くわな‐ぼん【桑名盆】
三重県桑名市で作られる丸盆。黒漆塗りの地に色粉蒔絵(いろこまきえ)または朱漆で蕪菁(かぶら)の絵が描かれたもの。
くわ‐の‐はし【桑の箸】
桑の木で作った箸。俗に、中風を治したり防いだりするとされた。
くわのみ【桑の実】
鈴木三重吉の小説。幼くして父を亡くした女性の不運な人生を叙情的に描く。大正2年(1913)国民新聞に連載、大正3年...
くわのみ‐でら【桑実寺】
滋賀県近江八幡市にある天台宗の寺。山号は繖山(きぬがさざん)。開創は7世紀後半、藤原鎌足の子、僧定恵と伝える。「桑...
くわ‐の‐ゆみ【桑の弓】
「桑弓(くわゆみ)」に同じ。
くわ‐はじめ【鍬初め】
農家で、正月11日あるいは他の吉日に、恵方(えほう)にあたる近くの畑で鍬を入れ、米や餅(もち)を供えてその年の豊作...
くわ‐ばたけ【桑畑/桑畠】
桑を植えた畑。《季 春》「長良川少し遡(のぼ)れば—/杞陽」
くわ‐ばら【桑原】
1 桑を植えた広い畑。桑田。 2 (「くわばら、くわばら」の形で、感動詞的に) ㋐落雷を防ぐために唱えるまじない。...
くわばら【桑原】
姓氏の一。 [補説]「桑原」姓の人物桑原隲蔵(くわばらじつぞう)桑原武夫(くわばらたけお)
くわばら‐じつぞう【桑原隲蔵】
[1871〜1931]東洋史学者。福井の生まれ。京大教授。日本における東洋史学を確立。特に東西交渉史、西域の研究に...
くわばら‐たけお【桑原武夫】
[1904〜1988]仏文学者・評論家。福井の生まれ。隲蔵(じつぞう)の子。西欧的知性や近代的精神に基づいた評論が...
くわ‐びら【鍬平】
1 鍬の柄を除いた鉄の部分。 2 足のくるぶしから先の部分。「お草臥(くたばり)であるべいに、お—出しめされい」〈...
くわびら‐あし【鍬平足】
《鍬の先の鉄の部分に似ているところから》扁平で大きな足のこと。くわびら。
くわ‐まゆ【桑繭】
クワゴの別名。また、その繭。
エンクルマ
[1909〜1972]ガーナの政治家。独立運動を指導し、1957年、ガーナ独立時に初代首相、のち大統領に就任。社会...
クワメエンクルマ‐びょう【クワメエンクルマ廟】
《Kwame Nkrumah Mausoleum》ガーナの首都アクラにある霊廟。ガーナの独立運動の指導者で初代大統...
くわ‐もどき【桑擬】
オオブタクサの別名。
くわ‐や
[感]《感動詞「くは」+感動の終助詞「や」から》 1 驚いたときなどに発する語。あらまあ。「明星は—ここなりや」〈...
くわ‐やき【鍬焼(き)】
鴨肉などをたれにつけて鉄板で焼くこと。昔、野良仕事の合間に、捕った野鳥を鍬の上で焼いて食べたことによるという。
くわやま【桑山】
江戸時代、大坂天王寺町珊瑚寺(さんごじ)相伝の、子供の万病に効くとされた薬。豊臣の家臣桑山修理大夫(しゅりだいぶ)...
くわやま‐ぎょくしゅう【桑山玉洲】
[1746〜1799]江戸中期の文人画家。紀伊の人。初め沈南蘋(しんなんぴん)の写生画を独学、のち池大雅に南画を学...
くわ・ゆ【加ゆ】
[動ヤ下二]《「くわ(加)う」が中世以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「くわゆる」となる例が多い》「加える」に...
くわ‐ゆみ【桑弓】
桑の木で作った弓。昔、男児出産のとき、この弓に蓬(よもぎ)の茎ではいだ矢をつがえて四方に射て将来の立身出世を祝った...
く‐わり【区割(り)】
[名](スル)ある区域をいくつかに分けること。区分。くわけ。「—された分譲地」
くわり‐しん【区割(り)審】
「衆議院議員選挙区画定審議会」の通称。
クワルク
カード。凝乳。また、ドイツの熟成させないフレッシュチーズ。→カード(curd)
くわ◦れる【食われる】
[連語]《動詞「く(食)う」の未然形+受身の助動詞「れる」》勢力負けする。圧倒される。「主役が脇役に—◦れる」「新...
くわわ・る【加わる】
[動ラ五(四)] 1 あるものに、さらに他のものが添えられてその数・量・程度が増す。「会員が新しく—・る」「要素が...
鍬(くわ)を抜(ぬ)か・す
1 気抜けがする。茫然(ぼうぜん)とする。「広々たる千里が竹に迷ひ入る。和藤内ほうど—・し」〈浄・国性爺〉 2 足...
クワンザ
アンゴラの通貨単位。1クワンザは100センティモ。
クワンジュ【光州】
大韓民国南西部にある広域市。全羅南道の道都。1929年に反日民族解放運動の光州学生運動、1980年に光州事件が起こ...
クオンタム
1 分量。量。数量。 2 量子。
クオンツ
数理分析専門家。個人的な勘や経験だけでなく、計量的分析によって経営分析を行う人。
クオンティティー
分量。数量。額。
クワント
[1930〜2023]英国の服飾デザイナー。1960年代初頭にミニスカートを発表、世界的大ブームを巻き起こした。
クアン‐ユー
⇒リークアンユー
クアーティー
《「クワーティー」とも》コンピューターや英文タイプライターのキー配列の一。19世紀に考案されたもの。上から2段目、...
クアーティー‐はいれつ【QWERTY配列】
⇒クアーティー(QWERTY)