵地に侵攻する特殊部隊。落下傘部隊・グライダー部隊など。
くう‐てがた【空手形】
「からてがた1」に同じ。
くう‐てん【空転】
[名](スル) 1 車輪などがむだに回転すること。からまわり。 2 何の成果もないまま、物事がむだに進行すること。...
くう‐でん【空電】
雷などの放電によって発生する雑音電波。通信電波の受信などの妨害となる。
くうとう‐びょう【空頭病】
カイコの軟化病で、頭の近くの胸部が半透明に白くはれて死んでしまうもの。あたますき。
くう‐とりひき【空取引】
⇒からとりひき(空取引)
くう‐どう【空洞】
1 ほらあな。洞穴。また、内部がうつろになっていること。また、その部分。「幹が—になった老木」 2 形式だけで内容...
くう‐どう【空道】
空手家の東孝(あずまたかし)が昭和56年(1981)に創始した武道。空手の突き・蹴りを基本に、投げ技・寝技・絞め技...
くうどう‐か【空洞化】
[名](スル) 1 中央部が空虚になること。周辺部を残して中心部が欠落すること。「地価上昇による都市の—」「脳組織...
くうどう‐か【空洞果】
果実に生じる生理的障害。天候不順などによって、果肉が肥大化せず、空隙が生じることを指す。